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身体動作とkazetakenobujutsuのブログ
武の動きが癒しとなり道を拓く

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さて本日は身体動作の探究稽古。

稽古の中で何を感じ、何を知るかがポイント。

出来たいという欲よりも、今の自分の状態を客観的に受け入れることが技への道。

そんな話の中稽古を進めた。

先ず、神棚の前での礼。これも実は感覚が大切である。

神棚の前の中心に座り、自分の座位の中心と神棚の中心が重なるまで、静かに座す。
ただ真ん中に座ればよいのではなく、座って自分の中心軸が丹田に定まった時に、礼法を始める。これも文章では伝わりにくいが実際は明確な感覚が在る。

そうして呼吸発声、先日も書いたが呼吸や声というのはその日の調子のバロメーターである。
私の本日の発声の体感としては、「あ」の音が出にくかった。頭蓋縫合が固まって動かない感じ。

続いて摺り足、摺り足は足の拇指球移動が注目点だが、それだけではなく、移動時の太腿内側の内転筋を意識するポイントが在る、それを意識するだけで足親指は反り、拇指球に感覚が行き、正中線を感じられる。
摺り足は他に、指の組方や手の位置、下丹田から中丹田、腰骨に指を沿わす置き方などでそれぞれの身体の働く部位が変化する動きもある。

そうしていつもの合掌筋力調律法を行う。これは相手の最少筋力に働きかけ追い越さず、相手の芯の力を引き出す調律法、を行った。

剣術構えでは、丹田と振り上げの手の操作で丹田が抜けないように注意することを稽古した。
簡単にここまでが基礎稽古。ここで身体のコアを作り、それぞれの身体感覚を磨く稽古に入るのだ。
音楽家なら、それが音楽に生きるような身体捌きに、治療家なら、その姿勢や触れ感覚に、武術なら、その動作時に上がらぬ精神力と観察力に、。
本日は治療家さんだったので、姿勢や触れ、骨格皮膚へのアプローチの仕方などを研究稽古した。

最近治療でもさまざまな気づきが在り、その話なども聞きながら稽古の流れに乗せて言った。
それは治療ポイントで胸椎11.12の調整が重要なのではという気づきをおっしゃっていた。

私も以前他の治療家の方、がやはり胸椎11〜12の調整をまずやってから、身体全体の治療に入る、というのを聞いたことが在る。それをお伝えして、納得されていた。

たしかにその下の腰椎との境目であるし、この11.12番で上半身を支えているのだから、この動きが悪くなれば上体と下半身の動きも悪くなる。
稽古でも八相の構えなどは、ここの動きが要。

稽古ではちょうどこの個所をよく意識をする。挙上する動きが多いのでそのときに11〜12が硬いと重心も上がってしまう。

さまざまなポイントが在るのだ。稽古も調律も同じ身体を扱っていく、共通する部分も多い。

次に丹田調律の触れと仙骨調律の触れを行う。

ポイントは相手への触れはもちろんだが、こちら側のつまり術者側の姿勢呼吸間合が最も重要。追い越さず、相手の変化を静かに触れながら観察するだけ、それにより動きを感じても、心は静かにしていることが重要。動かすことが目的ではなく、その変化によりこちらが動揺しないことの稽古。アクセス個所の声を聴く気持ちで行う。

本日気づいたことは、その触れの調律の止めどころ。
どうなったら「触れを離すのか。」

私が体感したことを素直に書く。

触れられて、相手の重心も静かになっていると、こちらの身体の門も開き、同じ呼吸になり静かに動きが出てくる、これは血流の動きかもしれないし筋肉の微振動かもしれない、またはもっと深い所、その精査は次回にするが、その動きが大きく全体に膨らみ深い呼吸を一つした後静かに筋肉が締まってきて落ち着いた。

そう、ゆるむことはいいことだが、弛んだところが止めどきではなく、そのあと筋肉が締まってくる、これが変化したよ、というサイン。ここが止めどころ。

調律後は、重心が腹に落ち上体が楽になり、頭蓋縫合も自由になり呼吸も楽に、声も出ていた。

本日はこういう稽古であった。

有難うございました。

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