守山さくら内科クリニック

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パーキンソン病

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新薬ラッシュ

またまた5月30日にパーキンソン病薬の新薬発売。
まだまだ治すという治療には届きませんが
でも治療の選択肢が増えるという意味では喜ばしいことです。
今使い始めていますが、これから1か月程度でその効果や副作用が
少しは見えてきそうです。
やはりたとえ十分な臨床試験があっても
実際に患者様に使ってみてからの使用印象が大事で・・・・
まあそれほど悪さしそうではありません。

つくづく日々の診療で感じるのは
どんな疾患にもそれぞれの大変さがあること。
その疾患になってみないとその疾患の苦しさなんて
本当の意味でわかることはないであろうこと。
時に神を恨みたくなることもあるけれど
でもそれをしてみても病気はなくならないということ。
病気と笑って付き合えれば・・・それは私のささやかな願いです。
でも笑えないことのほうが多いかも。
患者さまとただただ無言でだまりこんでしまうこともあるとき
本当に無力だと感じます。
そこにただだまっていることしかできない自分という人間の
無力さに気づき、改めて驚きます。

今日は子供の「遊びクラブ」のお迎えに
京都に朝の診療後、向かいました。
今日は美々卯でうどんすきをいただきました。
結構なボリュームでおなかいっぱいでしたが
でもおいしかったなー。
上品なおだしのうどんすきをもみじおろしやしょうがといただく。
悪くなかったです。
やっぱり日本料理万歳ですね。

草津で市民公開講座を

来週、草津でパーキンソン病についてお話させていただくことになりました。
タイトルは「パーキンソン病なんて怖くない」です。
決して楽観できる病気ではないですが、新薬の開発とともに
これから光のある治療法、付き合い方についてお話したいと思っています。
医者になり、宇多野病院というところで研修させていただいたころから
パーキンソン病について深く知りたい、何とか患者様を治療したいと思いました。
それが20年たった今でも私の柱となっています。
中々非力な私ですが
これからも治療に、、そして福祉面からのアプローチも含めて
何かお役に立てないかと思っています。
頑張ります。

ここ最近パーキンソン病の方の治療薬が
続々と発売されることになって、これは本当によいことですね。
期待がある中での闘病はまた違ってきます。
もちろん、全てを解決してくれる万能薬の発売ではないのですが
患者様の選択肢は増えますし
使いようによってはQOLを高める事にもなり得ます。
まずは使ってみないとわかりませんが
アゴニストの持続的刺激薬ということで
ミラペックスやレキップCRと似た位置づけの
また今までとやや違う薬効をもつドパミンアゴニストの貼付剤となります。
ドパミンの受容体にもいろいろありましてここをどんな風に
どんな強さで刺激すれば生体に最も近いのか・・・
こればっかりはほんとむずかしくわかりません。
でもこれだけいろいろなアゴニストが発売され、さらに
貼付剤となってくると吸収が一定するという長所をもつわけです。
患者様にはアナウンスして、使用したほうがQOLが高くなる人には使って行きたいと思っています。
もちろんいいことばかりではありません。
貼付剤はかぶれます。またずっと一定にドパミンを刺激するというのも実際どうなんでしょう。
本当に一度投薬してみて、その感触で使い方を決めて行きたい者です。
こればっかりはガイドラインに沿ってできないものと常々思っております。
ガイドラインはあくまでもものすごい参考程度であり
実際生身の人間にはあてはまるものではないことを念頭に起きながら
臨床家は接するべきだと思っています。

自己注射薬、、その後

自己注射薬のアポカインを導入した方、6名以上。
とってもよく効いている人が2人、まあまあが2人、???でもうったほうがましかも・・が2人。
まずまずの治療薬かもしれません。
ただ、その使い方はオーダーメイドであまり添付文書のように量を増やしていくのは反対です。
少なめで粘る、、という感じで続けています。
山中先生がパーキンソン病の治療にiPS細胞をとおっしゃったことに一縷の期待を持っておられる方々には
今の所、、、当面はそれは無理ということははっきりお伝えして
でも違った治療法で少しでも今の状態を維持していくことに期待を持っていきましょう。とお伝えしています。

パーキンソン病の治療の選択肢は広がりました。
今年は夏ごろにアポカインが、そしてもう少ししたら新しいアゴニストの貼り薬がでます。
アポカインの印象ですが、、、それほど効くーということは今のところありません。
ただ、何かの時のためのお守り的なものとしては、効果がある人には意味のあるいい薬かと思います。
とにかく薬の種類が多く、今はテレビでもどんどん宣伝をするので、薬を服用しないと乗り遅れてると思ってしまう患者様も増えておられます。
でもシンプルイズベストです。
もちろん症状に応じて薬の種類は増やさざるを得ませんが
状態がよいのに、ただただ増やすだけの治療には「no」が時には必要です。
状態がよいというと元気溌剌か・・というとそうではありません。
人間生きていたら、健康時でもいろんな日があります。
ましてパーキンソン病はしんどいです。
でもそのしんどさに対して、「非運動症状」という名目で
薬を増やすことは私は否定的です。
もちろんがまんばかりはつらいです。
でも、本当にこのパーキンソン薬は必要か?という思いで
増やすときは慎重にしていったほうがいいと思っています。
私は大体の処方をするとその量がほどよいところまでいくと
あまり処方を変えません。ねばっていただくと又良くなってこられたりすることもあります。
今のところはながーく付き合わなければならない病気ですが
病気を憎まず、嫌わず、ちょっと手のかかる友達のような感じで
今は付き合っていただければいいなーと思っています。
しんどいですが、また楽になる時期もあります。リハビリを頑張ってしてください。
これはやればやるほど効果があります。
薬をどんどん増やすよりよっぽどよい効果を期待できます。
よりよい薬が開発されるのを待ちましょう。

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