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トルファンからウルムチまで、高速道路で車で移動しました。
それは、天山山脈を越えていく、という事です。
あの、シルクロードの背景に、燦然とそびえ立つ、天の山。
中学生のとき、地理の授業で丸暗記した、あの山脈を実際に見て、超えて行けるとは思いませんでした。
しかし、微妙に自分の思っていた山脈と、実際に見た山々は違っていました。
まるで壁のようにそそり立つ、天の山たち、ではなく、アルプスのような、独立した峰の山々。
そして、中国人のガイドさんが、あの真ん中の峰が天山山脈の最高峰です、と教えてくれました。
確かに、雪を冠して、堂々と威容をたたえています。
でも、なにか違う、そんな気がする。
そこにウルムチ行きの列車が並走してくれました。
高速道路なので、止まってはもらえず、走りながらの撮影。
未熟な撮影ですが、実際はもっと、感動的だったんです。
帰国して調べてみると、やはり天山山脈の最高峰はポターベ山、7439m、中国とキルギスの国境にありました。
では、あの山々はというと、天山山脈の西の端にある小さい山脈の中の最高峰でした。
おそらく、ガイドの説明を聞き間違えたか、ガイドが間違っていたか。
そんな小さな、思い違いも後になってみると味になってしまうのが、不思議。
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