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積読書片付け週間です。 三島由紀夫「天人五衰」 豊饒の海シリーズ最終巻。 ラストにはぽかーんとしつつ納得したり。 最初は主観と客観の逆転か?と考えたりしました。自我が空だから。色即是空、空即是色。 次に考えたのは……何考えてたっけ、今記憶から飛んだ orz 思い出したら書きます。 なんか実存主義と照らし合わせて考えたら面白いかな、と。忘れた。 でも最終巻は小説としてはやっぱり弱いんじゃないでしょうか。思想としては面白くても。暁の寺は何だか凄まじい。 花村萬月「ゲルマニウムの夜」 途中まで読んだまま放置してました。これもあっさり読めました。前読んだときはそのエネルギーに圧倒された覚えがあるけれど、三島由紀夫の豊饒の海シリーズの最終巻を読んだ直後だったせいか、何だか物足りなく感じました。王国記シリーズとして続きが出てるのでちょっと気になるかな。結構好きな作家です。 でもさっき公式ページを発見して、小説を書き始めた人へのアドバイスを読んで何とも言えない気分になりました。 「夜がきたと書いてはいけない」 くどくど言う方が嫌いだ。でもこれはアプローチの違いかしら。 今はあまりそう思ってないけど、一時期、物事を文章で描写するのに本質を捉えた「的確な一言」があるんじゃないかと思っていました。……なんか混乱してきたので書くのやめよう。 灰谷健次郎「兎の眼」 思ったよりすんなり読めました。でもこれも無理だ。私の両親ともに教師なので、創作物としての教師ものにすごく厳しくなってしまいます。 でもそういう中では、灰谷さん自身が教師であるだけあって好感が持てる内容でした。 それほど美化されてるわけでもなく、コミカライズされてるわけでもない。 高村薫「マークスの山(上)」 図書館で借りたので積読書じゃないけど。魅力が分からない作家の一人。「李歐」は読んだけど「こういうのを社会派小説って言うのかしら」で終わってしまった。キャラクターが苦手。「マークスの山」は抗うつ剤に関する記述で躓いてしまった。なんかいろいろありえない気がする。私がそういう薬を知らないだけ? でも先入観を持つとダメですね……。ミステリとして後半の展開に期待! 藤原伊織「てのひらの闇」
イオリン二冊目。この人は逆にキャラクターがものすごーく魅力的ですね!! でも今回はそんなに。広告業界の描写はさすが業界人とも思ったけど、電通の人だと知らなければ社長が持ち出した企画には失笑してたかも。ミステリとしてはアリなのかね。それにしてもヤクザと警察官書くのうまいよね。ヤクザとか警察官とか全然知らないから魅力的に見えるのかな…… |
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