すろーらいふ日記

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戦場でワルツを

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こちらでの上映がなく、レンタル待ちしていた作品。

でもいつも利用していたレンタル屋にも置いてなくて、

ちょっと離れたレンタル屋でやっと見つけた作品。

戦場でワルツを


解説
元兵士のアリ・フォルマン監督が、自身の経験を基に製作した自伝的なドキュメンタリー・
アニメーション。
1982年にレバノンで起こったパレスチナ難民大虐殺についての友人たちの証言から、戦争がもたらす
心の闇を暴き出し、カンヌ国際映画祭やアカデミー賞などで国際的にも賞賛された。
フォルマン監督独特の斬新な手法やビジュアルも必見。
兵士の心理状態が時にシュールに、時にミステリアスに描かれながらも、現代の戦争への風刺の効いた
問題作だ。

あらすじ
2006年冬、友人のボアズがアリに対して、毎夜みる悪夢に悩まされていると打ち明けた。
ボアズは、それがレバノン侵攻の後遺症だという。
しかし、アリの記憶からは、レバノンでの出来事が抜け落ちていた。
記憶から失われた過去を取り戻すために、アリは世界中に散らばる戦友たちに会いにいく。

まず、映画全体がアニメーションであるが、戦場の描写が生々しいのはなぜだろうか?

監督自身の経験が基になっているんだろうね。

ボアズが26匹の犬に追われるシーンからこの映画は始まる。なぜ26匹か?

それは自分が戦場で人間を撃つのは下手なんで、上司から番犬の犬を撃ち殺せという命令が

下ったからだった。彼はアリに「26匹それぞれをどうやって撃ち殺し、どんな死に顔だったかも

克明に覚えている」と語る。なぜ20年間も忘れていた過去を今になって思い出すのか?

忘れてしまおう、けっして思い出すまいと思った戦争の記憶。

罪の意識の重圧に負けてしまったからであろう。

戦場のカメラマンがそうらしい。ファインダー越しに撮るときは映画の一コマを撮っているかの

ような錯覚におそわれるが、ふと仕事を離れ、戦場での死骸を目にしたり、触ったりしたときに

恐怖に襲われるらしい。

映画の中で仲間の機関銃を取り上げ、まるでワルツを踊るかのように撃ちまくる兵士のシーン、

異常な光景だよね。

戦争でいっしょだった友人を訪ね歩きながら、これまで抜け落ちていた記憶を一つ一つたどるアリが

最後に思い出したものは・・・・

戦争でいつも犠牲になるのは弱い者、女、子どもと言われるが、この映画でも同じである。

私たちは戦争を忘れることはできるが、戦争は私たちを忘れることはできないという

メッセージも印象に残った。目を背けたくなるシーンもあるが、反戦映画として是非観てほしい

映画である。

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