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イギリスの首都と言えば、勿論ロンドンですね。そんなロンドンですが、市内には他の国の首都と同じで地下鉄からバス、地上鉄道等様々な交通があり、毎日多くのロンドン市民、観光客の足として活躍しています。今回は、そんなロンドン市内の交通についてお送りします。
地下鉄(Tube)
ロンドン地下鉄と言えば世界で初めて開業した地下鉄で、初めての路線は、19世紀の1863年まで遡ります。その後、路線網は伸び、現在では11路線(2007年までもう1路線あったが、現在は後述のロンドンオーバーグランドに変わる形で廃線となった)存在し、ロンドン市民の足としてよく使われています。それでは、各路線について紹介します。まずは、シールド工法で作られ、形がかまぼこ型の路線から紹介します。
セントラルライン
こちらは、ロンドン中心部を通り、ロンドン北東方面等への路線網を持ち、ロンドン地下鉄でも一番の距離を誇るセントラルライン(英語表記:Cental line)です。オリンピックパークのあるストラトフォードも経由します。ちなみに管理人のホストのお家がこの路線の沿線であり、学校もこの路線の沿線であったので、一番ロンドンでお世話になった路線ですね。その分、余り撮ったことがないんですよね。
ベーカールーライン
こちらは、ロンドン中心部を通り、ロンドン南東部、北東部への路線網を持つ線です。北東部のハーロウ&ウィルドストーン(英語表記:Harrow & Wealdstone)〜クイーンズパーク(英語表記:Queen's Park)間はロンドンオーバーグランドと線路を共有しています。こちらは、オーバーグランドとの併用区間を中心に何回か乗りました。
ジュビリーライン
こちらは、ロンドン中心部を通り、ロンドン北西部への路線網を持つ線です。こちらの路線は、ストラトフォードから出ている路線でありますが、意外と余り乗ったことがないんですよね。
ノーザンライン
こちらは、ロンドン中心部を通り、ロンドンの南北を貫く路線で、ロンドンでも一番混雑する路線です。多くの支線があり、カムデン・タウン(英語表記:Camden Town)、ケニントン(英語表記:Kennington)の2駅を境に北部、南部エリアそれぞれの方面別に支線が分かれています。この路線は、北部にある博物館、あとは旧国鉄路線とセントラルラインとの接続等で何回か乗りました。
ピカデリーライン
こちらは、ロンドン中心部を通り、ロンドン北東部、西部への路線網を持つ線です。こちらの路線は、日本からの便が発着するヒースロー空港への地下鉄としての唯一のアクセスであり、ドア横には荷物置きスペースもあります。この路線に関しては、学校の最寄り駅がこの路線の駅であった事、ヒースロー空港へ行った際等何気に使う機会が多い路線でした。
ヴィクトリアライン
こちらは、他の路線とは違い、ロンドン市内でほぼ完結し、全長も21キロ程しか無い路線です。ロンドンの地下鉄の中でも最も新しい路線で、1968年に開業しました。この路線は、ヴィクトリア駅に行く際、バッキンガム宮殿に行く際等意外と使う事の多かった路線です。
ウォータールー&シティーライン
こちらは、ロンドン市内のウォータールー(英語表記:Waterloo)とバンク(英語表記:Bank)との2駅を結ぶ路線で、ロンドン地下鉄でも非常に距離が短い路線です。主に両駅の通勤客輸送の為であることから、平日の夜遅くや休日の運行はない日本で言う和田岬線や名鉄築港線みたいな路線です。2駅しかない路線であるので、車両基地はウォータールー駅先にあり、駅からは車庫を見ることが出来ます。車両は、セントラルラインと同じ92 Stockを使っています。
以上がロンドン地下鉄のシールド工法で作られた路線となります。続いて開削工法で作られた路線について紹介します。
サークルライン
こちらは、その名前の通り、ロンドン市内を一周する路線です。しかし、日本の山手線、環状線、名城線のような完全な円ではなく、6字型で運行されている路線です。ちなみにこの路線は世界で初めて開業した地下鉄路線の一部を含む路線でもあります。この路線は、何度か乗った路線ですね。
ディストリクトライン
こちらは、ロンドン中心部を通り、東西に貫く路線です。ノーザンラインは最も混雑する路線ですが、こちらは最も利用客のある路線です。一部区間ではサークルライン、ピカデリーラインと線路を併用しています。この路線も結構乗りましたね。
ハマースミス&シティーライン
こちらは、ロンドン中心部を通り、少しディストリクトラインに比べて大回りする形で路線が敷かれている路線です。エッジウェア・ロード(英語表記:Edgware Road)〜バーキング(英語表記:Barking)間は、ディストリクトラインと乗り入れを行っています。尚、この路線は、新型車両のS stock(Sストック)だけでの運行で、旧型のD stock(Dストック)は運行されません。
メトロポリタンライン
こちらは、ロンドンの中心部よりやや北より?に位置する金融街アルドゲイト(英語表記:Aldgate)からロンドン北西部への路線網を持つ線です。一部区間では珍しいかもしれませんが、ロンドン地下鉄でも急行運転を行っており、ジュビリーラインとの併用区間を中心に通過します。こちらもハマースミス&シティーラインと同じで、新型車両のS stock(Sストック)だけでの運行で、旧型のD stock(Dストック)は運行されません。
以上が地下鉄の紹介となります。次はバスの紹介です。
ロンドンバス
ロンドンバスと言えば、皆さんもご存じの2階建てが主流で、ロンドン市内なら80〜90%の確立で乗れます。ただ、日本と同じような普通のタイプもあるので、100%とは言えない所があります。(例としてはヒースロー空港内) 路線はロンドン中心部内、郊外内、中心部から郊外へ向かう等多くの路線が運行されています。実際にホストの家がロンドン郊外でしたが、電車を使わずに中心部からバスのみで帰ったこともあります。そんなこのロンドンバスと日本のバス(特に東京)との違う点は、やはり24時間運行しているかどうかでしょう。ロンドンの場合、24時間運行される便があり、中心部から郊外へ行くバスにも深夜から早朝にかけての便があるほどです。それに対し、日本では終電後に少しある程度で、24時間フルタイムでの運行ではありません。(まぁ、東京のバスで24時間運行が検討されたそうですが・・・) 日本でも24時間運行を正式に導入してもいいとは思うのですが、やはり人件費、ガソリン代等色々な問題が掛るので、難しい点はあるのでしょうね。ちなみにロンドンバスは、前乗り後ろ降り(後ろが混雑していたら、前からの下車でもいい)で、運賃は乗車前に運転手さんに渡すタイプです。ただ、ロンドン市内は後述するオイスターカードと言う日本で言うSuica,PITAPAみたいなICカードでの利用が主流なので、現金の支払いは運転手さんによっては拒否する人もいるので、注意してください。
こちらは、ルートマスターと言うタイプで、ロンドンバスでも最も有名なタイプで、ロンドンのお土産にも存在するバスです。ロンドンバスと言えばこのタイプを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。2005年に取り敢えずは引退しましたが、現在もルート9とルート15の2ルートの一部区間で、また貸切用として現役です。このタイプは、後ろ乗り、後ろ降りなので、ワンマン運転ではなく、車掌さんが乗っています。運賃精算はその車掌さんが行います。
ロンドンバスは、鉄道が何かしらの工事等で運休になった場合、このように代行輸送で活躍する場合もあります。日本では高速バスみたいなタイプが代行輸送に使われる場合が多いのですが、イギリスでは路線バスが普通に借り出されます。(まぁ、日本も場合によっては路線バスが使われますが・・・) ちなみにこの日はジュビリーラインとメトロポリタンラインが工事運休となったので、代行輸送バスで目的の場所へ向かいました。
DLR(ドックランズ・ライト・レイルウェイ)
続いてお送りするのは、DLRと言う日本でいう事の新交通システム的な鉄道です。ロンドン中心部のバンクやタワーブリッジが近いタワーゲートウェイからロンドン東部の主要都市とを結ぶ鉄道で、ロンドンにある空港の一つロンドンシティ空港へのアクセス鉄道であります。また、ユーロスターは通過となりますが、Class395ジャベリンは停車するストラトフォード国際駅に乗り入れる唯一の鉄道となります。
車両は大きく分けて2タイプあり、上のタイプは徐々にこの新型のタイプに置き換えられています。
ロンドンオーバーグランド
以前に紹介しましたが、こちらはロンドンオーバーグラウンドと言う鉄道でロンドン中に路線網を持ち、ほぼ円状に路線網が広がっている鉄道です。車両は、非電化区間以外、このClass378が運行されています。
こちらも以前に紹介したロンドンオーバーグラウンドの非電化区間で運用されているClass172です。
ロンドン市内にはロンドントランスポートミュージアム(英語表記:London Transport Museum)と言う博物館があります。中には・・・
歴代のバスの実物です。現在も活躍を続けているルートマスターも展示されています。
車内に入ると、なんとCGで走っている姿が再現されており、乗客の姿もリアルです。そして、ここにはなんと言っても・・・
皆さんも是非ロンドンへ行かれたら、行ってみてください。
オイスターカードについて
最後にオイスターカードについて紹介します。オイスターカードとは何ぞやと思う方が多いと思いますが、牡蠣のカードではありません。このカードはロンドン市内の交通で使う事の出来るICカードです。通常の運賃で乗るよりも安く、ある一定金額を超えると乗り放題になります。個人的にはTravelcardがお勧めです。有効期限には7日、1ヵ月、1年間とあり、ゾーン内であれば地下鉄、バス、DLR、ロンドンオーバーグランドと言ったロンドン市内交通の他にロンドン市内で、ゾーン内限定ですが、National railも乗り放題です。ただ、ジャベリンが運行するSoutheast high speed等一部では使えない路線もあるので、注意してください。また、ゾーン外に乗り越す場合は、あらかじめチャージが必要になりますので、注意してください。チャージし忘れて乗り越した場合、次に電車に乗る時に改札は開かなくなり、その駅の券売機でチャージが必要になります。(バスの市内区間とDLRは乗り放題) こちらは現地の駅の他、オイスターカードを取り扱っているコンビニ等でも購入が出来ます。
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