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潜水服はモスラの夢を見る
モスラ大好き人間が映画の感想語るブログです
yahooブログが閉鎖してしまうそうなので引っ越しました。スパイダーバースの感想はそっちに書いています。同じタイトルでブログを開設しましたので宜しくお願い致します↓

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翔んで埼玉

制作国:日本(2019年)
上映時間:109分
監督:武内英樹
脚本:徳永友一
撮影:谷川創平
出演:二階堂ふみGACKT

あらすじ
かつて東京都民からひどい迫害を受けた埼玉県民は、身を潜めてひっそりと暮らしていた。東京都知事の息子で、東京のトップ高校である白鵬堂学院の生徒会長を務める壇ノ浦百美(二階堂ふみ)は、ある日、アメリカ帰りで容姿端麗な謎の転校生・麻実麗(GACKT)と出会う。百美は麻実に淡い恋心を抱き、互いに惹かれあっていく。しかし、麻実が埼玉県出身であったという衝撃の事実を百美が知ってしまい、2人は東京と埼玉の県境で引き裂かれることとなってしまうが……。

評価:★☆☆☆☆

感想(ネタバレなし)
予告編と主題歌のはなわの歌の方が、本編より断然勢いがあったというのが正直な感想です。もっとギャグをどんどん詰め込んでくるのを期待していたのですが、割とテンポが悪いし、あんまりおもしろいギャグも無く…という感じで、この手の映画に求めていた要素があんまりなく、ちょっと食い足らない印象でした。
*以下ネタバレです。















ネタバレ
百美は麗を追って共に埼玉に向かう決意をするが、春日部にたどり着いた二人はそこで東京都知事(中尾彬)が不正に隠し持っている金塊の存在を知る。百美は東京に戻って不正の証拠を探し、麗は埼玉に攻め込んでくる千葉開放戦線との戦に赴く。しかし、千葉と埼玉の戦いは東京都によって仕組まれたものだとわかり、千葉と埼玉は和解し共に東京に攻め込む。時を同じくして百美は都知事の不正を暴くことに成功する…という都市伝説を熊谷市に住む一家がラジオで聞いていた。

感想(ネタバレあり)
ギャグでおもしろかったのは踏み絵ならぬ踏み草加せんべいのくだりぐらいで後はそんなに面白くなかったです。

最後の方で出てくるファミリーマートの1号店が埼玉にあったとか、そういう豆知識ネタもおもしろかったのでもっとふんだんに入れて欲しかったと思いました。

あとこの話、埼玉県の人以外はわからないギャグも結構あったのではないかと思います(池袋が聖地とか、山田うどんの前をやたらと通ったり、大宮と浦和の争いを与野が仲裁するとか)。

まとめ
・もっと勢いのあるものを期待していただけに残念

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誰がための日々

制作国:香港(2016)
上映時間:102分

あらすじ
婚約者のジェニー(シャーメイン・フォン)と家を買い、結婚をして、家族を作る、そんな将来設計を考えていたトン(ショーン・ユー)には寝たきりの母親(エレイン・チン)がいた。弟はアメリカに永住し、父(エリック・ツァン)はお金を入れるだけで家には寄り付くことはなかった。自身の身体が思うようにならないいらだちから、トンに冷たくあたる母。それでも母を施設に入れたくはなかったトンは会社を辞め、自宅でひとり母の介護にあたっていた。しかし、ギリギリの状況の中、トンはある事件により母を亡くしてしまう。ショックのあまり重いうつ病を患ったトンは精神病院に入院。1年間の治療を経て退院したトンは、父と2人、狭いアパートでの生活をスタートさせる。(映画.comより)

評価:★☆☆☆☆

感想(ネタバレなし)
観た後で知ったのですが、この作品は既にNETFLIXで配信されていたようですね。入場者得点で麻婆豆腐の素がもらえたのですが、映画はそんなにほっこりした要素はありませんでした

特に躁うつ病を患った人に対する偏見にフォーカスを当てた作品です。私個人としては、果たして自分は躁うつ病になった人のことをどんなふうに観ているだろうかと考えさせれました。

お話としては精神科病院から退院してきたトンと父親の現代パートと、トンが母親との暮らしを回想する過去パートが交互に展開していく作りになっています。

主人公父子の描き方が良いです。二人とも不器用だけど優しくて、これまで一緒に過ごした時間こそ短いけれど確かに父子なのだと感じさせられます。その優しさゆえに陥ってしまった苦境であるというのがなんとも切ない気持ちにさせられます。特に私のお気に入りは父親がトンに、気分高揚に効果があるというチョコレートを食べさせようとするシーンです。あまりの不器用さにちょっとコミカルな感じもしてしまうシーンなのですが、父親の優しさと必死さが伝わる印象的な場面でした。

映画として良い出来だとは思います。ただ、なぜ★1つなのかというと、この手の作品で絶対に犯してはいけないタブーをこの作品が犯しているように私には観えたのです。これはネタバレありの感想で書きたいと思います。
*以下ネタバレです











ネタバレ
退院したトンは自身の現状が受け容れられず薬を飲まずに過ごしてしまう。ある日トンはジェニーと再会する。トンは喜んだが、ジェニーはトンが負った借金を、トンの代わりに債権者から取り立てられたことがトラウマとなっており、それを克服するためキリスト教の信者になっていた。信者の集会でジェニーはそのことを涙ながらに吐露し、ショックを受けたトンはスーパーで泣きながらチョコレートを頬張る。その様子がインターネットにアップされ、テレビでも報道されてしまう。トンの父親は通っていた精神科患者の家族会からトンを再入院させることを提案されるが、もう人任せにはしたくないと拒否する。その日父親が帰宅すると大家とアパートの住人から、トンを連れてアパートを退去するように言われてしまう。

感想(ネタバレあり)
このお話の主人公は一応トンなのだと思いますが、実は父親の物語のように思いました。作中でトンは薬を飲もうとせず、躁状態のときに屋上に菜園を作ろうとしたり、ジェニーの件でショックを受けてうつ状態が悪化したりで、実は一歩も前に進めずに終わってしまいます。これに対し、これまで家庭を顧みなかった(わけではないのだけど結果としてそうなってしまった)父親の方は、家族が苦境に陥ったことに責任を感じて苦しみつつもなんとかトンに向き合っていこうとします。それは最初は現実逃避のように本屋でロマンス小説の立ち読みをしていた前半と、(恐らく本をきちんと買って)仕事の合間にうつ病の闘病記を読んでいる中盤の姿で対比的に描かれています。

しかし、私がどうしても気になってしまったのは「人任せにする」ということの定義です。これは劇中で「家族内の誰かに任せっぱなしにする」と「家族外の第三者に任せる」の両方の意味で使われていたのですが、この二つは本来全く別のことで絶対に切り分けて描かなくてはいけないことだったと思います。トンを「家族外の第三者に任せる」ことを父親が拒むシーンは、それがあたかもそれが良き事のように描かれるのですが、「家族外の第三者に任せる」ことは別に責任感がないからすることではないのです。そんなことを言い出したら世界中の老人ホームに親を預けている子供はみんな無責任ということになります。「家族外の第三者に任せる」ことをこの作品ではトンの父親のセリフで「問題の棚上げ」「臭いものにふたをする」とひとくくりにしています。これはこの手の映画で絶対にやってはいけないタブーだと思います。そもそもそのラストで良き事として描かれる「家族外の第三者任せる」ことの拒否は、最初にトンが母親を施設に入れることを拒んだのと全く同じことです。そしてそのトンの選択の結果、この一家の悲劇が始まっていくのですから、作品内でも矛盾がある気がしてなりません。

この映画がこうした社会問題に真に取り組むのであれば、家族の療養や介護は家族の中ですべきという風潮にしっかり逆らうべきだったと思います。認知症もうつ病もれっきとした疾患なので、家族の愛だけではどうにもならないことだってあります。

また、そういった第三者の在り方が入院や施設入所だけに限定されていたのも個人的には不満でした。通院や通所だってできるわけなので、「家族外の第三者に任せる」ことは「家族が面倒を見ないこと」とは必ずしも同義ではないのです。

総じて認知症やうつ病の家族の面倒を実際に見ている人達の苦しみに寄り添ったように見えて、やっぱり家族が頑張って面倒見るのが理想だよね、となんだか突き放した結論を提示したような気がしてなりません。病気とどう付き合うかは家族の数だけ答えがあって良いと思います。それはこの作品の主題となる部分ではないのかもしれませんが、題材として認知症やうつ病を扱う以上、こういった画一的な描き方はしないで欲しかったと思いました。

まとめ
・映画として良い出来ではある
・しかし、個人的には「家族外の第三者に任せる」ことを否定した内容が気に食わない。

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マスカレード・ホテル

制作国:日本(2019)
上映時間:133分
監督:鈴木雅之
脚本:岡田道尚
撮影:江原祥二
出演:木村拓哉、長澤まさみ 他

あらすじ
都内で3件の殺人事件が発生した。現場にはいずれも不可解な数字の羅列が残されていたことから、連続殺人事件として捜査が開始される。警視庁捜査一課のエリート刑事・新田浩介(木村拓哉)は、その数字が次の犯行場所を予告していること、そしてホテル・コルテシア東京が4件目の犯行場所になることを突き止める。犯人を見つけるためホテルのフロントクラークに成りすまして潜入捜査に乗り出した新田は、教育係である優秀なフロントクラーク・山岸尚美(長澤まさみ)と衝突を繰り返しながら、事件の真相に近づいていく。

評価:★★★☆☆

感想(ネタバレなし)
この話の原作を読んだのですが、だいぶ前のことだったのでもう細かいところは忘れてしまいました。ただ、原作を読んだときに「連ドラにしやすそうな話だな」と思ったのを覚えています。恐らく原作者の東野圭吾も連ドラになることを意識して書いたのではないでしょうか。それだけに今回ドラマではなく映画でこの話をやるということは少し意外な気がしました。結論から言うと、やっぱりこの話は連ドラで見たかったなと思いました

原作では宿泊客の一人ひとりが出してくる謎の要望もミステリーの要素になっていたのですが、映画では大筋の殺人事件の解決に向かって話を進めていかなくてはならないので、個々の宿泊客の話はわりと駆け足で終わってしまった気がします。連ドラなら宿泊客の一人ひとりの話にもっと時間がさけてより原作のテイストに近いものになったのではないでしょうか。また、その要望に応えていく山岸のキャラクターをもう少し魅力的に描くこともできたのではないかと思います。今回の映画は大筋の殺人事件の解決が主題となるので、どうしても新田刑事の活躍の方が山岸より前に出てきてしまい、相対的に山岸が弱くなってしまった気がします。

ただ、逆の言い方をするとこれだけ映画には向かない原作をよくここまでまとめて映画として仕上げたなと思います。

あと木村拓哉のぶっきらぼうだけど熱い刑事の役柄はとても良く合っていたと思いました。
*以下ネタバレです














ネタバレ
連続殺人と思われていた事件は、実は別々の犯人の殺人事件であることがわかる。ホテルでの殺人事件を計画していたのは老女に変装していた片桐(松たか子)だった。彼女は山岸の殺害を計画していた。以前恋人を追ってこのホテルに来たときに山岸に追い返された過去があり、それを逆恨みしての犯行だった。片桐が山岸を殺そうとしていた現場に新田が踏み込んで、片桐は逮捕された。

感想(ネタバレあり)
犯人の松たか子は最初老女に変装して出てくるのですが、声色が全く違って、変装を解くまで気づきませんでした。このサプライズは今作を映像化して良かったところなのではないかと思います。

少し気になったのが新田刑事が「警察官の仕事は人を疑うこと」と言ったのに対し山岸が「ホテルマンの仕事はお客様を信じること」と言い返すくだりです。原作で同じやりとりがあったか覚えてないのですが、原作では信じる、信じないよりも、「宿泊客の仮面をはがそうとする刑事」と「宿泊客の仮面を絶対にはがさないように接するホテルマン」という対立だった気がします。映画ではこれが前述のように信じる、信じないというところにウエイトが乗ってしまったので、宿泊客を信じた山岸が馬鹿を見たような話になってしまった気がします。

総じて山岸のキャラクターの立場が弱くなってしまったのがやはりもったいなかった気がします。この映画がヒットしたら是非連ドラでも作って欲しいと思いました。

まとめ
・原作が映画より連ドラ向き。その中ではよく頑張って映画としてまとめてある。
・でも出来れば連ドラにして一人ひとりの宿泊客の要望や山岸の活躍を描いて欲しい

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トッキュウ1号の服?

Yahooブログの機能でどんなキーワードでこのブログにたどり着いたのかわかるアクセス解析ができるのですが、昨日このブログを読んで下さった方で「初めて恋をした日に読む話 トッキュウ1号の服」というキーワードでたどり着いた方がいたようです。

なんのことかと思って調べてみると、『初めて恋した日に読む話』の横浜流星演じる匡平の友達がトッキュウジャーのライトが着ていたのと似てる服を着ているんですね。

こちらがその服↓ふざけていたら花火が燃え移ってしまうというシーン。
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こちらは志尊淳が演じたトッキュウ1号/ライトの服です。
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よく似ていますが、正面からみるとライトの服にある胸のロゴが、『初めて〜』の方にはないため、同じ服ではないみたいです。
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「初めて恋をした日に読む話 トッキュウ1号の服」のキーワードでたどり着いて下さった方、どなたかは知りませんがありがとうございました。おかげでおもしろい発見がありました。良ければ今後も読んで下さい。

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