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一昨日、福岡市のパピオアイスアリーナーで、
「東日本大震災チャリティースケートショー」が開催された。 今、話題の、安藤美姫選手が出場したので、テレビでこの様子を見た人も多いだろう。 私は、というと、 実は、長女のユラが、このショーのフィナーレで、出場選手に花束を渡す”キッズスケーター”を務めることに なっていたので、普通に、”保護者”として、ショーに行った。 この”キッズスケーター”の件は、4月ごろにお話を頂いていたので、 まさか、直前に、こんな大きなニュースが飛び込んでくるとは、思ってもなかった。 『安藤美姫選手電撃出産』 最初に、この文字を見た時、私は、絶句した。 なぜなら、前回のメールにも書かせてもらったが、 私達は、6月1日に、東京・代々木でのスケートショーで安藤美姫選手の演技を見ていたからだ。 「じゃあ、あのとき、まだ、産後2カ月経ってなかったってこと?!」 一緒に見に行った姉にもメールを送る。 産後2カ月と言えば、私は、”ゾンビ”もいいとこだった。 まだ、あちこち痛いし、昼夜かまわず眠いし、化粧するのも面倒くさいし・・・・。 第一、お腹はたるたるだし、動けば何か出てきそうで、 とてもコスチューム(特に白!)なんて、身につけられる状態ではなかった。 (←今でも無理だけど・・・) 産後3カ月が経ち、今回は、3回転サルコウにも挑戦するという安藤選手。 本当に、世の中で、そんなことをやってのける”母”がいるのか・・・。 この目で確かめよう・・・。 当日、集合時間のショー2時間前に、娘を連れてパピオに行くと、 建物の周りには、カメラを持った記者が多数、張り込んでいた。 「おお、やっぱり、いるいる。すごいマスコミの数だねー」 なんて言いながら、一階ロビーに行くと、今度は、多数のテレビカメラが。 見ると、知り合いのカメラマンやディレクターも何人かいて、 「え?本山さん、今日は、”保護者”なんすか?ちょっと〜、中の情報、下さいよー」 なんて、冗談を言われる。 「今日は、娘の付き添いだからだめ〜」 と、いいながらも、長くマスコミにいる身としては、 取材したい心がないわけでもない。 「すいません、安藤選手・・・」とつい声をかけてしまいそうだが、 いかん、いかん、今日は、プライベートで来てるんだった、と言い聞かせる。 それにしても、会場は、すごい人。 早くから、多くのファンが、列を作っている。 中には、遠くから訪れた熱烈なファンもいるんだとか。 フィギュア人気の高さを、改めて思い知らされた。 ショーが始まり、全九州大会で優勝したノービス・ジュニアの地元の選手から、輝かしい実績を持つ世界レベルの選手まで、多くの選手が、それぞれ素晴らしい演技を披露した。 織田信成選手や村主章江選手、鈴木明子選手など、人気選手が登場するたび、会場が 熱気に包まれる。 いつも来ているリンクに、このような大物選手が来ていること自体が、何だか不思議。 そして、ついに、最後のひとり、安藤美姫選手が登場。 観客から、「きれいー」「かわいー」と歓声が上がる。 ”アメージンググレイス”の美しい音色に合わせ、 しなやかに舞う安藤選手。 聖母マリアのような、優しい表情は、確かに”母”になったことを思わせる。 もともと表現力の高い選手だったが、さらに、磨きがかかった感じ。 課題となっているジャンプも、3回転サルコウの成功で、 回復ぶりをアピール。 産後とは思えない、見事な動き。最高のスケーティングだった。 会場から湧き上がる大歓声。スタンディングオベーション。 彼女は、信じられないくらい、もう、すでに、”母”と”スケーター”を両立させていた。 「彼女なら、やれるかも」 観客は誰もがそう確信した。 フィナーレ。 花束を持った10人ほどのキッズスケーターが登場。 選手の腰丈くらいしか身長がないちびっちょのユラが、 選手に手をつないでもらって、ちょこちょこと滑っているのが見えた。 ははは、すごくいい経験。 大好きな選手たちに会え、きっと一生忘れない、いい思い出になったことだろう。 来年のソチオリンピックを目指すと宣言した安藤選手。 その道がどんなに厳しいかは、本人が一番よくわかっているだろう。 でも、可能性は、絶対に、ある。 彼女なら、きっと、やってくれる。 ”母”となり、より一層、魅力を増した、元世界女王。 彼女の新たなる出発を、心から応援したい。 |

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