評 - MOVIE/BOOK

[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索

全7ページ

[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7]

[ 次のページ ]

有頂天ホテル

期待しすぎると肩透かし、期待せずに行くと「いや〜、おもろかった」と満足できる、
まさに三谷的な作品。
クスクスっと笑わせる部分がふんだんとあり、たまに大爆笑のスイッチを押してくれる。
なかなか面白かったです。

ストーリーのスピード感は、ほんとは「ラジオの時間」を越えるはずなんだろうけど、あちこちのストーリが同時平行なので、だんだんとクライマックスに近づく高潮感がやや欠けてたかな。
逆に、いろんなストーリーが結局は最後に一本につながる、というより大晦日→新年という特殊装置でホテルという大舞台を強引にまとめてしまうところが、なんとも言えない「素人っぽい温かさ」を感じなくもなかったです。

「お帰りなさいませ。」と、「お客様を『家族』」として迎えるホテルの大家族ぶりが、こっけいであたたかいですね。
すごく変なんだけど、それでいて日常を越えていない範囲で、笑いと温かさを運んでくれるところが、さすが三谷さんです。

評価は
★★★★☆
ですかね。

必ずしも映画で観る必要はないですが、観ても損はしないですよ。

開く トラックバック(2)

西日本巡回+大和乗艦

仕事関係で西日本を巡回していて、昨日帰京いたしました。

その間、名古屋、大阪、奈良、広島、福岡、大分、熊本などに立ち寄ってきました。
仕事(教育関係)のほうでは、出発するにあたって人と会い、接しながら現状を把握し、構想を練ってきました。
人と会うことによりその文化が感じられ、進めるべき方向性や闘うべきポイントが見えてきます。
まだまだこれからですが、いい収穫を得られました。

ところで、その途中、
「男たちの大和 YAMATO」を観てきました。

いいです!

たまらなく、なります。
何の為に生きるのか。何のために死ぬのか。
否応なく突きつけられた命がけのテーマを前に、若き男たちの姿が美しく悲しいです。
自分は一体なんのために死ねるのだろうか・・・
愛する人のため?愛する国のため?
生きることの重みを気付かされます。

テーマソングになっている、長渕の「Close Your Eyes」もいいです。
「それでも この国を たまらなく 愛しているから
 もう一度 生まれかわったら 私の名前 呼んでください…」

ちなみに、尾道にある映画で使われた実物大のセットも見に行ってしまいました。
やはりでかいです!

イメージ 1


ハイロウズBEST!

イメージ 1

先日、鮮烈の電撃解散をしてしまった↑THE HIGH LOWS↓最初で最後のベスト・アルバム『FLASH』を買いました。

世界中のどんなロックバンドよりも歌手よりも、歴史上のどんな詩人よりも、
私はブルーハーツが好きだ。

ハイロウズは、そんなブルーハーツの二人がやっているのにもかかわらず、ブルハの足元にも及ばない気がする。それでも応援したいし、好きなことは好きだ。

そんなハイロウズが解散した。
衝撃だった。
最近でも、CMソングにたくさん使われたり(サンダーロード、日曜日よりの使者、トゥートゥートゥー(これはブルハだが))、本になったり、映画になったり(これもブルハ)と根強い人気を博していただけに惜しい。いや、人気が衰えていたとしても、解散してしまうのが惜しいバンドだ。
解散については、以前にも記事で書いたのでこれ以上ここでは触れない。

ベスト・アルバムの出来具合。
まず、ジャケット。なんだか物足りない。解散が決まったからなのか、もう宣伝する必要性を感じてないのか、「楽しさ」を感じさせてくれないデザイン。でも「驚き」をそのまま表しているようで、意味を深読みさせられる。

選曲。
ほんとに代表曲が選ばれたかんじ。
コナンのテーマソング「胸がドキドキ」や「青春」などのテレビタイアップソング。
CMで使われた「サンダーロード」、「日曜日よりの使者」。
あとはシングルで出た曲など。
実は私は、ハイロウズにはあまり詳しくない。ブルハほどの愛が沸かないため、全ての曲を聴き、覚えるというようなことをしなかった。だから、このCDで初めて聴く曲もある。
これからじっくり聴いてみたい。

それにしても「日曜日よりの使者」は名曲だ。
これだけは、ブルハの名曲集の中に入っていても遜色ない。
あとは個人的には「ツイスト」が好きだったが、入っていなかったので少し残念。

初恋の来た道

イメージ 1若き日のチャン・ツィー主演のチャン・イーモウ作品。
★★★★★
最高です。

美しいです。
中国山間地の自然、人、そして愛。

愛する夫を失った老婆の少女時代をチャン・ツィーが演じます。
かわいいです。
今よりもはるかにいいです。

初恋の相手は、町から赴任してきた村で初めての先生。
学校のなかった村にとって、それは希望の象徴であった。
字の読めないその少女は、先生の朗読する爽やかで力のある透き通った声を愛した。
読み書き計算を学ぶこと、礼儀を尽くすこと、、シンプルな教育思想の根本を美しい空に響かす。
途上国・農村部の教育普及を目指す自分にとって、原点をつきつけられたような衝撃がありました。

そして、それを愛し続けた一人の女性。
待ち、走り、泣く。
女性の魅力がこんなシンプルな姿に躍動されるのだということを改めて感じさせられました。
そして、愛のあるべき姿を見ます。
愛に「べき」などないのかもしれません。
でも、こうありたいと思わざるを得ません。
それくらい美しいです。

ぜひ観てください。

開く トラックバック(5)

イメージ 1

「尊厳死」をテーマにしたスペイン映画「海を飛ぶ夢」、DVDで観ました。
評価自体しにくいテーマですが、、
あえて評価するなら★★★☆☆ほどになってしまいます。

私は、それがたとえ「尊厳死」という価値ある言葉に置き換えられたとしても、自ら命を絶つこと、そしてそれに加担することに対して賛成できません。
自分がそのような立場に立ったことがないから、そのような隣人を前にしたことがないから、と言われたらそれまでかもしれません。
例え動くことすらできなくなっても、他人に下の世話をされるようになっても、、自分の命を絶つことに尊厳と自由を見出すことができるのでしょうか・・・
多くの人に支えられてきた自分の命、愛してくれる人、愛する人、彼らを置いて先立つことができるのでしょうか・・・

映画の中の主人公ラモンは、ユーモアも知恵もある人物です。兄の家族に支えられ父親もいます。そして、自分を愛してくれる女性もいます。
周りのものたちは決してラモンの死を望んではいないし、彼によって生きる意味を感じ取っています。
しかし、「ラモンがそれを望むから」、
彼の死に反対することを拒みます。(唯一、兄だけは強烈に反対しますが)
そういう複雑な愛の関係に、考えさせられところが多いです。
愛、自由、尊厳、権利、義務、命・・・
でも不自然でどうしても納得がいかない気がします。
愛する人がいるものが、自ら命を絶つこと。愛する人が命を絶つことの手助けをすること。。

それが一つの詩ならいいでしょう。
もちろん、この作品も一つの詩のような映画です。
それでいて、尊厳死というテーマを直接訴えた社会派作品でもあるわけです。
権利を追い続ける社会は、人々の死ぬ権利も保障していくのでしょうか。。
詩は、自らの生の煌きを追い求めますが、この映画がそうはなりきれてない部分が、私をすっきりさせないのかもしれません。

三島由紀夫の「憂国」を少し思い出しましたが、これとは全く次元の違った作品のように感じられます。
それは「何の為に死ぬのか」という部分にあるのかもしれません。
ラモンの死は、彼が否定し続けた「逃げ」の死ではなかったのか。
それは「生きるための死」とは対置にあると感じます。

開く トラックバック(7)

全7ページ

[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7]

[ 次のページ ]


よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

ふるさと納税サイト『さとふる』
実質2000円で特産品がお手元に
11/30までキャンペーン実施中!

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事