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Füssen(フュッセン)

ドイツは月曜日が祝日。3連休なのでイタリア旅行を計画していたもののあえなくキャンセル。いまさら飛行機も取れないので車で国内旅行をすることに決定。ドイツ国内なんだかんだと車で2時間程度のところしか行ったことがない。というわけで今回は思い切ってドイツの南端Füssenまで行ってきた。さて、日本人のイメージするドイツの観光地と言えばノイシュヴァンシュタイン城。それがここ、フュッセン近郊にある。正直興味は薄いもののドイツにいる以上見ておくかということで行ってみることに。朝9時前出発、午後3時過ぎ到着。600kmちょっとを6時間少々で到着。長時間の運転は思ったより大変だ。チケットを買おうとガイドブックを調べてみるとガイドツアーでしか見られないのね。あげく城は山の上。行くのにも時間がかかる。少し悩んだ結果、この日はやめに決定。翌日に回すことにした。

イメージ 1なぜやめたのかというと、これを見にいくため。南ドイツ、ロココの最高傑作ヴィース教会だ。正式名称は「ヴィースにある鞭打たれるキリストの巡礼教会」であり、鞭打たれるキリストの木像が涙を流したということから礼拝所ができ、今の姿になったようだ。教会なので日曜午前は礼拝がある、見られない、というわけで土曜日に行きたかったのだ。行ってみるとなにやらイベント中で中には入れるものの写真は撮れないし奥まで入れない。30分ほどで終わるようなのでおみやげ屋をのぞいたりしながら時間を潰す。そしてイベントが終わり中へ。

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外観の素朴な感じとはうって変わって内装は華やか。建物の外形に気を使わずもっぱら内部の設計に精魂傾けたのがロココの特徴でもあり、ロマネスク、ゴシック、ルネサンス、バロックといった建築様式が教会建築から始まったのに対しロココは貴族などの邸宅、王侯の宮殿建築から始まった。ヴィース教会は宮廷で発達した本来のロココ式とはかなり趣が違い、遅咲きのバロックとも言われているそうだ。

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こちらは身廊天井のフレスコ画。一方(右端)に空席の「審判者の玉座」、反対側には閉じたままの「天国の扉」が対置され、中間の虹が「キリストの再臨」をあらわすというもの。色彩がパステル調で心地よい。ここら辺がバロックだけれどもロココの影響を受けているということらしい。
 
イメージ 4こちらが中央祭壇に祭られている「鞭打たれるキリスト像」。その昔涙を流したと言われる像だ。

この日は結局ヴィース教会のみで終了。近くに取ったホテルと言うかベッド&ブレックファーストへ。

イメージ 5こちらがそのB&B。今回は風邪気味なのでキャンセルの危険もあると思い当日18時までキャンセル無料、ノーショーは80%の支払い。なるフレキシブルの激安宿を取る。で、わかっちゃいたけれども英語が通じない。けれども無事チェックインを済ませ、レストランが付いていたので食べられるか聞いてみた。そしたらチキンならできるということで強制メニューとなった。と思ったら後から来た他の客は普通に頼んでるよ。メニューなら読めるんで好きなもん食べさせてよ、もう。朝食付き一泊36ユーロなんでもっとひどいかと思っていたけど部屋は広くないけどいたって普通。ドライヤーがなかったけど宿の人に言ったら貸してくれた。ちょこっとだけどドイツ語を勉強していた甲斐があったというものだ。

さて、翌朝。朝からノイシュヴァンシュタイン城の予定。9時から開いているので早めに宿を出ようと思うが朝食は8時から。8時10分に行ったら5分待ってと言われる。結局朝食が遅れ9時半にノイシュヴァンシュタイン城へ到着。

イメージ 6ノイシュヴァンシュタイン城はバイエルン国王ルートヴィヒ2世が19世紀に中世をまねて作られた城。そしてすぐ横にはルートヴィヒ2世が子供時代をすごしたホーエンシュヴァンガウ城がある。せっかくなので両方見られるチケットを買いまずはホーエンシュヴァンガウ城へ。日本語の音声ガイドを聞きながら中を見物。ノイシュヴァンシュタイン城築城の際にはこの城から出来具合を眺めていたそうだ。城の中からの眺めがどこもすばらしい。さすがいいところに建っている。

イメージ 7つぎはいよいよノイシュヴァンシュタイン城。山の上まで歩くと40分かかるということでバスに乗って山の上へ。この周辺緑が多くて気持ちのよい場所なのでサイクリングをしている人が多い。そのまま自転車で城の方へ登っている人もいた。

ドイツ語で城はBurg(ブルク)かSchloss(シュロース)。Burgは要塞としての機能を持つ中世の城、Schlossは王侯・貴族の華美な居城を指すと辞書にある。英語で言うとBurgはcastle、Schlossはpalaceとなる。ノイシュヴァンシュタイン城はSchloss Neuschwansteinなので戦うための城ではない。

イメージ 8城の中はさまざまな建築様式を模して作られた色々な部屋がある。中世を模して作られただけあってなんだかちょっとまとまりがない感じだ。どうもいまいちである。まあもともと期待をしてたわけではないので全く問題なし。ドイツ一の観光名所を見られたことがよかった。写真はノイシュヴァンシュタイン城周辺から見たホーエンシュヴァンガウ城。このあたりはとにかくどこ見ても景色が良い。

結局9時半に来て二つの城を見終わったのは2時半。5時間かかった。個々の城はガイドに従ってそれぞれ35分で見終わるのだけど城までの移動が大変なのでどうにも時間がかかる。真夏になるともっと混むらしいのでまあ5時間で済んでよかったのかもしれない。

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某社は、その昔はここを見ないとドイツ国外へ旅行へ行ってはいけないという、超理不尽ルールがあったそうですが、未だに行ってません。ミュンヘン越えてさらに進んで600ということは、うちからよりも近いのね。うちからだと、手前のミュンヘンまで700だから。

2010/5/25(火) 午前 1:44 [ Ken ]

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お、バイエルンに行ったんだ。
ヴィース教会の天井画、フレームに入りきれず、
パノラマ機能を使って撮影したことを思い出しました。
ノイシュバンシュタイン城、
観光客の行列を見て入城を諦めました。
今度はドイツ最高峰のツーク・シュピッツ、
さらに足を伸ばしてオーストリアにも行ってみてはいかが?
インスブルックのホテルの御曹司を知ってますよ。

2010/5/25(火) 午前 11:47 [ ビアンキ・シモン ]

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「某社のルール」なんて暴露本が出たら面白そうですね。西からだとミュンヘン越えないですよ。ミュンヘンまでもおそらく600kmちょっとかと思います。

色々出かけてズームも広角もあったら便利なんて思うようになってしまいました。案外近すぎてフレームに収まらないことが多いんですよね。南の方は家の周りとは景色がだいぶ違ったのでオーストリアにも行ってみたいですね。

2010/5/26(水) 午前 4:34 [ Blog Master ]

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実は、某顧問の執筆で、その昔、本が出てたそうで、それが某社ルールの大本となってるそうで。。。。。

そこで、某社の1眼と18-36mm相当のズームは如何? 欧州の町並み撮るには抜群ですよ。

2010/5/26(水) 午前 5:34 [ Ken ]

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本が出てたんですね。ちょっと面白そうだ。

カメラの事はさっぱりわからないのですが、ふとネットで見たパノラマスイングなる機能が面白そうだと思ってしまいました。まだ出始めのようですが進化したら面白いのではと期待してます。

2010/5/27(木) 午前 4:40 [ Blog Master ]


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