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Grasse(グラース)

南フランスにある香りの都グラース、かつて革なめし産業が盛んだったが、革の香りを消すため香りをつけた手袋を売り出したところヨーロッパ中で大流行、いつしかこの街は香りが産業の中心になっていった。

というわけで、一路南仏ニース、コート・ダジュール空港へ。ドイツはもうすっかり冬が近くモコモコの上着を着ているけれど、さすが南仏!到着すると暖かい。日なたにいると少し暑いくらいだ。空港からバスで約1時間でグラースの街に到着。

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グラースの街は海岸から少し奥まった所にあるので山がち。写真は街の外れから中心を眺めたもの。山の斜面に街があるようなものなのであちこち坂道だらけだ。ホテルに荷物を置き街中へ。

イメージ 2香水工場を見学しようと思ったらこの日はフランス語のガイドツアーしか残っていないとの事。翌日に英語ツアーがあることを確認してとりあえず旧市街にあるノートルダム・デュ・ピュイ大聖堂へ行ってみる。

イメージ 3中がずいぶん暗い。小さな窓、分厚い壁など構造を見るにロマネスク建築っぽい。ホテルでもらった街の案内を見たら当たり!プロヴァンスロマネスクの好例だそうだ。大聖堂内にはルーベンスの絵が3枚あり、そしてなぜかバロック風の一画がありそこにはグラース出身の画家フラゴナールの絵が飾られている。のんびり絵を眺めてと思ったらもう17時半。門を閉められるのでさほどゆっくりできなかった。

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夕食にはちょっと早い。大きな目的地の一つ国際香水博物館の閉館は19時とガイドブックに書いてある。1時間半あれば見られるかな?と思い行ってみる事に。閉館時間を聞くとナイトプログラムなので21時閉館と言われる。そんだけありゃ安心ということで早速中へ。中では香りとはから始まり天然香料の材料となる植物の展示や香りの抽出方法、香水瓶のコレクションなどなど見どころ盛りだくさん。

イメージ 5写真はかつての香りの抽出道具。知識で知ってはいたものの映像付きで解説が聞けたので大変興味深かった。で、遅くに入館したせいもあってか客がほとんどいない。ほぼ貸し切り状態。一人でじっくり見入ってきた。と思ったら同じ頃に入館したカップルが自分とほぼ同じ歩みの遅さで2時間半かけてゆっくり見てた。後のミュージアムショップでお店の人に「駅はどこだ?ニースに行く19時半のバスに乗り遅れたので電車で行かなきゃ行けない」と聞いていた。バスに乗り遅れるほど見入るというのもなかなかすごい。

イメージ 6写真は日本の「香道」の道具。結局全てを見終わったのが20時。閉館が遅くて助かった。外はすっかり暗くなってしまったので食事をしてホテルへ帰る。ホテルのせっけん、シャンプーがジャスミンの香り付きだ。さすが香りの都。なかなか凝ってる。

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翌日はすばらしい天気と気温の中、朝からフラゴナール香水歴史工場へ。英語ガイドツアーを聞くのだ。あらかじめ時間を確認して15分前に行ったらもう始まってるからあれについていってだって。もう外国生活にも慣れた、時間通りじゃない可能性を考えて早めに行っているのだ。で、ガイドツアーに参加したら全部で4人。ずいぶん少ないねぇ。というか観光客自体がすごく少ないんだがこの街。花の咲く季節に来ないと人が少ないのか?

イメージ 8写真の蒸留器など昔の香りの抽出方法から現代の方法まで色々と説明を受ける。前日の国際香水博物館でじっくり見てきたのでだいぶかぶる部分が多いな。ガイドツアー自体はさほど長いものでもなくあっさり終了。最後に香水ショップに出て香水の説明も少々。ま、香水を買う気はないので見るだけで終了。

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前日に香水博物館も見てしまったので一通り見どころをみたから旧市街散策に出かける。この街の旧市街まるで迷路のように細い道が張り巡らされていてかつ坂がち。始めはどこにいるのかわからなくなるほど。狭いのでちょっとするとわかるようになるけど。かつての中心オゼール広場でランチ。ドイツはもはや寒くてテラス席で食事をしようと自分は思わないけど南仏はまだテラスが気持ちよい。香水博物館、香水歴史工場、旧市街散策とこの街での目的は達成されたもののまだ昼過ぎ、夕方まで時間があるのでガイドブックに載っていたプロヴァンス美術歴史博物館、フラゴナール美術館、プロヴァンス民族衣装・宝石博物館に行ってみる事に。

イメージ 10この街の見どころは香水博物館以外はみんな入館無料。というわけでまずはプロヴァンス美術歴史博物館。写真は18世紀頃のプロヴァンスのキッチン。その他フランス式庭園と陶磁器のコレクションなどがあった。

イメージ 11こちらはフラゴナール美術館内部のフラゴナールが婦人のために描いた「愛の戯れ」の複製の部屋。そして民族衣装・宝石博物館にも行く。三つ見て回ったもののいずれも想像したより小さいのですぐ見終わってしまった。というわけで改めて市内散策。

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眺めのよいと案内にあった旧市街の場所へ行ってみる。青い空が美しい。天気もいいし遠くに海も見えて非常に気持ちのよい所。

イメージ 13最後にホテルのそばにあったフラゴナールの銅像を見る。立派な上半身像を想像して見に行ったらなんだか軽やかな印象の銅像だ。画風にあわせてみたような感じ。

グラースで香り、フラゴナールと色々と勉強になった。旧市街は南ヨーロッパ独特なのかフランス独特なのかやや汚らしいイメージと昔の生活が垣間見える空間。あそこに住みたいとは思わないけど旅行で見る分には悪くない。いつも思うのだがドイツは街がどこもきれいだ。国民性の違いなのかもしれない。どっちがいいということはないけれど近いのに国によって違いがあるのが面白い。この街には香水工場もいくつかあるようなのでもう少し滞在できれば街の中心から少し外側へも行く事ができたかなと思うと、仕方ないけどちょっと残念ではある。今まで行った中でも個人的には結構気に入った街である。

グラースメモ:コート・ダジュール空港ターミナル1から500番のバス(ニースとグラースを結ぶバス)で約1時間。時刻表はこちらのHPのPlansというところから。http://www.rca.tm.fr/index.asp

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また、マニアな。と思ったら、おいらのイエナ詣でと同じような目的だったのね。

2010/9/29(水) 午前 5:13 [ Ken ]

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私が数年前グラースに行ったのは、ニースのバス停で、一番最初にきたバスだったから(グラース行きが)でした。

2010/9/29(水) 午前 6:59 [ mas.ciclismo ]

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そそ、グラース詣でです。日本からはなかなか行きづらいですからね、半分仕事だし。

グラースも行ってるんですか?さすが行ったところ地図でヨーロッパが真っ赤になっているだけのことはありますね。(笑)私も人の事言えませんが。

2010/9/30(木) 午前 5:20 [ Blog Master ]

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初コメントさせて下さい。
まず最初に、Blog Masterさんに心からありがとうとお伝えしたいです(o´∀`o)
というのもずっとここのところ落ち込んでいたんですけど、Blog Masterさんのブログを読んで勇気づけられたんですo(^∀^*)o

私という女性側だけでなく、男性視点での物の見え方、考え方はそれだけで刺激的でしたし(◎>∀<◎)
逆に、こんなところが男女関係なく同じ考えを持つんだなって目からうろこで♪(゚▽^*)ノ⌒☆
Blog Masterさんのおかげで、元気な頃の自分を取り戻すきっかけをつかめそうです。

いまではブログの記事だけでなく、管理人である、Blog Masterさん自身のことが気になりつつあります(´∀`)

もし、もしオッケーを貰えるなら、Blog Masterさんに相談に乗って欲しい事があるんです。

koikaren@i.softbank.jp
私の連絡先ですヾ(≧∇≦)ゞ

突然のお願いで、困らせているかもって思ってます。。。
ただ、頼れる人が他にいなくて、お返事を本当に心から待ってます。

2015/1/27(火) 午後 8:05 [ vio*etm*y2*b* ]


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