もとの日記

早隠居して「徒然草」ちっくに日記を書き暮らしたい。今も書いてるじゃね?隠居がホンネ!

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「ただちに影響を及ぼすものではない」という言葉が最近横行してます。では長期的には?とか、ではなぜ出荷停止するの? という疑問が解けないから、いわゆる「風評被害」(と言われているもの)が横行するのではないでしょうか。
こういう時どう考えればよいか、いい記事があったのでをご覧ください。ちょっとリスク論の宣伝ですけど(笑)。このくらいのことが僕も書けるといいんだけど。
横浜国立大学グローバルCOEのHPより→http://gcoe.eis.ynu.ac.jp/wp/
「放射線リスクの対処を間違えないために」(福井県立大学 岡先生)
このくらいの政府発表ができる国になれるといいですね。発信者も、受信者も。

あと森山日記から
「先人の警鐘」の受容可能性 2011.04.10
http://moriyama.com/archives/1530
・今回の津波の教訓も活かされないんじゃないかと懸念
・どんな警告もアドバイスも、受け入れられて実践されなければ無意味
→阪神大震災の記憶も、避難訓練への参加率の低下という形で 15年くらいで
風化したとも言われます。人間は過去の悲惨な記憶を風化させることで生きていけると
思うけれど、忘れてはならないものもあるんです。そのあたりのバランスが難しい。
・引用された片田教授(防災の専門家)の言葉が秀逸です。
 「想定を信じるな」「その状況下で最善の避難行動を取ること」「率先避難者たれ」
 ハザードマップも造った防災の専門家として、みんなの前でこれを言うのは勇気のいることです。防災に携わる技術者としては特に。「じゃあもっと頑丈な堤防を造ればいいだろ?」とか「ダム造れ」って話になるし、どちらも現実論としては厳しい。まあ「常識範囲内で中庸を取ればいいだろ」ってのが答えなんですが・・・
例えば治水でも、想定までは堤防とかダムで守るけど、想定外の洪水の時はどこか犠牲にするしかないな(水があふれても被害の少ないところでおこし、住宅地は守ろう)っていう考え方が出つつありますが、自分の田を犠牲にしたくないのはみな同じ。
http://www.asahi.com/special/060719/TKY200608120410.html
当然「治水上の安全度の「格差」が固定化する可能性がある」という反対意見は根強くあります。はい。格差を固定するものです。むしろ積極的にそこを犠牲にします。個人的にはこれしかないんだろうな、とは思いつつ、もし自分が地元説明しなければいけない場合に、言える自信なしとも同時に思います。想定外の事態とはいえ、この国で「格差を人為的に造る」ことは最大のタブーですよね。技術論ではなく、人権の問題として却下されるのではないかと。
「この国では最悪の想定や想定外がない」ことは、事業者(例えば東電)だけを責めるのではなく、社会全体で考えていかないといけない問題だと思うな。
 

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なるほど、リスクについて勉強になりました。

ひとつ思ったのですが、健康寿命ってわかりにくいな、と。平均化してしまっているから。
単純に○○のリスクはパーセントでどれくらいで、それが何倍になります、というほうがわかりやすい。現象としては発病するかしないかなのだから。
今回のケースでは、10才の子供が20年以内にガンになる確率がどのくらいで、一年の累積放射線量に応じて何倍になるか、というのはよい指標になりそう。きちんと探せば解析結果がありそうですね。 削除

2011/4/15(金) 午後 10:22 [ BAC ] 返信する

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BACさん、コメントありがとうございます。
放射線リスクに特化する場合(今ですね)は言われる通りの表現が分かりやすいと思います。
ただ著者の主張するリスク論の最大のウリ(と僕が考える)は
「特定のリスクを寿命に置き換えることで種類の違う他のリスクと比較できる」汎用性だと思いますので、これはこれで良いのかもね。
(誤読してないといいけど)

2011/4/17(日) 午後 1:21 [ モト ] 返信する

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