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自民党の稲田朋美政調会長は、今や右翼・反動の権化といっていいだろう。ちなみに、どのマスコミも稲田氏を保守と規定しているが、彼女の主張は保守をはるかに超え、日本を戦前のようにしようと言ってるのだから、時代の流れを昔に戻す動きである右翼であり、反動である。マスコミの諸君は、言葉をきちっと使ってもらいたい。
これは、時折出てくる発言からも、安倍首相も同様である。加藤、萩生田、礒崎、衛藤らの諸氏は、時折どころか、公然と言っているので、右翼・反動である。 彼らは、右翼、反動と呼ばれるのを嫌っているようだが、それが不思議である。どの右翼の人たちも、右翼、反動と呼ばれても一向に気にしない。ところが、彼らは、主張はまったく同じなのに、マスコミに保守と呼ばせたがるのだ。保守は、大いに迷惑をしている。 ところで、なぜ、稲田氏は食わせ者なのか。いや、稲田氏だけではない。右翼・反動なのに保守を装っているのもその一つだが、特に稲田氏については、これが良妻賢母を唱える人かと思われる。 ご存じのように、稲田氏は、家父長制度を支持してきた。専業主婦を推奨してきた。それなら、なぜ、自分が家庭に入らないのか。資産や所得は十二分にある。週刊文春の10月15日号によれば、稲田夫婦は、10件弱の不動産を所有しており、推定価格は7億円と言われる。夫名義の保有株式は42銘柄あり、含み益は8000万円に上る。自分も弁護士だが、夫は大会社の代理人を務めており、大阪でも儲かっている方の弁護士になるのだという。 普通、これだけの資産、収入があれば、十二分に楽に生活できる。それでいて、自分を除く女性たちに専業主婦を説くのはなぜなのか。 また、稲田氏は、今の若者全員を一度は自衛隊に入れろと主張しているようだが、それならまず魁より始めろだ。自分の息子と娘を自衛隊に入れて、仕込んでもらったらどうか。それをしないで、若者全員というのは珍妙な限りだ。自分の子供が希望もしていないのに、「自衛隊に入って鍛えてもらえ」と言って、子供がなんというか、聞いてみればいい。それをしないところに、戦前の高官、金持ちの子弟が徴兵制を逃れたやり口を感じる。よその子ならいいのである。 それから、週刊文春では、「路チュー事件」とやらも書いている。親しい人物に「道でキスするようになったのに、こういう文章しか書けないの」とか言って、元官僚との関係を漏らしていたという。稲田氏にまつわるいろいろな取材をしている週刊文春に突如稲田夫婦でやってきて、路チュー事件のことを質問したら、「それ、そ、誰が、そんなことありえないですよ」と答えたとか。元官僚氏は否定しているそうだが、聞かれて本当ですと答える人はいないだろう。この話が本当だとしたら、良妻賢母を演じながら、とんでもないことをしているものだ。ウソだとしても、そんな噂が立つことは、良妻賢母としての自覚の大きく欠けると言わざるを得ない。 そこで、稲田氏同様、首相やその取り巻きの人たちに聞きたいが、家父長制は、男の方も身ぎれいであらねばならないというのが本当だと思う。なぜなら「修身、斉家、治国、平天下」と言い、政治家の本分はそういうものであるからだ。この言葉に恥じないことをしている人は、いるのであろうか。私も元新聞記者だから、そういう話は、誰とは言わないが若干耳に入ってくる。 話を稲田氏に戻すと、北陸新幹線をめぐる様々な噂も、週刊文春に書かれていた。 稲田氏は、弁護士にもかかわらず、世の中のことをまったく知らない。尊属殺人復活を唱えているそうだが、最高裁で存続殺人の違憲判決が出た裁判のうちいくつかは、近親相姦を強いられ、何度か実の父親にレイプされたものだ。それで、止むに止まれず、殺してしまったのだ。尊属殺人罪では、死刑である。そんな不憫は一生があるだろうか。こういう事実を知っているのだろうか。知ってて言っているのか。それなら救いがたい。知らないなら弁護士としても無知もいいところだ。嘘だと分かる南京百人斬り裁判で、処刑された野田、向井両少尉の名誉も回復できずに敗訴したのも分かる気がする。 結論として、稲田氏は、日本を昔に戻そうと主張し、良妻賢母を演じようとしているが、週刊文春の記事が正しいとすると、その実、金儲けが上手くて、資産を蓄え、浮気心もある真反対のことをしていると言えるのだ。 こんな人物やその仲間に、日本や日本人がどうのこうのと指図されたくないと思う。 |
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