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外野席からもの言うの難しいですね

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いま日本は「観光立国」を目指しているそうで。
日本の観光産業は2030年に15兆円規模、自動車産業より
大きくなると言う予測があります。
つまり観光産業は日本を経済を担うまでになる???

このところの霜降り肉相場の好調はインバウンド消費の
恩恵を受けている、などとささやかれています。
国産牛輸出も同じく好調であるとのこと。
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が、しかし心配なこともあります。
好調が他人(外国)任せなのが不安材料なのであります。

  ・TPP、EPA、FTAにより牛肉が怒涛のように
   入って来る。

     カナダ、ニュージーランドからの輸入量増大。
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  ・牛肉の輸出量と輸入量のギャップ。
 
     牛肉の国内自給率がますます低下。

  ・日本の景気

     トランプ政権により紛争地域の拡大。
 
     燃料の高騰

     中国の景気。

     ブレクジットによるEU、イギリスへの対応。

     消費税上げ。

ところで。
そもそも日本の和牛とは別格(ベツモン)と言われている
「WAGYU」とはいかなるものか。


今や、海外で「WAGYU」と言えば、
「日本産牛肉でなく、高級牛肉の代名詞」なのだ。


欧米では米国産などの「WAGYU」が和牛の半額ほどで流通。
1976年に黒毛和種と褐毛(あかげ)和種の雄牛各2頭が
米国に渡り、現地の牛と交配された。90年代に米国経由で
和牛の遺伝資源を輸入したオーストラリアでも畜産が始まり、
同機構の15年の調査では、和牛に近い品種の飼育数は
オーストラリアで約25万頭、米国で約5万頭に上る。



いっぽう。
豪産「Wagyu」子牛 生体輸入日本で肥育
「国産」ブランド販売

 輸入した子牛を日本で約15カ月肥育し、「国産牛」として
ブランド販売する動きが広まってきた。同国産「Wagyu」の
血筋を引く。交雑種(F1)より高いが、和牛より低い価格を想定し、
生産量が減る国産牛肉の代替として提案する戦略だ。

対抗、純国産和牛ブランド。

農産品の地域ブランドを守る地理的表示(GI)の第1弾として
「神戸ビーフ」「夕張メロン」など7品目を登録した。
TPP参加国はGIに認定した特産品をお互い保護しやすくする。

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農水省は日本産の和牛であることを明確にしようと07年に
認証マークを作り、海外の小売店や飲食店に表示を呼び掛けている。

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なにかと物議を醸し出した和牛受精卵の中国への流失。
それを阻止するための法的整備急ぐ我が国政府であります。
たとえば仮に立場が逆ならば国家反逆罪で重罰に
処せられると思うのでありますが。
この容疑者に対しては「家畜伝染病法」適用だそうで。
何と間の抜けたご沙汰でしょうか。
今回流失を防ぐ手段としては「特許法」があると報じる
マスコミもありました。

特許とは
知的財産権のひとつ。
特許法では、「自然法則を利用した技術的思想の創作の
うち高度のもの」を「発明」として定義しています。
「自然法則」とは自然界において体験によって見出される
科学的な法則。
何だか分かったようで分からない定義であります。
以前は機械、部品などに特許がかけられるのが主流でした。
重力とか空気とか自然現象とかが関わりそれを利用する
または弊害を是正し効率化するための「発明」に対し
取得できました。
昨今機械、部品だけでなく機械を制御する技術まで
特許が取得できるようになりました。
いわゆるソフトウエアです。
その中でも自動運転とか医療とか、また畜産においては
ウエラブル端末からの発信で発情、疾病まで発見する
AI技術で特許を取得できるようになりました。
人間に成り代わり人工知能により考え判断し、その思考の流れ、
手順(アルゴリズム)に対し特許が取れるようになったのです

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ところで農業において知的所有権に当たるのが種苗法です。
この種苗法は現在国際ルールの下で保護されております。
優先権や専用利用権、通常利用権、先育成による通常利用権
など保証されています。
種苗法を犯し海賊版農産物で有名なのが「とちおとめ」事件です。
当時「とちおとめ苗」が中国、韓国に流失し、そのいちごが
別名で輸入され、遺伝子を調べて見てはじめて海賊版農産物で
あることが判明しました。
中国では現在この「とちおとめ」を村ぐるみで栽培している
地域があるそうです。
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いちごの実ひとつに100〜500個の種があるそうです。
つまり苗ひとつで何千個の種ができるのであります。
おそらく村中「とちおとめ」を実現するためには
さして時間がかからなかったと思われます。

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和牛受精卵はどうでしょ。外国に受精卵が流失し
受精卵移植したすべての受精卵が着床、それが数十個ならば
最大数十頭の和牛が生まれます。
生まれた和牛メスにやはり流失した和牛精液を使用し
受精卵が生産される。
和牛を増産するための手段が受精卵移植ならば数年後には
何頭、和牛が生産できるのでしょうか。
まるでいちごの種のごとくであります。

では遺伝子特許により海外へ受精卵、精液の流失を
防ぐことができるのか?
日本では以前から和牛の遺伝子流失を防ぐための方策を
考えていました。
特許を国際的に主張するためには欧米の特許法に準じて
法制化する必要があります。
和牛の遺伝子特許は成立するのか?
結論から申し上げてそれは難しいようです。
米国では交配、改良に対しての特許は与えられていない。
例えば遺伝子そのものではなく遺伝子改変、遺伝子組み換え
のみに特許が許されているようです。
つまり遺伝子の配列ではなくパーツ、ゲノム改変によって
得られたものに特許が与えられているのであります。
それに準ずれば交配だけで改良された現在の和牛遺伝子では
特許、知的財産権を取得するのは難しいのであります。

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じつは中国では特許の出願数は世界一なのだそうです。
国をあげて何でもかんでも特許にしよう。
そんな中国であります。
日本で和牛遺伝子特許が成立するなら、中国は流失した受精卵
精子によって改良、海賊版和牛に特許登録がなされると
想像します。
今やヒト遺伝子までゲノム編集により改変する中国です。
先ほどの米国の事例で遺伝子改変ならば特許も可能。
中国はそこへ付け込んで来ると想像します。
米国も「和牛遺伝子」を渡せと日本に強要しているとの
報道もあります。
世界は日本が思うほど和牛(遺伝子)に対しての
知的所有権の思いはない。
おそらく国が想定する以上に和牛遺伝子が流失している。
それどころか中国へ和牛繁殖、飼養技術を指導しに行く
高名な日本人先生までいらっしゃるそうです。

今ある和牛相場は永遠に続くことはない。
そのため霜降り飼養技術を高め相場の不測の事態に
備えてはと思うのであります。

次は「世界の和牛」。

生乳の脂肪酸組成分析

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牛乳のコクとは何か? 旨味とは何か?

NET上で検索するとその中身は

 ・乳糖

 ・乳脂肪

 ・乳たんぱく

 と解説します。

生乳中の脂肪酸組成を分析、その結果をもって
飼養管理へ利用するサービスが始まりました。


乳脂肪(脂肪酸)を分析するとエサのバランス、牛の
健康状態、乳質まで見えてくるそうです。

牛乳(母乳)はそもそも汗腺が発達した乳腺から出て来ると
言われております。
汗も乳も血液成分の一部が体から滲み出たものです。
牛乳の脂肪組成で牛の状態を判断する。
画期的で手間のかからない方法であると考えます。

血液中の成分分析、プロファイルテストは体内の
健康状態をモニターすることができます。
プロファイルテストでは複数のサンプル(血液採取)を
必要とします。
生乳の脂肪酸組成はバルク乳のサンプルさえあれば
良いのであります。

  ・エサのバランスに疑問。

     乾物摂取量最大のため必要なこと。

     粗飼料と濃厚飼料の給与量。

  ・乳脂肪率低下の原因はエサから。

     バイパス油脂の有効性。

     食物残差の適正利用。

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脂肪酸組成分析で何がわかるか。

  Denobo 

    ルーメンで繊維を有効利用されているか。

  Preformed

    乳脂率低下の原因。

  Mixed

    乳生産に対する飼料内容の有効性。
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この飼料メーカーはすでにゲノム評価でエサ給与まで
コメント。そのリードして行く姿勢は立派です。
そしてこの度は「生乳の脂肪酸組成」のために高価な
分析器まで導入。
ひたすら酪農界へ貢献して行く構えなのであります。
取引先もこの姿勢に感銘を受け一昨日サンプルを研究所へ。
この農家は脂肪分の高いエサや油脂は使用していません。
結果とコメントが楽しみであります。

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働き過多改革

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明日は4月1日。
新元号が決まる日。
乳製品をはじめ多くの食品が値上げとなる日。
そして安倍政権の唱える「働き方改革」が船出となる日です。
特に使用者による労働時間把握義務が厳密となり
使用者の罰則規定(刑事罰)が盛り込まれました。
しかしながら諸々の規定はまだまだで見切り発車の
様相です。

気が付けば近場コンビニのレジは外国人ばかり
流ちょうな日本語で
「レシートいりますか?」と言われ、思わず、んん
「レシートください。」と言ってしまう私です。

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とある製造メーカー協力会社の責任者との会話。

「働き方改革が始まるようですが。」

「いや大変です。人手不足のこのご時勢に
 働き方改革でしょ、辛いものがあります。」

「そもそも36協定って何?」

「日に8時間、週に40時間それを超過する
 時間外勤務に対して労使間で交わす協定のことです。」

「一般的に労働者を擁護する法律に見えるけど。」

「私ら管理者にとって悩ましいものがありますよ。
 例えば実質的に時間外勤務を短くするため
 『今日はもう働かないでください。』って言いますよね。
 若いもんは収入減っても快諾でしょうけど
 中学、高校の子を持つ親達は
 『給料どうしてくれるの?』と言われてしまう。
 でも親会社や協力会社は簡単に収入を保証するって
 言えないですよ。」

「板挟みか。ちっとも労働者のためになってないじゃん。」

「しかも今回の働き方改革では土日祝日の勤務も
 時間外労働の中に含まれてしまうんです。
 そもそも超過労働を規制するための法律ですからね。
 超過時間を代休で処理し、お金で処理し辛くなる。」

「『働き方改革』で協定を逆手にとって 人件費削減に
 使ってしまう企業も出て来るね。」

「当局から勧告だったのが罰則になりますから。
 とにかく大変です。」

「これから外国人従業員も多くなるのかな。」

「それで対応できるなら良いんですけどね。」



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話は変わってDJ社増刊号、特集「今、繁殖を見直そう」の
P.23に次のグラフがあります。
受胎日数の度数分布グラフですが繁殖状況をマクロ的かつ
リアルタイムに見る良い方法であると考えます。

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我が社の無料繁殖管理サービスでも30年以上前から
使っており、ユーザーからも重宝されておりました。
この牧場、2年前から色々と障害が出ておりその間エサ、
従業員も変わりなく不思議に思うのでありました。
ただ牛の更新は遅れ平均産次数は3産を超えてます。
そう言えば以前従業員から
「時間外を減らせって言われ、給料が減っちゃう。」
の言葉があったのを思い出しました。
紹介した獣医からはいつ行っても従業員がいないとの苦言を
受け、乳房管理も疎かになっている。
そうかこれが36協定か、働き方改革か。
今となっては遅きに失するのかも知れませんが

  ・給与の実質的な保証。

  ・フレッシュチェックの徹底。

  ・発情は従業員みなで発見する。

  ・ウエラブル端末装着で発情を発見してもらう。

  ・搾乳機(自動離脱装置)の更新。

ちなみに高名なコンサル獣医を要請、特に繁殖に関して「発情の
同期化」つまりオブシンク、CIDRのヤリを勧められたそうです。

受胎日数も伸びているので定かではありませんが
乳量がバカほど出ていないため、そう言った繁殖治療は
必要としなくダイジョーブであると感ずるのであります。
ひょっとしたらコンサル獣医、オーナーの話を聞いてあごが
外れてのアドバイスではなかったか。そう思うのでありました。

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