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商事法務から、岩原・山下・神田先生編集の『会社・金融・法』(上・下)が届きました。
おそるおそる読んだ論文があります。後藤元さん(肩書を付けるのに本当に向いていないお名前ですよね)の「発行開示における財務情報の虚偽記載と元引受証券会社のゲートキーパー責任」です。
私はこの論文集に「有価証券届出書に対する元引受証券会社の審査義務」という論文を寄稿していましたので、完全にテーマがダブりました。私がテーマを連絡せず、なおかつ原稿の提出も遅れたためです。私は自分の論文にあまり自信がなく(独自のアイディア・切り口で切ったのではなく、判例・学説を紹介して分析を加えるという伝統的な手法をとっていたという意味で)、出版前にテーマの重複を知らされていたので、「ああ、比較されるだろうなあ。結論が違っていたら嫌だあ」と不安でした。
一読して、結論はそれほど変わらず、引用文献もあまり重なっていないのでほっとしました。よく読むと、私は入口の問題を扱い後藤さんはその先の問題を扱っている点で、テーマもある意味では重なっていないのです。後藤さんの論文を読んでいたら、私のは書きにくかったとはいえます。また、問題意識を持ったきっかけも、私はある訴訟、後藤さんは研究会と違っている点も面白かったですね(私の問題意識は、ここのディスクロージャーの記事にも書いています)。
どちらも、ぜひ一読ください。
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2013年11月15日
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