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グインサーガーを最近読んでいるが、外伝でグインに愛妾が一人いることになっていた。
元踊り子でヴァルーサという名前。
残念なことに作者が近年お亡くなりになったので
ヴァルーサがグインの子(男子)を生むところで終わっている。

詳しく説明がないが、生まれてくる子は豹の頭ではないらしい。
ケイロニアの次期皇帝になる男子らしい。
この男子とイシュトの長兄が協力して中原を平定という構想だったのかもしれない。

しかし、グインが人並みに愛妾をもってしまうと
某ゲームキャラ「ランス」に著しく似てくるw
ともに規格外の超人
ある意味プログラムからすれば不条理なバグ的な存在
グインがエロまっしぐらにオルド(大奥)を作って子作りに励むなんて
ことになったら・・・
グインは記憶喪失キャラになってしまっているので
それも波乱・後継者争いの火種としてありえるかもしれないw

非Aの世界とかいうSFがあったが、グインはその主人公に近い設定キャラかもしれない。
豹頭のキャラで有名なのはPプロがパイロット版として作った
特撮番組ジャガーマン
これがもう一度練り直されて漫画で豹マン

覆面キャラでは笹リンドウという番組にジャガーの眼とかいうキャラがいた。

そんな過去の超人キャラのイメージをダブらせる手法で描かれている
グインが一番近いのが
Pプロがパイロット版のジャガーマンかもしれない。
ジャガーマンも異星の超人
ただ、漫画版で一度死んで、豹の能力を移し変えることで
生き返るという設定のものもあった。

二転三転という面白い試行ではあったが・・・
グインのマトリックスの変化も二転三転ぽい
そういえばアニメになっているらしいがDVDになっているんだろうか?

火星シリーズのオマージュ的な作品をいくつか
日本の作家が書いているらしいと某サイトで読んで
早速『火星の土方歳三』吉岡平著作を読んでみた。

火星へ行ったジョン・カーターの幽体離脱を下敷きに
土方歳三が死んだところから物語がはじまる。
ジョン・カーターは名前のみで登場しないが、結局ヘリウム都市の
新撰組の副長に収まる筋立てになっている。

大きくアレンジされている点は性的な人間関係で
土方歳三も火星の赤色人も好色な傾向を強めている。
原作では、一部の奇人・悪役である権力者が種族を越えて
好色ぶりで悪役ぶりを発揮させているが、
吉岡平版では火星人は卵生ではなく、超未熟児状態で生まれて
卵のような育成器で成長するとしている。
そのため、女性は性関係に積極的で、
母乳も与えることが出来、土方歳三の伴侶となる女性は
大きな乳(バスト)をもつ女性として描かれているw。

吉岡平氏は火星シリーズのファンらしく
『南軍騎兵大尉ジョン・カーター』
(火星に行く前の南軍大尉カーターを描いた物語り)
『金星のZ旗』という変名を用いたジョン・カーターが登場する
「金星シリーズ」へのオマージュ的な作品もあるようだ。

「飛翔せよ、閃光の虚空へ」というスペースオペラを読んだ。
いわゆる荒唐無稽なSFに位置するらしい。
主人公は48歳になる熟女であるが、SFの設定らしくとても若い。
平均寿命も100歳は楽に越えた世界なので
この48歳になる熟女は、自分の半分程度の青年と恋に落ち
逃避行というオチになっているw。

面白い設定としては、エンパス(共感能力者)である主人公たちと
敵対する勢力に「人買い」であるアリスト階級を頂点とする勢力圏を設定している。
性的嗜好であるSMの関係性を
アリスト階級がS、エンパスたちがMと天敵の関係においている。

つまりエンパス(共感能力者)の苦痛を快感として享受する種族という
階層社会の本質である現代社会の矛盾を投影しているのかもしれない。

スコーリア戦史というシリーズ化しているらしいが
とにかく一冊が分厚く500Pを越えるので読むのがタイヘン。
作家はキャサリン・アサロという女性作家で科学者としての顔も
持っている秀才のようだ。

女性のためのスペースオペラという気がしないでもないが・・・
フェミニストのためのSF勢力圏に位置する作家なのかもしれない。

しかし、階級社会、階層社会の本質である虚飾
他者の痛みに成り立つ勝者の特権性を痛烈に批判するような構図から
男女の恋愛劇を描き、男女間の共感性を下敷きに
共に了解しあう平等な人としての関係性(パートナー)の
構築を模索しているのかもしれない。

この本での主人公たちもいがみ合う階級社会の関係性から
未開の惑星へと逃走し、そこで裸の男女(アダムとイヴ)のように
相互理解の関係に戻ることで、未来への展望を与えているようだ。

2巻目の本でも主人公が1巻目の主人公の甥と現代の地球人の
17歳の女の子の一目惚れの恋愛物語になっているが
「君は既に僕のシステムにアクセスし・・・
君の存在は今後とも僕のコード体系を書き換え
機能を変化させ続けるだろう・・・」
という互いに侵食しあう相互主観性、間身体的な
テキストを流用しSFチックに描写が続いているw。

火星のプリンセス

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火星のプリンセスとは、ターザンの原作者として有名な
エドガー・ライス・バローズ(1875年〜1950年)による小説で
火星を舞台にした剣と科学的な(魔法的な)道具にあふれた怪奇冒険小説であるため
(発表されたのは1911年でまだSFというコンセプトすらない時代らしく、
ノーマル・ビーンというペンネームで作家は普通の男であることを強調したかった時代のようだ。)
SF小説として分類されている。
日本では火星シリーズは全11巻で発売されていたが
近年合本4巻として(翻訳者もかわって)書店に並んでいるようだ。
ロバート・E・ハワードの「英雄コナン」シリーズのような
ヒロイックファンタジーの原型ともいわれたりしているようだ。

何度も映画化の話が噂されているようだが
一度もアニメ化されたことすらなく
地球人そっくりの火星人(肌の色が赤色だが)や
ドラゴンボールのピッコロのような緑色の火星人(腕が4本あるが)やら登場し
主人公も幽体離脱して火星にいってしまうという奇抜なアイデアに溢れている。
当初日本ではスペースオペラというジャンルのSF小説として紹介されていたように
西部劇怪傑ゾロの設定を火星に移し変えたような部分さえ感じられる。

ターザンが「野生を背景とした超人・紳士」を描いたとするなら
火星シリーズは「科学文明に潜む野生の思考」を描きだしていたのかもしれない。
アメリカ・インディアンの研究で人類学に貢献したロバート・ローウィ『未開社会』に
影響をうけたレヴィ=ストロースの『悲しき熱帯』などの知脈とも通じる気さえする。
火星シリーズの主人公ジョン・カーターは元南軍大尉で奴隷制に親和した
価値観さえあるが、アメリカ先住民族インディアンの生態を軽蔑するわけでもなく
職業軍人として戦いを中心とした生態に肯定的でさえあり、
そのアナロジーとして
火星緑色人の生態を(構造的に)描いているような節さえ感じられる。
バローズがレヴィ=ストロースの『悲しき熱帯』を読んでいるわけもなく
逆にレヴィ=ストロースがバローズ作品を読んで、未開社会における秩序が
西欧的な文明に劣るという視点に批判なインスピレーションに
刺激をうけたのかもしれないw。
バローズが描く世界は西欧的な文明に郷愁を覚えながら
反哲学な世界観に近く、東洋的な世界、未開文明さえ越えた
動物世界にさえ、その生活生態の構造に触れて描こうとしている。
ダーウィニズムやユクスキュルの「環境・内・世界」の知脈の影響をうけながら
雑多な民族によって構成されたアメリカ社会の根底部分に根付いた結果
構造人類学的な視点に近い作風になっている。


今読み返すといろいろな文明批判のコンセプトに溢れているような気さえする。
卵生の火星人による育児システムは機械的で
その合理性ゆえに滅びにむかうさまは物悲しく警鐘とさえ感じられ
主人公が強調する家族愛が
男女の性を中心とする「アメリカ的な家族による暮らし」
その象徴が不必要に裸体に近い衣装だったりしたのかもしれない。

近年この不必要に裸体に近い衣装による冒険活劇を
MMORPGの世界に良く見られるのは偶然なのだろうか
アメリカナイズされた韓国が生み出したMMORPGのビジュアル世界は
「科学文明に潜む野生の思考」の再生を期待しているのかもしれない。
・・・とおもった。

映画「SAYURI」のイメージにひきずられ
山村美紗の舞妓探偵小菊シリーズを再読している。

山村美紗というミステリー作家は
赤川次郎に準じるほど多作で、いろいろな
シリーズを書いている。
その中でも、舞妓探偵小菊シリーズは
京都に住み、京都を舞台としたミステリーを書いてきた
山村美紗ならではの独壇場ともいえる物語かもしれない。
存命なら、舞妓探偵小菊シリーズは、
新しいオタク消費経済の趣向と一致し
主流的な作品になっていたかもしれない。

映画「SAYURI」のような会長と千代の関係を
連想させる舞妓の小菊と日本画家沢木のコンビによる推理によって
解決する殺人事件ミステリーなのであるが、
この作品では、殺人事件の謎解きが面白いわけではなく、
40歳過ぎの日本画家沢木と
16歳ごろから知り合った舞妓小菊との恋愛が
「純愛である」ところが面白いのである。
いろいろな祇園社会のしきたりが、二人の中を
進展させない「もどかしさ」のような様子を、巧みに描写しながら
日本画家沢木と舞妓小菊の愛情が練りあがっていく様は楽しい。

小説はシリーズといわれながら6冊しかないが、
短編集「都おどり殺人事件」に5本収録されているので、
10本の物語を楽しく読むことが出来る。
ただ、ミステリー作品はいろいろな出版社にわたって
発表されているので、普通に探すのはけっこうシンドイかもしれない。
(大手100円中古店の作家別で探したほうが楽かも)

もし、またドラマ化されるなら、オタク的萌え要素を意識した
作りになるだろうが、配役はけっこう難しいかもしれない。
40歳過ぎの日本画家沢木という設定は、以前ドラマ化されたとき
沢木の年齢を20代後半くらいに変更していたが、随分と不評だったようだ。
今のタレントは、40歳でも随分と若く、清潔なイメージを
保っているので、原作どうりの設定でも問題ないかもしれないが、
(たとえば、40歳の織田裕二とか)
逆に舞妓の小菊役は、18才前後のタレントより、
大後寿々花のようなU15のタレントにしたほうが、清潔なイメージに
保てるように思える。
個人的には、映画「SAYURI」のイメージにひずられ
大後寿々花の舞妓姿を見てみたいと思ってしまったw。


文庫、新書版があるようである。
都おどり殺人事件
京舞妓殺人事件
京都花見小路殺人事件
京都東山殺人事件
伊豆修善寺殺人事件
京都西大路通り殺人事件
参考
http://www.aga-search.com/jp/6yamamuramisa.html

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