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中学生のとき と習いました. し,しかし… その平和は,スイス政府と国民のすさまじき努力により維持されていたのでした… この本,あらゆる事態を想定し,シュミレートし,心の準備をするというもの. たとえば, 占領軍の兵士たちが,酔っぱらって村の教会を荒らした.品々を破壊し,像を投げ出した. 彼らが教会をでたとき,一発の銃声が響き,一人が倒れた. 彼らは怒り狂い,村の責任者を殺し, 更に20数名の村人を射殺し,村に火を放った. 多くの人々が殺された,この村の悲劇は,誰の役にも立たない. 来るべきときが来たら,この人たちの力は我々に必要だったのに. 理性の前に感情を殺せ!怒りを抑えよ! 行動を起こすにはまだ,早すぎる! そして,この本の目玉はなんと言っても,心理戦,思想戦について詳しく対策を練っているところ. 戦争は武器だけで行われるものでは無くなりました. 戦争は心理的なものになりました. 作戦実施のずっと以前から行われる陰険で周到な宣伝は,国民の抵抗意志をくじくことができます. 敵は同調者を求めている 目を開いて真実をみよう 外国の宣伝の力 不意を打たれぬようにしよう 敵は意外なやり方で攻めてくる スポーツも宣伝の道具 といったタイトルが並びます! あらゆる危険から身を守るための,そして, もっとも大事なことは思想戦に対する対策であることを強調した, 恐ろしい本ですが… とても,気に入りました. 字が細かく,読み続けるとその内容の濃さに狂いそうになりますが, レイアウトやフォントに工夫がしてあり,読み物として,時々読む程度なら何とか読めます. 文庫本サイズで1500円.
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小さい頃は、「日本も永世中立国になればいいじゃない!」と思ったものでしたが、実際は難しいのですね。
2006/1/31(火) 午前 11:33 [ - ]
読んだことあります。国境が陸上の国って、気合の入り方が違いますよね
2006/1/31(火) 午後 3:45
知りませんでした。心理戦が重要とは怖い話ですね。ところで先生の所のカレンダーで、30日がオレンジになっていないのはなぜだろう?
2006/1/31(火) 午後 5:27
あさの先生 そうそう,血のにじむような努力がいるんだなーと.あと,スイスはおそろしい国だなぁと思いました.スイス銀行もあるし.
2006/1/31(火) 午後 6:15
きりんちゃん 読んだことあるとはさすがです.列強の中,中立を維持し続けた秘訣がこの本にかいてあることなのでしょうねー.
2006/1/31(火) 午後 6:16
あまりす先生 あれっそうですね!なんでだろう…もう,ヤフーブログはわたしにはわからないことだらけです…オレンジ色になる気配ないし!
2006/1/31(火) 午後 6:18
へー、政府が各家庭に配っているんですか、すごいですね。家庭内や家庭外の対人関係での問題にもひきあてて読めそうで面白そうですね。スイスの人たちの評価はどうなのでしょうか?
2006/1/31(火) 午後 10:39 [ udon123001 ]
そうなんです.日常生活をsurviveするのにも,応用できそうでしょ??この本,スイスではみんな読んでたんですかね…実際に配られたのは,冷戦時代みたいです.日本に輸入されるくらいだから,そのころは,みんな読んでいたのでしょうか.
2006/2/1(水) 午後 10:11
各家庭に1冊というと「家庭の医学」を思い浮かべてしまいますが、スイスでは「民間防衛の本」とは。しかも政府が配る、と。平和を維持するには、相当の努力と心構えが必要なのですね。
2006/2/2(木) 午後 11:27