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救急患者さんの「たらいまわし」…
最近よく聞きます。
「たらいまわし」っていう言葉使いにそもそも不満がありますが
(だって、実際にまわってる訳じゃないですし。「受け入れ困難」の方が正確でしょ)
主語と述語の事実を報道するだけで、「なぜ受け入れられなかったのか」についての分析を、
マスコミが請け負っていないことに、強い不信を感じます。
「空きベッドはあった」
これもよく聞きます。
ベッドがあれば、患者さんは横にはなれるけど…
診療に必要なのは、ベッドだけじゃないでしょ??
たとえば、夜中に検査できない病院に、意識障害の患者さんを受け入れる能力はそもそもない。
当直医が一人で、病棟入院患者と外来患者を両方診ている病院では、
病棟が荒れていると、救急受け入れはまず無理。
「軽症者」(実は重症が隠れているのでおろそかにできない)が押し寄せる病院は、重症者まで手が回らない(本末転倒ですが)。
ほとんどの病院はこのどれかに当てはまってしまうのではないでしょうか。
救急指定病院とはいっても、ソフトが充実している病院はほとんどない。
都会でも。
夜間では、患者さんを一人みるのに医者がこなす雑用は日中の比ではないですしね。
でも、これって、決して解決策のない問題ではないと思うのです。
みんなで、解決法を考えましょうよ!
そのためにマスコミは不安をあおるだけでなく、何が問題を規定しているのか分析してほしいものです。
いや、報道の怠慢だとおもうなぁ。
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マスコミは真実や解決するつもりは何所も更々ありませんよ。
ただ沢山の人が食いついてくる言葉・映像が欲しいだけてすから・・。
怠慢では無く追求です。利益の・・・。
2008/1/19(土) 午後 10:12
医療側の立場からもいろいろ困難なこともあるんですね。
受け入れるほうも事情がありますね。
視点を変えた報道も必要ですね。
2008/1/20(日) 午前 0:27 [ fes**_1173 ]
報道はいつも一方的な見方しかしないです。
受け入れる側にもいろいろ事情があるんですね、
でも早急に自治体と救急病院と消防でもっと密な
ネットワークを作る必要がありますね!
2008/1/20(日) 午後 3:56
festaさん、問題解決につながるような報道の姿勢が欠けていると思うんですよね〜。医療記事だけじゃなく。あと、謝罪の強要。もう日本はおしまいだ…なんて絶望したくなってしまいます。
2008/1/20(日) 午後 6:09
doorsさん、最近では女性自身とか週刊誌の方がましな報道をしています。TV、新聞はだめですね。医療崩壊とか立ち去り型サボタージュ、イギリスの例から目を背けていても悪くなるばかりでしょ、って思います。
2008/1/20(日) 午後 6:13
miniさん、マスコミって反省というものをしないですよね。自分たちのしてきたことを振り返る気なんてさらさらないんだろうなぁ。
2008/1/20(日) 午後 6:14
医師会に対抗して、勤務医の会のようなものが立ち上がったそうですよ。
2008/1/22(火) 午前 8:49
それ、入ろうと思っています。医師会はどうしても開業医のための団体というカラーが強くて。勤務医という特殊性の公約数を意見する団体が必要だと思います。
2008/1/24(木) 午前 0:01
●なんで急患の受け入れを断るの?
・(人員・設備が足りない…などの)物理的問題で、(受け入れると犯罪になってしまうケースがある…などの)法的問題で、断らざるを得ない状態にあり、これは「受け入れ拒否」ではなく「受け入れ不能」なんです。
●なんで「専門外だから」が断る理由になるの?
・「専門外の患者を受け入れるのは犯罪」という司法の判例(奈良心タンポナーデ事件)があるからなんです。
●ベッドが無いなら、廊下で治療すればいいんじゃないの?
・「設備不十分な状態で患者を受け入れるのは犯罪」という司法の判例(加古川心筋梗塞事件)があるんです。
・そもそも、「ベッド」「ベッド」って言われてますけど、病院でいうところの「ベッド」は、心電図とか、酸素マスクとか、呼び出し用ボタンとか、それを管理する人員とか、それら全て「込み」ですからね。もはや「ベッド」というより「設備」と言ったほうが適当かも。
●応急処置してから、他の病院に移すのは駄目なの?
・「応急処置の後、他病院に転送するのは犯罪」という司法の判例(上に同じく、加古川心筋梗塞事件)があるんです。
2008/2/21(木) 午後 3:53 [ KRTさん ]
●なんで、一度断った病院が、後になって受け入れるなんて事があるの?
・救命中であった患者が「落ち着く」か「亡くなる」かのどちらかで、病院側に「空き」が出来たからです。
●有名人や金持ちだったら嬉々として受け入れるんじゃないの?
・西村真悟議員の息子の飛び降り自殺…アレも、重度のうつ状態で入院の必要があるとされながらも、「ベッドが無い」という理由で入院できませんでしたよね。もはや、コネやカネではどうにも出来ない程に、患者の受け入れが困難な状況なんです。
●ぶっちゃけ、人の命より金儲けのほうが大事なんでしょ?
・金儲けのほうが大事だったら、そもそも、不採算部門である救急なんて、最初からやりません。
●医師が足りないなら、海外から医師を呼んだらいいんじゃない?
・本国より遥かに待遇の悪い日本に来る理由が見当たりません。…というのも、実は、日本の医師の待遇は、諸外国のソレよりも遥かに悪いんです。
2008/2/21(木) 午後 3:53 [ KRTさん ]
●ドクターヘリを導入したら?空からなら直通でしょ?
・ヘリを導入するにも、周囲の建物が邪魔で安全に飛べなかったり(ビルに激突、民家に墜落…の危険性あり)、ヘリポートのある(作れる)病院が少なかったり、騒音問題で導入を反対する住民がいたり…など、色々と問題が山積みなんです…。
・あと、ドクターヘリを必要とするほどの重症患者を扱う「3次救急」自体の数が減っていることも問題の一つとなっています。
●リアルタイムでベッドの空き情報の分かるネットワーク、システムを作ったらいいんじゃない?
・いくら良いシステム、良いネットワークを作っても、医師の手術スピードが上がる訳でもなく、患者を診るための設備が増える訳ではないため、根本的な解決とはなり得ません。
・また、それに近いシステムが既にあるのですが、現在、病院側にそのシステムを操作するマンパワーが無いために、空き情報をリアルタイムに更新出来ない…という問題が発生しています。
2008/2/21(木) 午後 3:53 [ KRTさん ]
●救急病院が急患を受け入れられないなら、救急病院を辞めちゃえば?
・現実に次々と辞め…ていうか、潰れていってるんです…。
・特に、重症患者を扱う「2次救急」、救急最後の砦である「3次救急」が減っていることが深刻な問題となっています。
●1次・2次・3次って何?どれも救急病院じゃないの?
・救急病院は、患者の緊急度の度合いによって、「1次救急」「2次救急」「3次救急」…と種別されています。
・「1次救急」は、入院や手術の必要が無い患者が対象で、「2次救急」は、入院や手術が必要な患者が対象、「3次救急」は、1次・2次では対応できないレベルの重症患者が対象となっています。
・ここ数年、救急医療が不要なレベルの「軽症患者」が、夜間救急…特に「2次救急」「3次救急」に駆け込み、夜間救急がパンク状態になっている事が、深刻な問題となっています。
2008/2/21(木) 午後 3:54 [ KRTさん ]
「最善を尽くしても、力及ばず患者が亡くなる」という「医療の限界」が、司法のトンデモ判決で「医療ミス」とされて、医師生命を絶たれる人間が次々と出ている現実がある訳で…。
「割り箸事件(小児科崩壊の引き金)」「加古川心筋梗塞事件」「奈良心タンポナーデ事件」「福島県立大野病院事件(産科崩壊の引き金)」など…。
「医療の限界」と医療ミス」の区別が付かずに「死んだら医療ミス」と「後出しジャンケン」のトンデモ判決を出す司法。
「悪者は病院ですよ、さぁ叩いて叩いて」という報道をするマスコミ。
「昼間は仕事だから、夜になって病院に行こう」と、コンビニ感覚で夜間救急に駆け込む人間や、救急車をタクシー代わりにする人間、他の患者がいるのに「俺をVIP扱いしろ」と要求するモンスター患者。
この「救急受け入れ問題」は、そういう人間が医療を破壊した結果、起きるべくして起きた(ていうか、今後も確実に起こる)悲劇です。
もちろん、そういう状況を放置した行政の責任は大きいですけどね。
2008/2/21(木) 午後 3:55 [ KRTさん ]
現在の自分が考えうる改善の方法…ですが…。
もはや手遅れで、今更どうこうした所でどうにもならない感もありますが、それでも何かを…とするならば。
●医療費を増やす。(他の予算を削って医療費に回す。)
・といっても、医師一人当たりの給料を上げる…ためではなく、病院が一人でも多くの人材を雇用できるようにし、一人一人の負担を軽減させるため、です。
●「医療の限界」と「医療ミス」の違いを国民(特に司法)に理解してもらう。
・いくら医学が進歩しているとはいえ、それでも医学は「発展途上」「不完全」な分野であり、医療従事者が(現時点での)ベストを尽くしても、どうしても、救えない命が出てきてしまう…という「医療の限界」があります。
・本当の「医療ミス」で「患者死亡」となる事も勿論あります。が、現代の医学ではどうにも出来ない「医療の限界」までも「患者死亡」という結果によって「医療ミス」とされてしまったら、マトモな医療が出来なくなってしまいます。
・だから、国民…特に司法やマスコミに、「医療の限界」と「医療ミス」は違う…という事を理解してもらう必要があるのです。
2008/2/21(木) 午後 10:29 [ KRTさん ]