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水ぬるみ 値千金 鯉の群れ (みずぬるみ あたいせんきん こいのむれ) 身の丈50センチを超えているものも あるだろうか。 眺めれば、壮観な錦鯉の群れ。 まさに 大金が泳いでいるようである。 ≪如月≫
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如月
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狭き道 ふと 出会いたる 梅の花
(せまきみち ふとであいたる うめのはな)
冷たい風の吹く 狭い小道を歩いていると、ふと 見事な梅の花を見かけた。
予期せぬ場所で、懐かしき人と再会した瞬間のときめきにも似て、
春は、いつもこんなふうに、何の前触れもなく 目の前に現れる。
≪如月≫
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物憂げに 犬立ち上がる 春近し
(ものうげに いぬたちあがる はるちかし)
地べたに座りこんでいた犬が、おもむろに ゆっくりと立ち上がった。
遠い空の向こうを見つめて、何を見つけたのかい。
春の訪れに 気がついたのだろうか。
≪如月≫
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枯れ枝を かい潜り飛ぶ めじろかな
(かれえだを かいもぐりとぶ めじろかな)
めじろたちが、枯れ枝の間を器用にかいくぐる。
その無邪気な姿が、かわいらしい。
近づく春を感じているのか、はしゃいでいるようだ。
≪如月≫
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梅が香や 堂内満つる 僧の声
(うめがかや どうないみつる そうのこえ)
幾重にも重なるお経の声が 低く響く寺の堂内は、まだ底冷えの寒さである。
しかし、開け放たれた窓からは ほのかに梅の香りが漂っていて、
おそらく僧侶達も、春の訪れを感じているのかもしれない。
≪如月≫
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