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夏の終わりから、虫の声がとても響くようになりました。うちの庭は、雑草が生い茂っているので、虫もたくさんいます。洗濯物を干しに庭に出ると、バッタがさっと足元から飛んで逃げます。カエルもピョンピョン飛んで逃げていきます。
あまり草が茂りすぎると、時々カマでざっと刈るのですが、すぐに生えてきます。こんな雑草だらけの庭では、少しみっともないかもと思う時もありますが、しかし秋になって細い葉の雑草にも穂が出て、その間にピンク色のイヌタデの花がまじっているのをみたり、少し前には、ヌスビトハギが小さな花をたくさん付けて、初秋の風情を出していたりすると、いいなあと思ってしまいます。このヌスビトハギは花が終わったら、すぐに刈りました。くっつき虫はやっかいですからね。
田舎で育って、子供の頃は山や川で遊んだものですから、こういう野の草に郷愁を感じてしまいます。とは言っても、ここも田舎なので、この町内の周りは田畑がほとんどですが、それでも窓から見えるわが庭に野の草が茂って小さな花など付けていると、ほっとします。そしてその草の間から、虫の音が聞こえるとほんとに癒される気がします。たいていはコオロギの声のように思います。
ところで、虫といえば、うちの庭には、いろんなカズラもはびこっていて、その中の藪枯らしの葉に夏の間大きな幼虫が数匹いたのですが、これがいつの間にか姿を消しました。小さい可愛い幼虫がいるとおもったら、あっというまに巨大幼虫に育ち、いつ蛹になるかと待っていたら、その前にどこに行ったか行方不明になってしまいます。蛹は別の場所に移動して作るものなのでしょうか。がっかりしていると、また小さい幼虫が付いていて、またあっという間に大きく育って、そしてまた蛹を見る前にいなくなります。その繰り返しでした。この幼虫が、いったい何の幼虫なのかがずっと気になって、蝶の幼虫を検索しては調べても、見つからず、あるとき蛾の幼虫を調べたら、すぐに見つかりました。セスジスズメという蛾でした。そんなにきれいでもない、大きい蛾です。ちょっと戦闘機のような形にもみえます。幼虫の模様と全然似ていないので、これまたがっかりです。この幼虫は巨大になってくると少し気持ち悪さが出ますが、それでも可愛かったのです。というのは、しっぽのような角がお尻についていて、歩くたびにパタパタと前後に揺らして、それがなんとも愛嬌があって、毎日見ては、早く蛹にならないかと待っていました。結局蛹は一度も見ませんでした。今でも時々いないか探したりしますが、もう季節が過ぎたのか、何もいません。
しかし先日、そのかわりにミカンの木にアゲハチョウの幼虫を見つけました。そのミカンの木は、狭い日の当たらないところで、他の木に押されるように、やっと生えている少しかわいそうな境遇の木で、毎年2、3個しか実がなりません。今年なんて、たった一個です。その木に数匹アゲハの幼虫が付いていました。出口の直ぐ側なので、毎朝新聞を取りにゆくたびに、いるなと確認したりしていましたが、これがまた、姿が見えないので、蛹を探していると、こんどはひとつ見つかりました。もっといるのかも知れませんが、こんな狭い入り組んだ枝の奥までは探せないので、とにかく一匹でも蛹を見ることができて、今回は大満足です。本当は羽化も見たいものですが、張り付いているわけにもいかないし、朝に見られたら幸運だと思っています。 サナギです
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セスジスズメは土の中で蛹になるんですよ(^^)
2010/10/16(土) 午前 9:51
ぴかちゅう♀さん、訪問コメントありがとうございました。
ああそうだったんですか、それでみな姿を消したんですね。安心しました。私はまた気付かぬうちに鳥とかねずみとか、そんな外敵がけっこういて、食べられたのかと思ったりしました。しかしこの場所はうちの駐車場から通りに面したところで、地面はみなコンクリートやアスファルトですから、土のあるとこまでずいぶん遠いです。そういえばそのコンクリートの上を歩いていたことがあるので、また戻したりしたこともありましたが、知らなかったとはいえ、幼虫にはいい迷惑だったんですね。別の時には土から生えている別の藪枯らしの枝につけてやりましたが、そっちはすぐ土に近かったのでよかったです。
教えていただいて、来年からは幼虫の邪魔しないで済みそうです。ありがとうございました。
2010/10/17(日) 午前 10:40 [ kakinoki ]