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去年買い物帰りに見ていた田んぼのヌートリアを、最近は見なくなりました。稲刈り後の田んぼにいて、稲の切り株や雑草などを食べていたのを、ほとんど毎日見ていたのですが、ある時、その田んぼの稲わらの束を、田んぼの周りの道路の縁の壁にたてかけて干すように置き換えてあった日から、その田んぼで見なくなりました。やはり人が田んぼに入って作業をすると、すぐに移動してしまったようでした。それでどこに行ったんだろうと、ちょっと心配していたら、数週間後に、20メートルぐらい離れたとなりの田んぼにいるのを見つけました。その時には2匹しかいませんでした。前の田んぼでは、少し色の黒い小さめなのがいたのですが、それがいなくなっていました。
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/21/94826d151f1c028cf154e37fb05f3696.jpg http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/83/b3837aacb0b2d6d34b630d538dc357ef.jpg いつも帰りがけの薄暗い時に撮影すると、時にはフラッシュが反応して、ヌートリアの眼も光って見えます。 たまに朝買い物に行ったときは、明るい日中からうろついています。前は夕方しか見なかったので、夜行性だと思っていたのですが、けっこう昼間でもいます。 http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/7c/81b876c781eaa6df8b1dc2d7639e7d0b.jpg http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/49/2e9c4c036d80158aa2e422ab3ea6926e.jpg ところが今年になって、田んぼが耕されはじめ、ヌートリアがいた田んぼも、耕されました。と思ったら、ぱったりと見なくなりました。 田んぼの持ち主もヌートリアがいることを知っていたのか、いつもヌートリアがいた区域だけ、耕さずにそのままになっているのです。そこは未だに稲の切り株がそのままになっていて、通るたびにヌートリアの姿を探してみるのですが、いません。 なぜ耕されてないのかは、よくわかりません。ヌートリアのために残してあるわけではないのかも知れません。 それでも、私はなんとなく持ち主はヌートリアのために残してくれたような気がして、 未だに耕されてない田んぼを見るたびに、もう帰ってきそうもないから耕せばいいのにと、思ってしまいます。 ヌートリアは暗渠など、いろんな水路を利用して行動しているという話なので、水路を通って結構遠くに行ってしまったのかもと思っています。 そうして、このヌートリアとはまったく別の個体だとは思うのですが、私の家の近くで、最近ヌートリアを見ました。数年前に用水路の近くの田圃の脇にいるのを見たことがあるのですが、それ一回だけで、近所では見たことがありません。 それがある朝、野鳥でも見に行こうかと小川の方へ歩いて行き、その小川の橋に立って、南側を覗いてみると、遠くで何かが水面に浮かんでいて、こちらに近づいてくるのが見えました。カルガモでも泳いでいるのかなと思いましたが、何となく違うようです。 それで、じっと近づいてくるのを待っていたら、なんとヌートリアが泳いでいるのでした。その日はものすごく寒くて、2月の中旬くらいだった気がしますが、午後からは、少し雪も降ったと思います。そんな冷たい水の中をスイスイと平気な顔で泳いでいるのを見て、ものすごくびっくりしてしまいました。 http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/5d/5beb24f3fa12c745972731ece04099a3.jpg http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/f1/5f4d5b3789e0d66dffe1aa908bd61104.jpg 田んぼのヌートリアが、移動するときにほんとに水路から移動したのか、実のところかなり疑問に思っていたからです。夏ならともかくこう寒い時にいくら水が好きな動物でも、冷たい水に入りたくはないだろうとか思って、地上を走って移動したのかもと考えたりしたのです。 ところが、そういう考えは、まったく人間の考えで、野生動物というのは、実にたくましいものだとつくづく感心してしまいました。こういう所が、人間の浅知恵というんだなと、自分ながら、人間の持つ偏見というか、人間基準の思い込みというものを思い知った気がします。 http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/01/c541bea3c0c0c5fa41a20ad9fa0b76c4.jpg http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/4b/f9d0c0424aabee0d18ba929f13f2ddbf.jpg その後かなり近くから、ヌートリアを見ていたら、ヌートリアは水の中で、水面に伸びた枯れ草を少しかじりかけましたが、私に見られていることに気づくと、身を潜めるようにじっと動かなくなりました。そのまま動かずにいるので、帰ることにしました。 しかし、この様子だと、至る所にヌートリアはいるのではと思います。草食らしいので、それほど害はないようですが、畑の作物をかじるようになっては困るなとは思いますが、そんな話も聞かないので、大丈夫なのでしょう。 |
身近な自然
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外来種が多くなりましたね・・・
傑作
日頃のご配慮に感謝します。
2011/3/8(火) 午後 7:09
そうなんです。外来種がこれ程はびこっているのは心配です。まだこのヌートリアはマシな方だと思いますが、ミドリガメはあちこちで見かけるたびに、とても心配です。在来種の絶滅はほんとうに悲しいですね。
傑作ありがとうございます。
2011/3/10(木) 午前 0:57 [ kakinoki ]