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『そこまで言って委員会』(3月29日)――
視聴者から寄せられた『原子力発電に関する意見と感想』・原発はホントに必要なのか?利権ではないのか。利権に群がって甘い汁を吸っていた人たちが真っ先に逃げ出すとは、言語道断。
・原発施設の構造・弱点をあえて晒す報道って必要なのか?それはテロや外国からの攻撃に有利な情報とはならないか。
・事故が発生したからといって、さまざまな議論の末、決定された基準値をいとも簡単に引き上げたこと、政府、保安院、東電による情報が正確だとはとても思えない。
そして12歳女性「さっちゃん」サンからは――
「直ちに人体に影響はないとか、とても低い数値だから心配ないとか、私たち子供はこれから何十年も生きていかなくてはならないのに、そんな呑気なことを言ってる政府はバカじゃないかと思います。
私たちは何十年も食べないといけないのだから、知らず知らずに遺伝子が傷ついていて、私たち子供が赤ちゃんを産んだ時、最悪な結果が出ると私は予想しています。
これから交通手段が整えば、放射能汚染した衣類を着た人が、日本各地を移動して、インフルエンザのように、見る見る各県に広がると思います。
もう外国の人も安心して日本に来れないと思います」
中村仁信(彩都友紘会病院院長):
あまり、放射能のことで心配し過ぎないでほしい。
放射線に当たってどうなるかって言うと「活性酸素」が増えるだけなんです。
活性酸素っていうのは運動しても増えますよね。
それがちょっと増えるだけのことなんですよ。
もちろん活性酸素といえども、多くなると細胞を壊しますし、脱落して脱毛したり、火傷になったりもします。
でも少しなら、我われはいつも浴びてるワケですから・・・
辛坊治郎:
いや、我われが知りたいにはその境界線なんですよ。
火傷になるレベルの境界はどこにあるんですか?
中村:
例えば、100㍉・シーベルトが境界ラインになってます。
何故、100㍉かというと、原爆の時、このラインを越えるとガン患者が増えたんですね。
つまり、これは一度に浴びた場合の数字で、年間だとその影響は半分以下になります。
武田邦彦(中部大教授):
これ一つ言っときたいのは、20マイクロ・シーベルトっていうのが出たんですよ、福島市に。
そのとき東大の教授が、一回のCTスキャンは600マイクロ・シーベルトだから、
大丈夫だと。でも20マイクロは毎日、毎時間のことですから。
しかも胸部を撮るとかじゃなくて、全身に浴びるワケでしょ。
一か月で24回分受けるワケですよ。
それをこの東大の先生、よく平気だって言ったもんだと思いますよ。
辛坊:
これは中村先生、どうなんですか?
中村:
これは1年間ずっと毎時20マイクロ・シーベルトのままだったら、そうかも知れませんが、空気中のものは拡散しますから、そんなことはないですよね。
武田:
いや、私が言ってるのは、1年間じゃないですよ。
30日間、福島市に住んでる幼児が1か月で24回も撮りますかってことを言ってるんですよ。
中村:
掛けて同じ線量であれば、CTの方が影響は高いです。一回で撮りますから。
20マイクロ・シーベルトという線量を浴びてても、人間の体の中でドンドン修復していってます。
武田:
それはさっき言った、2分の1だけでしょ?
じゃあ、24回が12回分になるだけで・・・
中村:
いやいや、「2分の1」〜「10分の1」ということです。
中村仁信氏(日本放射線学界理事)が
「放射線は微量なら安全、むしろ体にいい影響が・・・」
「放射線に当たってどうなるかっていうと、活性酸素が増えるだけなんです。
活性酸素って運動しても増えますよね。呼吸しても出てきます。
それがちょっと多めに出る、それだけのことなんですよ」
と発言したことに対して賛否両論あり、再度の出演となった。
以下、『たかじんのそこまで言って委員会』(4月17日)より―― 辛坊次郎:
どうでした?前回出演されてから周りの反響は。
中村仁信:
医者仲間には「よう言うた」って言われましたが、一般の人はほとんど理解されてないなという感じですね。
で、まあちゃんと説明せないかんなと、思って出てきました。
たかじん:
最近よく新聞とかテレビで聞くのが、「ただちに」という言葉。
「ただちに影響はない」とか・・・この意味合いはどう取ればいいんですか?
中村:
がんができる可能性を否定できないので、今は安心だけども、将来、がんになる可能性というのをどうしても捨てられないんですね・・・
たかじん:
それは例えば、3%、5%でも可能性としてはあるんだよ、ということを言ってるということですね。
つまり、先生の見解というのは、将来のがんになる可能性としては60%とか70%とか言うんじゃなくて、3%とか5%という低い可能性なワケですね。
でも、皆無ではないと・・・
中村:
イヤ、もう皆無に近いと、いうことを今から説明したいと思います。
まず、
放射線で活性酸素が増えると言いました。
放射線だけじゃなくて、運動しても紫外線でも飲み過ぎ・食べ過ぎ、ストレス、たばこ、それに炎症でも活性酸素は増えます。
1日に10億個くらいできてるんですね。これで遺伝子が損傷します。
放射線がなくても、1日に細胞あたり、数万から数十万個、遺伝子の損傷は起こってるんです。
で、放射線100㍉シーベルトがどのくらいやというと、遺伝子損傷が200個程度です。
で、これもほとんど修復されるんです。
で、修復されずに残ったやつから突然変異が起こって、これががんの原因になったりするんですが、放射能の100㍉シーベルト位だったら、突然変異は1個できるかどうか、それくらいのもんです。
1日、何十万という遺伝子損傷がありますから、それがたまってきて、10何個も突然変異がたまるとがんになったりしますが、これも悪い細胞は自然に自爆するように体がするんです。
でも、それでもそれをくぐり抜けて、がん細胞になるのもあります。
1日数千個がんはできるんです、我われは、普通に。
ですから、放射線で一個がん細胞ができたからがんになるっていうのは間違いです。
数千個できてるんです。
でも、免疫細胞がこれを処理して、がんにならないようにするんです。
それでも歳とってきて、免疫が弱ってきて、ストレスがあったりして、免疫細胞をすり抜けて、そしてがんになる。
ですから、放射線100㍉シーベルトで出来るわずかな遺伝子損傷なんて、とてもがん化するまでに至らない。
やれ、10㍉だとか1㍉だとか今言ってますが、全然大したことありません。
食べ過ぎ・飲み過ぎ、ストレス、たばこのほうが、よっぽどがんになる可能性が高い。
まあ、今日は100㍉シーベルト以下なら安心、という話だけにしたいと思いますが・・・
辛坊:
イヤ、今回、いろいろ議論になってきてるのは、福島原発の北西の村で、累積でもうすでに70㍉シーベルトを超えていると。
このまんま、半年1年居たら、それこそ1000㍉シーベルト、って累積になってくるんじゃないかと、そのときに大丈夫なのかっていうのが実は問題なんで、
100㍉シーベルト以下なら大丈夫だっていうのは既に、国際見解でありますよね。
国際放射線防護学会(IRPA)なんかでは100㍉シーベルトで発がん率1%高まるって話ですよね基本的に。
問題はそっから上に累積していったときに、どやねんっていうことなんですが。
中村:
それは少しづつリスクは上がってくるとは思いますけど、それでも、100㍉シーベルトで1%というのは、原爆の話なんです。
辛坊:
・・・はぁ、つまり、一度にあたった場合。
中村:
そう。ですから分けて分けてあたったら、その分影響は下がります。
半分以下、10分の1くらいに下がるんです。
ですから、累積なら1000であってもおそらく大丈夫です。
村田晃嗣(同志社大学教授):
今のお話では、放射線と発がん性の因果関係のご説明をうかがったんですけども、被ばくすることで発がん以外に体に悪い影響を与えることって、ないんですか?
中村:
あります。それも量が多い場合です。
100㍉シーベルト以下では発がん以外の問題は何もありません。
宮崎哲弥:
ICRPが年間に一般住民が浴びていい放射線量は1㍉シーベルト以下ということを言ってますよね。
中村:
それは赤ちゃんでも、年間1㍉シーベルトなら浴びても大丈夫と・・・ホントはもっと上げてもいいんですね、我われは20㍉シーベルトですから。 でも、聞きますと1㍉シーベルトというのは非常に都合のいい数字やと。
たとえば、2㍉シーベルトだったら60年生きたら足していったら100超える。
1あったら一生浴びても超えへんから・・・でも実際、一生かけて浴びるのと、一度に浴びるのとでは全然意味が違うんですが、ICRPも初期のころはわからんかったから、足しても、一度に浴びても同じと思ってたんです。
それがそうじゃないことがわかってきたんです。
辛坊:
でも、それが、先生の考えがなんで通らないんですか?
みんな、累積でもダメだと思ってますし、ICRPもそう言ってるじゃないですか。
中村:
私もICRPの委員でしたけども、そこの本とか読むとたしかに安全な量はないと書いてあります。
私もその頃はそう思ってたんです。
でも行って、中で勉強し出したら、これはおかしいと。
ICRPの人は実際、放射線そんな危険やと思ってません。
10㍉シーベルト以下なら全然問題ないって言うてるんです内々では。
ところがずっと以前にもう決めてしまった。
本も出して世界中にそれは浸透してますから、なかなか簡単に改められない。
でも実際にはみんな、ちょっとの量でも危険、だなんて思ってません。
桂ざこば:
先生はなんでそんなに自信持って言えまんの?
書物を読んで、そう思うワケですか。
中村:
私は実際に、若いころからたくさん浴びてますから。
年間、ひどい時でしたら20ミリシーベルト浴びてましたし、50㍉シーベルト浴びたころもありましたし、でも今の歳までどうもありません。
ざこば:
僕は怒られるかも知らんけど、ICRPがマウスでも、牛でもええから、放射線を浴びさせて、それで何年間かみて、研究してもらうほうが、僕は目に見えて安心感が出るんちゃうかなと思うんでっけどね。
中村:
してます。それはもう。してて大丈夫なのも論文にいっぱい書いてます。
だけど、人間に実験はありません。
ざこば:
はぁ・・・
辛坊:
放射線の専門家のみなさんは、過去に起きたチェルノブイリとか、原子炉の事故だとかの詳細なデータをとって、これだけのものを浴びるとどうなるか・・・だけど、データで出てくるのは一度に浴びた段階のことで、たとえばセシウムなんかは、ずっと継続して浴び続けたらどうなるのかって、ホントはわからないんでしょう?
で、わからないんだったら安全策採っといた方がいいんじゃないかという議論はあるかと思うんですが・・・
中村:
そういうことで、低く数値が設定されてるんだと思います。
セシウムでいうと、チェルノブイリの後、何も起こってません。
セシウムは30年って言いますけど、100日以内で体から出ていってしまいますから。
ざこば:
先生、この人類の中で、放射能をいっぱい浴びてるっていうのはどういう人ですか?
中村:
よく浴びる人っていうのは、我われみたいな放射線技師は、透視をしながら仕事をしてる・・・あの、心臓の血管を開いたりする人、ああいうことを朝から晩まで横で浴びながら仕事してますから、すごく浴びてますね。
辛坊:
そういう人らの発がん率はどうなんですか?
中村:
特に高い率ではありません。
辛坊:
国際線のパイロットなんていつも放射線を浴びてるってことなんですが、あの人たちの発がん率は?
中村:
逆に低いというデータがあります。
辛坊:
そこなんですが、放射線技師が浴びてるのはエックス線であって、アルファ波もベータ波もガンマー波も中性子もあるワケでしょ?
そうすると、エックス線だけ浴びててもそれはサンプルにはならないんじゃないかと思いますが・・・
(続)
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