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チャングムにおける東洋医学

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チャングムの治療によって王様の病は快方に向かいますが、一朝一夕にあらわれた病ではなかったよううで、治療過程で目が見えにくいという症状が出てしまいます。どうも王様の病は肝経の病だったようですから目にくるわけです。東洋医学では各経絡が司るおもな臓がきまっています。すなわち肝は肝経、心は心経、脾は脾経、腎は腎経です。気を付けなければならないのはここで肝という場合西洋医学の「肝臓」自体はもちろん、その東洋医学的な機能まで含みます。そしてこの肝の働きのひとつが目に関するものということです。

ところで張仲景という後漢時代の人物が書いた「金き要略」という本の話が出てきます。現在ではどこにでも引用されている書物が当時の朝鮮では入手困難だったとう話がありました。真偽は別としてこれなどもとても興味深いエピソードですね。

チャングムが王様の病が何か知るために、王様と似た症状の患者さんを何人か集めて調べるという場面があります。やっと治療効果がある方法を見つけるのですが、そのときやはり脈を診(み)て「明らかによくなっています。」と言う場面があります。一般の方が見たらそんなことができるのだろうか、と思われるかもしれません。でも実はこれはかなりはっきりわかります。病の時、特に症状が重いときは脈にもはっきり違いが現れます。東洋医学の知識がなくても毎日自分の脈を注意深く触っているとはっきりわかるほどです。ですから快方に向かえば当然はっきりとわかるわけです。施術の後で体全体の調子がよくなる。気分が良くなる。生活の質(QOL)が上がる。東洋医学はこういう点でもこれからだんだん見直されるに違いありません。

ドラマ「チャングムの誓い」の中では、主人公が病人の手首に触れて脈(みゃく)を調べるシーンがあります。これは左右の手首で身体全体の調子をチェックする脈診(みゃくしん)です。チャングムは片手で調べていますが、「医者」が両手を使って一度に患者の両手の脈を診る方法もあります。いろいろな脈の名前がでてきますが、あれは脈状(みゃくじょう)といって病や体質などによって現れる脈の様子につけた名前です。右手で3カ所、左手で3カ所調べるポイントが決まっていて、その各ポイントについて浅い深い二通りチェックしますから全部で12カ所をチェックしていることになります。これと顔色やおなかの張り、舌の様子などを合わせて病名を決めていくわけです。素人の方でも毎日自分の脈にさわっていれば、体調に合わせていろんな脈に変化するのがわかってきます。西洋医学の脈は主に速い遅い、規則正しい規則正しくない、強い弱い程度をしらべるだけですからその精密さはくらべものになりません。チベット医学の脈診は東洋医学以上に細分化されているそうですから上には上があります。これからは時代劇で御殿医(ごてんい)が殿様の手にふれているのを見たら、あ、これはチャングムと同じように脈診してるなと思ってください。またちょっと面白さが深まるかもしれません。いい加減に作った時代劇などではとんでもないところを握ってたりします。

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「チャングムの誓い」は朝鮮半島が舞台で、宮中の料理にたずさわった女官が一度追放されるがまた医女(宮中における女性の医者ですね)となり活躍する話です。私は薬草やその効能、ツボ、鍼(はり)の刺し方に興味があってかかさず見ています。あれを見た人は鍼(はり)をされるのは痛そうだなあと思うかもしれませんね。現在日本で主に行われているのは鍼管(しんかん)を用いた刺鍼(ししん)です。これは筒状のものに鍼(はり)を入れて、その背を指で軽くたたいて刺します。これなら少し慣れたら全くの無痛で鍼(はり)をすることができます。ドラマの中で出てくるように片手で鍼(はり)を持ち、ぷすっと刺す方法は現在の日本では少数派です。一方中国ではドラマと同じような刺し方が一般的なようです。注射すら恐い私としてはとにかく痛くない鍼(はり)でないと嫌ですね。

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