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今朝の蒜山高原は雲海に覆われた。 蒜山高原の雲海は一年を通して発生するが、これは蒜山高原が周囲を山に囲まれているため、前夜が晴れて風がない日には、夜間の放射冷却によって空気が冷やされることによって起きる。 雲海に覆われた蒜山高原
雲海の中に入ると、こんな景色が見える。
蒜山高原は、朝夕めっきり冷え込むようになり、「ひるぜんリザーブ」の樹木も紅葉し始めたようだ。 紅葉は一般に最低気温が8度以下になると始まり、日本では紅葉前線は北から南へ(札幌から鹿児島まで)約40日で移動する。 また同一地域では紅葉は高い山から里へと下りてくるが、色のつき方は徐々にではなく段階的に進行する。 これは大陸からの寒気の流入により一定の標高地帯が一気に冷え込むためである。 美しく紅葉するためには、「昼夜の気温差が大きい。」「夏が暑く日照時間が長い。」「夏に充分な雨が降る。」「湿気が少なく乾燥している。」などの条件が必要だと言われている。 ある気象予報会社の予想によると今年の紅葉は、全国的に「鮮やか」らしいので、楽しみにしたい。 美しい紅葉は広葉落葉樹林帯で見られる。 広葉落葉樹の代表的な樹種はブナ、ナラ、カエデ類だが、私が美しいと思うのは、高木では、ブナ、カエデ類、カキ、ヤマザクラ。 低木では、カンボク、ナツハゼ、コマユミなどだ。 紅葉の進み始めた「ひるぜんリザーブ」 池の東側に、秋の紅葉を楽しめるように、イロハモミジ、コハウチワカエデ、ハウチワカエデ、ウリハダカエデ、ウリカエデ、イタヤカエデ、ナツハゼなどを植栽してあるが、コハウチワカエデやナツハゼなどがかなり紅葉してきた。 コハウチワカエデはカエデの仲間の中でもっとも紅葉が美しいといわれている。 コハウチワカエデは、学名を Acer sieboldianum と言い、北海道から九州までの各地の山地に自生する落葉高木で、蒜山地域では、ウリハダカエデとともに多く自生している。 コハウチワカエデ 紅葉の進んだ部分 こちらはまだこれから
一枝だけの紅葉
緑から赤への見事なグラデーション 紅葉はさまざまな要因が組み合わさって起こるので、その色調は文字通り「千変万化」である。 晩秋の真っ赤に染まった紅葉も美しいが、私はむしろ紅葉してゆく過程の中に、色彩の美しさを感じる。 「ひるぜんリザーブ」の素敵な仲間、「コハウチワカエデ」。
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2009年10月15日
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