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紅葉にもさまざまあって、赤くなるもの、褐色になるもの、オレンジ色になるもの、黄色になるもの、暗紫色になるものなどがある。 真っ赤な紅葉も美しいが、緑の葉が徐々に黄色くなってゆく黄葉もとても美しく思われ、私の好きな紅葉である。 帝釈峡雄橋の黄葉 「ひるぜんリザーブ」の樹木の中にも黄葉する樹木がたくさんあるが、今回はそれらの樹木の中で既に黄葉を見せているものをいくつか紹介しよう。 大きな濃い緑色の葉が徐々に黄色く変わってゆくさまが美しい、イタヤカエデ。 イタヤカエデ(カエデ科カエデ属、落葉高木、学名:Acer mono) 春に芳香のある黄色い小花を枝先いっぱいにつけるダンコウバイは、浅く三裂した可愛い形の厚手の艶のある葉が黄葉してゆく。 ダンコウバイ(クスノキ科クロモジ属、落葉小高木、学名:Lindera obtusiloba ) シラカバは福井・岐阜あたりが自生の南限だが、高原と呼ばれるところでは、景観づくりのためによく植栽されている。 蒜山高原でもその例にもれずあちこちに植えられていて、「ひるぜんリザーブ」のシラカバはその実生苗を育てたものだ。 先駆種なので成長は早く、10〜15年くらい経つと立派な樹形になるが、ちょうどその頃に大抵テッポウムシやカミキリムシの食害に遭って倒れしまう。 彼らの成育にはやはり不適な自然環境なのだと思う。 ところが、これらのシラカバは落とした種の発芽率も高く、樹下近くで実生を見つけると圃場に移して育て、これを再度植栽していまや三代目が育っている。 こうして彼らは新天地の環境に適応しながら生き延びているようだ。 シラカバ(カバノキ科カバノキ属。落葉高木、学名:Betula platyphylla var.japonica) マンサクはコブシと並んで春一番に開花する樹木で、高原の春を告げる樹である。 マンサク(マンサク科マンサク属、落葉小高木、学名:Hamamelis japonica) 黄葉してゆく葉の向こうに葉芽と花芽が見える。 雪解けの頃黄色い糸状の花弁が無数に開く。
「ひるぜんリザーブ」では、基本的に自生種しか植栽しないのだが、北米東部原産のユリノキは、原産地では60mにもなるというまっすぐな立ち姿と日本でハンテンボクと呼ばれる元になった半纏型の葉、それにアメリカでチューリップツリーと呼ばれる元になったチューリップのような形をした帯黄緑色の花が好きで植栽したものだ。
他の樹木と同様、降雪で何度も梢を折られてなかなか大きくならなかったのだが、ようやく雪に負けない樹高になって、今では樹高5〜6mくらいにまで成長して、毎年大きな美しい葉を広げるようになった。
ユリノキ(モクレン科ユリノキ属、落葉高木、学名:Liriodendron tulipifera)
「ひるぜんリザーブ」の素敵な仲間、「イタヤカエデ」「ダンコウバイ」「シラカバ」「マンサク」「ユリノキ」。
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2009年10月26日
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