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「ひるぜんリザーブ」の草原のカキの樹の下に小さな花を固まってつけるアザミがあって、今年も草丈を1mくらいに伸ばして、上部で分枝した枝先に多数の花をつけている。 通常の野草図鑑には掲載されていない種なので、希少種だろうと思って調べてみると、日本では本州の近畿地方と中国地方の高所のみに分布していて、奈良県では希少種に指定され、島根県では絶滅危惧II類VUに指定されている「ヒッツキアザミ」という面白い名がついたアザミだった。 学名を Cirsium congestissimum と言い、キク科アザミ属の多年草で、上記地域の山地草原に自生するが、生育地での遷移や樹林化による環境変化によって、希少化が進んでいる。 頭花は幅2cmくらいで数個が互いにひっつきあうように集まってつくことから「ヒッツキ」と言う名がついたようだ。 長く伸ばした花茎にたくさんの蕾が「ヒッツキ」あうようにつく。
径2cmくらいの頭花は淡紅紫色だ。 総苞片の先は鋭く反り返り、ちょっと恐ろしげだが、 花は意外と優しく、 蝶などの昆虫たちもたくさんやってくる。
蒜山高原地域にも少なからず希少種がある。 「ひるぜんリザーブ」では、それらの生物たちの保全も図っている。
「ひるぜんリザーブ」の素敵な仲間、「ヒッツキアザミ」。
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2009年10月05日
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