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池の岸辺で羽繕いをしているのは、コブハクチョウだ。 コブハクチョウは、学名を Cygnus olor と言うカモ科の白鳥の仲間である。 全長約150cmの大型の水鳥で、扁平なオレンジ色の嘴とその名の由来となった嘴上部の付け根にある黒いコブのような裸出部が特徴である。 ヨーロッパおよび中央アジアを中心に生息するが、繁殖のために渡りをする。 ハクチョウの中でも優雅な姿は古くから人気があり、古代ローマの頃から飼育が始まっていたらしく、中世では「王の鳥」と呼ばれた。 羽繕いに余念がないコブハクチョウたち。 美しくあるためには、それなりの努力が必要? 名の由来となった、嘴の上の黒いコブが見える。 さながらステージを闊歩するモデルのような自信にあふれた身のこなし。 水面に浮かぶその姿は「王の鳥」の名に恥じず、あくまでも優雅である。 「王の鳥」コブハクチョウは水面を滑るようにあくまでも優雅に進んでゆくが、実は水面下では両脚の水かきをせわしなく動かしているのだ。 人とておなじで、優雅な暮らしをしているように見える人たちも、実は陰で相応の努力をしていることを、他者は見逃し勝ちだ。 次回へ続く。
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2009年11月12日
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