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標高900m強の高さにある鏡ヶ成から烏ヶ山展望休憩所を経て、標高800mの大平原(おおなるばら)へと向かう。 車のフロント・ウィンドウからは山々の色鮮やかな紅葉が次々と目に飛び込んでくるので、あちらこちらで停車を繰り返しながらの走行となる。 次々と現れる山々の美しい紅葉に車の流れも滞り気味になる。 真っ赤に紅葉したコハウチワカエデと緑の杉木立の向こうに見える大山。 大平原から大山を望む。 大平原の紅葉
大平原には、数本のダケカンバの高木があるが、黄葉したダケカンバの梢に緑色の球状のものが数個付いているのが見えた。 ヤドリギだ。
ヤドリギは半寄生の樹木で、その果実は白または黄色の液果であり、数個の種子が非常に粘着質なにかわ状の繊維に包まれている。 これがヤドリギの種散布方法の仕掛けで、果実が野鳥に食べられた後、口からあるいは糞とともに、種が粘着質の液体とともに排出され、鳥が止まった樹木の枝に種が付着して発芽する。 日本では冬季やってく美しい野鳥のヒレンジャクやキレンジャクがヤドリギの実に集まって、好んでこの実を食べる。 寄生植物も宿主に単に寄生して栄養分をもらっているだけでなく、野鳥たちに食料を供給したり、鈴クリの場所を提供したりしていて、生態系の中で重要な役割を果たしているのだ。 黄葉したダケカンバと寄生したヤドリギ 黄色い果実がたくさん稔っているのが見える。 大平原にはナナカマドの樹がたくさんあって、それぞれ美しく紅葉していたが、その枝先にたわわに実った真っ赤に熟した果実とともに、青い秋空に映えて美しかった。 真っ赤に色づいた葉と果実と大山 その間には紅葉した山々が見える。 駐車場付近の紅葉 大平原で眼前に広がる山々の紅葉を楽しみながらの昼食後、ブナ林のトンネルを抜け、鍵掛峠(標高910m)へ向かう。 その様子は、次回に。
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2009年11月02日
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