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冬になると庭にやってくる野鳥にルリビタキがいる。 ルリビタキは、夏季に本州中部以北、四国で繁殖し、冬季になると本州中部以南で越冬(留鳥)する体長14cmくらいの野鳥だ。 和庭に植えたナンテンの実は、ジョウビタキやレンジャク、それにヒヨドリやツグミ、ムクドリなどの好物だが、ルリビタキの好物でもある。 ナンテンの木の枝先から赤い実を啄ばんできては、庭石の上の降りてきて食べる。 ルリビタキは我が家の庭石がお気に入りのようで、やってくるといつも庭石の上をあちこち飛び歩く。 写真に収まっているのはルリビタキのメスで、オスに比べるとルリ色の羽は尾羽だけだが、小さめの嘴と大きな目が可愛い。 ナンテンの実を咥えたルリビタキ(メス) この個体はキリリとした凛々しい表情をしているが、 こちらの個体はなんとも可愛い表情をしている。 野鳥や昆虫、小動物などの地域に棲むいきものたちは、彼らの好む果実や蜜源植物や生息環境を用意してやれば、こちらからわざわざ探しに行かなくとも、自然に向こうからやってきてその姿を見せてくれる。 たとえ小さな庭でも彼らにとっては立派な生活空間の一部になるので、庭づくりをするときには、地域のいきものたちへの配慮もぜひして欲しいと思う。
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2009年11月07日
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自宅の庭にはブナ、コナラ、ヤマザクラ、ヤブツバキ、モッコク、ナンテン、ムラサキシキブ、カキなどを植栽してあり、和庭には水場も用意してあるので、花の蜜や果実それに水を求めて、たくさんの野鳥たちがやってくる。 ヒヨドリやシロハラもその仲間である。 ヒヨドリは、全国に留鳥として分布していて、北方や山地のものは多くが秋に暖地、平地へ移動する。 平地の公園から山地の森林まで樹木のある環境ではどこにでもごく普通に見られる体長28cmくらいの鳥だ。 ヒヨドリは、非繁殖期はカキ、イイギリ、ナンテン、ヘクソカズラなどの果実を食べるが、繁殖期は果実に加え昆虫類も多く捕食する。 飛んでいる蝶やとまっているセミを捕食するのをよく見かける。 糖分を好むためか、ツバキやサクラなどの花にやってきて蜜を吸うので、折角身頃になったヤブツバキの花を落としていったりする。 また枝先にメジロのためにミカンやオレンジの半切れを吊っておくと、すぐにやって来て、横取りしたりする。 多少迷惑な野鳥ではあるが、「ピーヨ。ピーヨ。」と鳴いて林や庭木の上を飛び回り、可愛い鳥でもある。 水を飲みにやってきたヒヨドリ ケヤキの枝にとまったヒヨドリ シロハラは、体長25cmくらいのツグミの仲間の冬鳥で、本州以南の積雪のない低地で主に見られる。 毎年冬になると庭先にやってきて、「キョッ。キョッ。」と鳴きながら、きれいにマルチングしておいた庭木の株元を嘴で引っ掻き回して台無しにしてはミミズや小さな昆虫をあさるいたずら者である。 ラティス・フェンスの上にとまったシロハラ また見つかった! 野生の餌が不足気味になる冬期は、実のなる庭木を植えていると、野鳥たちが次々とやってきて、可愛い姿を見せてくれたり、美しいさえずり声を聞かせてくれる。 庭もただ人が眺めて楽しむだけのものだけであってはつまらないと思う。 少しの配慮で地域の生き物たちのいのちを支えることもできるし、その見返りとして彼らの可愛い姿を間近で楽しむことができるのだ。
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