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落葉樹がこの時期につくる冬芽は、大きく三つの種類に分けられる。 一つ目は、厚い毛皮のコートのような鱗片を身にまとった「鱗芽」、二つ目は柔らかな毛に覆われた芽を小さく丸めて寒さをしのぐ「裸芽」である。 「鱗芽」には、毛皮のコート風のもの、毛はないが厚い鱗片のレザージャケット風のもの、そして鱗片にねばねばした樹脂をコートした、オイルコートジャケット風のものがあって、そのファッションをチェックしてみるのも面白い。 また葉が落ちた後、枝に残る痕を葉痕と言うが、葉痕には維管束(植物の各部へ水分や養分を運搬する組織)の痕があり、それが人や動物の目鼻に見えることがあるので、それも冬芽観察の楽しみの一つだ。 この葉痕の中に隠れるようにして小さな芽を持つものもあり、これが三つ目の冬芽で「隠芽」と呼ばれる。 ネムノキの冬芽(隠芽)と葉痕(左)、 サンショウの冬芽(裸芽)と葉痕(右) コバノガマズミ(左)とガマズミ(右)の冬芽(鱗芽) オトコヨウゾメ(左)、ナツハゼ(右) コハウチワカエデ(左)、ウリハダカエデ(右) ユリノキ(左)、イチョウ(右) モクレン(左)、ロウバイ(右) 今回紹介したのは「ひるぜんリザーブ」の樹木の中の極く一部に過ぎないが、多様な冬芽の姿を理解してもらえたと思う。 また彼らの不思議な姿を見つけたら、機会を見て紹介したい。 「ひるぜんリザーブ」の素敵な仲間、「ネムノキ」「サンショウ」「コバノガマズミ」「ガマズミ」「オトコヨウゾメ」「ナツハゼ」「コハウチワカエデ」「ウリハダカエデ」「ユリノキ」「イチョウ」「モクレン」「ロウバイ」。
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2009年12月01日
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落葉樹の多い「ひるぜんリザーブ」では、今多くの樹木たちはその紅葉していた葉を落とし、冬の眠りに就こうとしているかに見える。 しかし樹木の枝先をよく眺めてみると、すでに小さな葉芽や花芽をつけていて、厳しい冬が去ったあとに速やかに活動を開始しようと、その準備をしているのだ。
レンゲツツジ(左)、シラカバ(右)
ウリカエデ(左)、イロハモミジ(右) オオデマリ(左)、オオカメノキ(右) ナナカマド(左)、ダンコウバイ(右) ムラサキシキブ マンサク(左)、クロモジ(右) ミズキ(左)、オニグルミ(右) 「ひるぜんリザーブ」の素敵な仲間、「レンゲツツジ」「シラカバ」「ウリカエデ」「イロハモミジ」「オオデマリ」「オオカメノキ」「ナナカマド」「ダンコウバイ」「ムラサキシキブ」マンサク」「クロモジ」「ミズキ」「オニグルミ」。 次回に続く。
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