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アブラゼミ あなたはセミの羽化を見たことがありますか。 ゆっくりとした動作で殻を破って現れる成虫は、きちんと折り込まれていた翅をそっと静かに広げてゆき、次第に成虫の形になってゆきます。 羽化のドラマは、見る人に大きな感動と興奮呼び起こします。 機会があればぜひセミの羽化をじっくりとご覧になることをお勧めします。 アブラゼミの羽化 ことに伸ばし終えた直後の少し青味を帯びた薄緑色の透き通った翅は、天女の羽衣を思わせ、神秘的にさえ見えます。 地中で数年間も過ごし、地上ではわずか数日間でその生命を全うするセミですが、近年その種類や個体数に変化が見られます。 天候不順や環境の変化がその原因と考えられていますが、人間の活動が大きな影響を与えていることは否めません。 地上に現れたニイニイゼミの幼虫 脱皮後のニイニイゼミ セミのためにかれらのの好むバラ科やニレ科の高木を植えましょう。 ヤマザクラ 都市型のミンミンゼミやアブラゼミ、クマゼミなどはサクラなどバラ科の樹木を好みますが、できれば園芸種のソメイヨシノでなく自生種のヤマザクラを植えましょう。 ヤマザクラの花には蜜がたっぷりあり、たくさん実もつきますから、メジロ、ヤマガラ、イカル、オナガなどの野鳥がやってきます。 ヤマザクラのサクランボ そしてサクラにつきものの毛虫も、そのほとんどを野鳥たちがエサとして食べてくれますから、毛虫の心配も少なくなります。 セミの幼虫のために、もちろん地面はコンクリ−トで固めてはいけません。 黒いやわらかい土で覆われていることが必要です。 アブラゼミの抜け殻とハルゼミの成虫 さて今回の講義は、ご理解いただけたでしょうか。 もしわかりにくい箇所や疑問点があればコメントを残してください。 また内容をご理解いただけた方は、ぜひ「ガッテン」の意味で「傑作」ポチをお願いします。 講師の励みになります。 次回は、秋の虫の音を聞くための「コオロギたちの来る庭」のつくり方についてお話しします。
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2009年12月25日
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