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「ひるぜんリザーブ」でこの時期にがぜん元気になってくるのが、キキョウとクロコスミアである。 ともにやさしい花の姿とは違って、極めて強健かつ繁殖力も旺盛でよく殖える。 年々花数が増えてゆく元気なキキョウ キキョウは、当初種まきをして苗作りをしたが、ほぼ100%発芽して100鉢くらいの苗をつくってフロントガーデンに定植した。 毎年株が大きくなって花数も増え続けているが、昨年秋に採種したのをそのまま草地につくった小さな花壇に直播しておいたら、今年もう立派な花を咲かせた。 昨年の秋に播種したキキョウがもうこんな立派な花をつけた。 クロコスミアの方はというと、数年まえに数株もらってきて植えておいたら当時あった広い花壇を覆い尽くさんばかりに殖えて、他の草花を圧倒してしまっていたが、「ひるぜんリザーブ」プロジェクトによる全面改修時に、シラカバやウワミズザクラ等の樹木の根締めとして、20箇所あまりに分散して移植した。 こちらは放って置くとどんどん広がってゆくので、草刈のときに適当な面積になるよう刈り込んでいる。 もうすぐ樹木の株元をオレンジに彩るようになるクロコスミア エコガーデニングでは、植物が定植後に活着してしまえば、後は水も肥料も人工的には与えないが、植栽されている植物のほとんどが自生種なので、みんな元気に生育している。 ただ「ひるぜんリザーブ」は庭でもあるので、アメニティも大切な要素である。 したがって植物をまったく野放しにしているわけではない。 また生態園として機能するためにも特定の植物だけが優占することは望ましくないので、過剰に殖えすぎるものは適宜植栽面積をコントロールしている。 可能な限り多様な地域自生生物(動植物)が生息できる環境づくり、それが「ひるぜんリザーブ」プロジェクトの目指しているものなのだ。 「ひるぜんリザーブ」の素敵な仲間 「キキョウ」と「クロコスミア」。
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2009年07月28日
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「ひるぜんリザーブ」のムクゲが咲いたので、近くによって眺めていると、アカタテハが吸蜜にやってきた。 ひとつの花へとまると、次々と口吻を差し込む位置を変えながら、蜜を吸っている。 おしまいには、花粉で顔の周りを真っ白にしてしてしまった。 こうして蝶は花から栄養をもらい、花は蝶に受粉の手助けをしてもらうのだ。 「ひるぜんリザーブ」の素敵な仲間 「ムクゲ」と「アカタテハ」
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「ひるぜんリザーブ」でもようやくムクゲの花が咲き始めた。 ムクゲは、学名を Hibiscus syriacus と言い、アオイ科フヨウ属の落葉低木で、北海道南部から沖縄までの地域で生育している。 「ひるぜんリザーブ」では、垣根代わりにと近所の知人からもらってきた数本の小枝を挿し木して殖やしたものだが、今では20数本ものムクゲが樹高4mくらいにまでおおきく育って、毎年枝先いっぱいに花をつけるようになった。 花色もピンク、ホワイト、ブルーそれに八重咲きといろいろあるが、「ひるぜんリザーブ」で主流を占めているのはピンクとホワイトである。 ムクゲには、アゲハ、カラスアゲハ、アカタテハなどの多くの種類の蝶たちが蜜を求めてやってくる。 ムクゲは、たくさんの花を次々と咲かせるので、蝶たちのレストランは夏中開店となる。 ムクゲで吸密するアゲハ ムクゲで吸蜜するアカタテハ 「ひるぜんリザーブ」の素敵な仲間 「ムクゲ」。
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今年の春に植栽した「ひるぜんリザーブ」の庭のヒオウギが咲き始めた。 ヒオウギは、学名を Belamcanda chinensis と言い、日本の本州から沖縄にかけての山地草原に自生するアヤメ科ヒオウギ属の多年草である。 幅広の剣状の葉を扇型に広げるので、その形から桧扇の和名が付いた。 直径5cmくらいの花は6枚の花被片を水平に開く。 黄赤色の花被片には多数の濃い暗紅色の斑点が散っていて、これらの紅色の背景とオシベの葯の黄色とのコントラストが美しい。 よく艶のある黒色を「ぬば玉色」というが、これはヒオウギの光沢のある黒い種を「ぬば玉」と呼ぶことからきている。 60〜100cmの花茎は上部で3〜4本に枝分かれして、それぞれに3〜4個の花が付くので、花の盛りを迎えると素敵な景色をつくってくれることだろう。 これからの1〜2週間が楽しみだ。 「ひるぜんリザーブ」に新しく加わった素敵な仲間「ヒオウギ」。
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