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「ひるぜんリザーブ」にはいろいろな動物たちが棲みついていたり遊びにやってくる。 ホンドギツネやタヌキ、ノウサギ、イタチ、ヒメネズミ、モグラ、ヘビ、カエルなどなどで、警戒心の強いホンドギツネ以外は、頻繁に姿を見せる。 カチカチ山の物語の主人公たちであるタヌキとウサギもその仲間である。 晩秋から初春にかけては、草刈の頻度が少ないので、春先には草丈もかなり伸びていて、その年初の草刈は結構大変な作業になるのだが、そのときにいく筋かの獣(けもの)道が見つかる。 その多くはタヌキとノウサギの通り道で、覚えておくと彼らがよく行動する夕方などに彼らの姿を簡単に見つけることができる。 警戒心の薄いタヌキの場合は日中でも平気で草地を通り抜けたり、クワの実やカキの実が落ちるころは人が近くにいても平気で食事に励む。 タヌキはクワの実が大好物で、6月後半になって熟した実がいっぱい地面に落ちるころには、真っ昼間から庭先に現れて夢中になって食べる。 そのときの姿をお見せしよう。 ハンモックのそばまでやってきて クワの実を夢中で食べていて、私がどんどん近づいていっても気が付かない さすがに5メートルくらいまで近づくとようやき気が付いて名残惜しそうに去っていったが、 このころのタヌキは栄養が足りていて、毛艶もよいし良く見るとかわいい顔をしている。 一方のノウサギは、夕刻現れて、草を食むことが多いが、あるとき私が草刈をしたあと、まとめて山にしておいたら、朝早く現れて、草の山をむしゃむしゃ食べていた。 彼らも草原の草を一本一本齧るより、新鮮な草の山から食べる方を好むのだ。 そのときの映像を次にお見せしよう。 ノウサギは音に敏感ですぐにこちらに気が付いて ゆっくりとカラマツの並木の方へ移動して こちらもちょっと名残惜しげにこちらを見ていた。 このノウサギの目もかわいくて、この後「ひるぜんリザーブ」のピーターラビットと名づけた。 ところでカチカチ山のお話では、悪いタヌキがお婆さんを騙して殺し、その後お婆さんに化けて、お婆さんの肉をタヌキ汁にしてお爺さんに食べさせたので、老夫婦と仲の良かったウサギがお爺さんに代わって、これもかなり残酷な方法でタヌキを殺してお婆さんの敵(かたき)を討つのだが、「ひるぜんリザーブ」のタヌキとノウサギたちは、ともに気が優しくて、とてもそんなお話の主人公たちにはなれそうもない。 私たち地域に暮らす人間は、地域の生き物たちたがいつまでも暮らして行けるような環境を残して行かねばならない。 自分たちの暮らしを守るためにも。 「ひるぜんリザーブ」の素敵な仲間 「タヌキ」と「ノウサギ」
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2009年07月29日
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