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 「ひるぜんリザーブ」の近くにある閉鎖されたリゾート施設の水の無いコンクリート池の近くの木にモリアオガエルが産卵しているという友人の知らせがあった。 「ひるぜんリザーブ」なら池も森もあるので、モリアオガエルの新たな棲家にできると考えて、さっそくモリアオガエルを救出に出かけた。 

 現地は4年前に閉鎖されたリゾート施設の中にあるコンクリート製の池で、モリアオガエルの卵塊は池の周囲に植栽された樹木の枝のあちこちにざっと数えると20個くらいあった。

 4年近くの間に池の底には雑草が生い茂っていて、水溜りなどどこにも無い。 ここへ飛び出したのではオタマジャクシがカエルに成長する可能性は全く無い。 干からびて死んでしまうか、それまでにヘビや昆虫や鳥の餌になってしまうかなので、4個くらいの卵塊を、生みつけた枝ごと切り取って、「ひるぜんリザーブ」の池に引越してもらった。

 それから数日は全く雨が降らず、卵塊の表面はどんどん乾燥してきて、手で触ると発泡ウレタンのようにかさかさして少し強く触るとぽろぽろ崩れ落ちる状態になっていたので心配していたが、救出から5日後の朝から久方ぶりに雨が降り、卵塊の表面は水を吸ったスポンジ状に柔らかくなって、孵化の期待が膨らんだ。

 その日の午後2時頃、ついにモリアオガエルの孵化が始まった。 卵塊は池のキショウブの上あたりにパイプに枝ごと固定して吊るしておいたが、卵塊から飛び出してきたオタマジャクシは、キショウブの幅広の葉の上で解けた卵塊の泡が混じった水滴の中で10〜15mmくらい小さな体をくねらせていた。 

 一体何匹のオタマジャクシが孵るのか確認してみようと、スチロール箱を用意して池の水を張って卵塊の真下に位置するように石で固定したおいたら、スチロール箱の水の中に落下してきた小さなオタマジャクシは尾っぽを勢いよく振って元気に泳ぎだした。

 孵化開始から約一時間後には、孵化したオタマジャクシは約80匹くらいに増え、翌日の朝7時頃には、ざっと300匹くらいに増えていた。

 昨日孵ったオタマジャクシは体長15〜20mmで、生れ落ちたときには黄色い卵黄でぽっこりお腹だったが、一日経つと栄養分が消化されてすっきりとした?体型のオタマジャクシになっていた。

 3日後に総数が400〜500匹まで増えたことを確認してしてから池に放流した。 オタマジャクシは賢明にもすばやく石の陰にもぐりこんだ。 池の中には外敵がわんさといるのだ。 さらに新たな卵塊からも孵化がはじまるだろうが、最終的に何匹のモリアオガエルが森へと旅立ってくれるのだろうか。 彼らが森へ向かうまで、しばらく成長を見守ってゆきたい。

 モリアオガエルの生態については、まだ十分な研究・解明がなされておらず、今回救出した卵塊を産んだモリアオガエルの親たちがなぜ水の無いところに産卵したのかという謎もある。 これらの点については、ホームページの方に詳しく書いたので興味のある方はそちらもご覧いただきたい。
 「ミスターTの優雅なカントリーライフ」 http://eco-garden.net/countrylife/life68.html

 それでは今回の「モリアオガエル救出大作戦」の模様をスライドショーでご覧下さい。


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このブログでは、生態園「ひるぜんリザーブ」を制作中のミスターTが、エコガーデニング、エコガーデン、ガーデンデザイン、庭づくり、地域生態系、生物多様性、環境保全、自然保護、自生種、在来種、野性生物、スローライフ、エコライフなどに関する話題を、自ら撮影した庭写真、植物写真、花写真、野鳥写真、昆虫写真などのネイチャーフォトとともにお届けしています。 

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 「ひるぜんリザーブ」の池をつくった時に掘り出した土砂や岩石を積み上げて築山にし、その斜面をロックガーデンにしている。 100年ばかり前には河川敷であった場所なので、地面を掘るとほとんどが大きな岩や石ばかり出てきて、植栽をするときには大仕事になるのだが、この築山は岩山なのでその斜面は文字通り「ロックガーデン」となった。

 この斜面にはサツキ、ミツバツツジ、ニワフジ、ヒメウツギなどの潅木を配し、その下には多数の山野草を植栽しているが、一部に多肉マニアの友人がプレゼントしてくれた多肉植物だけを植えたコーナーをつくっている。

 その多肉植物たちはみんな元気に育っていて、今年初めて花をつけるものが出てきた。 どちらかというと無骨な感じを受ける多肉植物だが、花は以外に繊細で美しい。 多肉植物は、室内の僅かなスペースがあれば栽培でき、ケアも比較的容易なので愛好家が多いが、花の美しさの意外性にも愛される理由があるのかもしれない。

 早速それらの花々とロックガーデンの多肉植物たちをカメラに収めたので、スライドショーでご紹介します。 なお多肉植物の品種名については詳しくありませんので、もし表示が間違っている場合はぜひご指摘下さい。


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 「ひるぜんリザーブ」のある大山南麓の蒜山高原には大小合わせて16の湿原が残っている。これはかつての大蒜山湖が永年の温暖化によって乾燥化し、周辺部に湿原となったところである。 

 これらの湿地や湿原、池沼には希少な植物や小動物。昆虫などが生息しているが、年々乾燥化が進みその面積が減少し、生物の多様性が損なわれている。 湿原を人為的に保存するというのも無理があると思うが、少なくとも開発によってこうした貴重な自然遺産が失われてゆくことだけは、防がなければいけない。 エコツーリズムと称して、観光客誘致のために遊歩道をつくったり、駐車場をつくって、湿原そのものを破壊するような愚挙だけはやってはならない。

 私は、毎年これらの湿原のいくつかを訪れるが、その時に運良くカメラの収めまった湿原とその周辺部に生育する植物たちの写真をスライドショーでご覧ください。

注)申し訳ありません。 このスライドショーはソフト提供会社の都合により削除されました。 いずれまた別の機会に再掲させていただく予定です。(2009.07.31)


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 ノハナショウブは、前回紹介したハナショウブの原種で、アヤメ科アヤメ属の多年草で学名を「 Iris ensata 」と言い、日本の北海道から九州の山野の草原や湿地・湿原に生育している日本の自生植物である。 

 「ひるぜんリザーブ」の庭では、イチハツ、キショウブ、アヤメと順次咲いてきたアヤメ属の花は、6月に入ると、ハナショウブ、ノハナショウブへとバトンタッチされる。

 ノハナショウブは、その園芸種であるハナショウブに比べると、花の色も形もシンプルだが、アヤメが終わったあと、いメートルくらいもあるスリムな長い花茎をすっくと立ち上げて、基部にシャープな黄色のラインのある濃紫色の花被片をはらりと広げる様は、思わず見惚れるほど美しく、日本の梅雨時の山野の風景にはなくてはならぬ花だと思う。もっと日本庭園や和風の庭園に取り入れられても良い植物だ。 

 ノハナショウブは、一部地域では保護活動も始まっているが、全国でその生育地の減少が伝えられている。 この美しい日本の植物を大切にしたい。

 それでは、私が愛してやまない花「ひるぜんリザーブ」の「ノハナショウブ」をスライドショーでご覧下さい。 あなたもきっと好きになると思います。


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 6月に入ってアヤメが咲き終わる頃、「ひるぜんリザーブ」の池で開花し始めるのがハナショウブである。 ハナショウブは、日本の自生種であるアヤメ科アヤメ属のノハナショウブの園芸種で、古くから栽培され、特に江戸時代には多くの品種が生れた古典園芸種である。 

 花色は、白、ピンク、紫、青、黄など多数あり、それに絞りや覆輪などが組み合わされるので、5000種以上もの品種があるといわれ、愛好家は多い。 原種のノハナショウブとは全く趣の違った、まさに千変万化するハナショウブの姿に、園芸家たちの情熱を汲み取ることができるが、私はどちらかと言えば、ノハナショウブのシンプルな美しさの方が好みである。 

 それでは、「ひるぜんリザーブ」の池のハナショウブたちの競演をスライドショーでご覧下さい。


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