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「ひるぜんリザーブ」の池畔のヤマハギが咲き始めた。 言わずと知れた「秋の七草」のひとつである。 ヤマハギは、学名を Lespedeza thunberugii と言い、マメ科ハギ属の落葉低木で、北海道から九州までの山野に自生し、6〜9月に葉腋から長い総状花序を出し紅紫色の可愛い蝶形花を咲かせる。 「ひるぜんリザーブ」では、「秋の七草」(ハギ、キキョウ、クズ、オミナエシ、フジバカマ、ススキ、ナデシコ)の全てを見ることができるが、今日までのところでは、ススキとフジバカマ以外はすべて開花した。 ヤマハギ 全国に「萩の庭」と呼ばれる名庭がたくさんあることでわかるように、ヤマハギはその樹形も花も美しく、昔から日本庭園の植栽によく利用されてきたが、最近の家庭の庭ではほとんど利用されなくなっているのは、残念なことである。 またヤマハギには、多くのシジミチョウやセセリチョウをはじめカラスアゲハ、キマダラヒカゲ、モンキチョウなどがやってくるので、自宅の庭にたくさんの蝶を呼びたい方にはオススメの低木である。 バタフライガーデンというと、なんとかの一つ覚えのように「ブッドレア!」というガーデンデザイナーが、生態系保全が求められているこの時代にまだいるのは、日本のガーデニングのレベルの低さを物語っている。 「ひるぜんリザーブ」の素敵な仲間、「ヤマハギ」。
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2009年08月29日
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「ひるぜんリザーブ」の水路脇でアカソが薄桃色の花穂を揺らしているのを見つけた。 アカソは、学名を Boehmeria tricuspis と言い、イラクサ科カラムシ属の多年草で、北海道から九州までの各地の山野に自生し、7〜9月に50〜80cmの茎の上部に葉腋から花序を立ち上げ淡桃色の穂状の花(雌花)を咲かせる。 アカソ アカソに似た花穂で薄緑白色のものがアカソの向こうに見えた。 同じイラクサ科カラムシ属のヤブマオだ。 ヤブマオは、学名を Boehmeria longispica と言い、同じく北海道から九州の各地の山野に自生し、8〜10月に茎の先端部の葉腋から花穂を立ち上げる。 ヤブマオ アカソやヤブマオは、同属のカラムシ同様、縄文時代から衣服の原料として使用されてきた植物で、絹や木綿が使われるようになるまでは、日本各地で栽培されてきた。 またアカソは、茎や葉柄が赤いのでアカソと呼ばれるようになったが、その赤色を利用して草木染の材料としても使用されている。 ともに現在では顧みられることもないが、花も良く見るとなかなか可愛いし、丈夫な植物繊維を持っているので、繊維資源植物としてその利用を現代に生かす工夫をしても良いのではないかと思う。 「ひるぜんリザーブ」の素敵な仲間、「アカソ」と「ヤブマオ」。
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