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秋風が吹き始め、「ひるぜんリザーブ」の草原のマツムシソウが見ごろになってきた。 マツムシソウは学名を Scabiosa japonica と言い、北海道から九州までの山地に自生するマツムシソウ科マツムシソウ属の多年草で、8〜10月に草丈100cm前後になり薄紫色の花を咲かせる。 スカビオーサというと、草丈の低い外来種のセイヨウマツムシソウが連想されることが多いようで、この日本のスカビオーサであるマツムシソウは、意外と知られていない。 直径4cmくらいの花は、たくさんの小花が集まった頭状花で、中心部を占める大部分の筒状花の花冠は五裂し、濃い紫色の葯をつけた四本のオシベを持ち、周辺の舌状花は花冠が三裂し外側に長く伸びるが、この展開が一様でないのでどことなく不揃いな印象を与えるマツムシソウ独特の花の形がうまれる。 マツムシソウの開花直前の姿、外周を舌状花に囲まれた多数の筒状花。 外周の舌状花から開き始める。 筒状花のオシベが出てきて華やかになる。 秋の草原にさわやかなブルーの花が映える。 たくさんの小花を持つマツムシソウには、蜜や花粉を求めて各種の蝶やハチがやってくる。 *「マツムシソウとハナグモ」 http://blogs.yahoo.co.jp/mr_ecogardening/5403590.html *「マツムシソウとハラナガツチバチ http://blogs.yahoo.co.jp/mr_ecogardening/5674012.html 日本の昆虫たちにとっても貴重な存在のこの花は、低地でも開花するのだが、低地のものは縁取りの花弁がまばらで、高地で咲く花のような美しさはない。 やはり日本の高原の秋の花なのだろう。 吸蜜にやってきて、花粉まみれになったハラナガツチバチ
秋風に揺れるマツムシソウ
「ひるぜんリザーブ」では、私が種から育てたマツムシソウが数十株花を咲かせたが、今年も採種してさらに株数を殖やす計画だ。 マツムシソウの花の群落を秋風が吹きわたる景色が2,3年後には見られることだろう。 「ひるぜんリザーブ」の素敵な仲間、「マツムシソウ」。
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2009年08月31日
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