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「ひるぜんリザーブ」で、種から育てたユウスゲが今年で三年目を迎え、初めて花茎を立ち上げた。 ユウスゲは学名を Hemerocallis vesperitina と言い、ユリ科ワスレグサ属の多年草で、本州、四国、九州の山地の草原や林縁に自生し、7〜9月に100〜150cmの長い花茎を立ち上げて、先端で枝分かれして薄黄色の上品な花を次々に咲かせる。 花は夕刻開いて、翌日の午前中にはしぼんでしまう。 つぼみのひとつが長く伸びて黄色く色づいてきたので、きょうの夕刻には開花するだろうと思って、午後4時ごろ見に行くと、予想通りつぼみがわずかに開き始めていた。 「ひるぜんリザーブ」では初開花となるので、開花の様子をカメラに収めた。 16時13分、ユウスゲのつぼみが開き始める。 正面からみると、すでにオシベやメシベが覗いている。 16時17分、突然トラマルハナバチがやってきて、無理やり中へ頭を突っ込んだ。 何度か出入りして吸蜜と送受粉を繰り返して飛び去る。 16時38分、25分経過、かなり開いてきてあたりに芳香が漂いはじめる。 16時53分、40分経過してほぼ九割がた開花した。 17時28分、75分経過後、このくらいで完全開花か。 そのときの横からのカット ユウスゲの魅力は何といってもその気品のあるユウスゲ独特の薄い黄色の花色にある。 黄昏時のやさしい光の中ではいっそう美しく見える。 また開花するとほのかな香りを放つが、これも他のユリと違って押し付けがましくないところが良い。 しかも人知れず咲いて人知れず消えてゆくというところが、「美人薄命」を想わせてまた良い。 つぼみはまだ7個くらい残っているので、今年もユウスゲの花をあとしばらく楽しめるが、来年からは 花茎を立ち上げる株数も増えるので、さらに楽しみである。 「ひるぜんリザーブ」の新しい素敵な仲間 「ユウスゲ」。 ********************************************************************************************* ★もっとユウスゲの花を見たいという方のために、開花の様子をスライドショーにまとめたので、時間のある方はこちらも合わせてご覧ください。 ★スライドショーが停止あるいは終了している場合は、画面下の「Continue」ボタンをクリックするか、画面右上の「X」マークをクリックしてください。スライドショーが再開できます。 *********************************************************************************************
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「ひるぜんリザーブ」の池の畔(ほとり)に植えているコオニユリが咲いた。 このコオニユリは、三年前に池をつくったときに数株植栽しておいたものだが、今では十数株に殖え、例年、夏の青空をバックに鮮やかなオレンジ色の花を誇らしげに咲かせる。 今年は梅雨は明けたものの、相変わらず冴えない天気が続いているが、コオニユリは、負けずに元気な花を咲かせはじめた。 コオニユリは、学名を Lilium leichtlinii と言い、ユリ科ユリ属の多年草で、北海道から九州の日当たりが良く、少し湿り気のある山地に自生し、7〜9月に1〜2mの花茎の先端に数個の黄赤色の花をつける。 冴えない曇り空を吹き飛ばしてくれそうなコオニユリ 後のミソハギやアサギリソウも元気だ。 クルリと巻き上がった花弁と下へ伸ばしたオシベの先端の大きな葯が可愛い。 「ひるぜんリザーブ」の素敵な仲間 「コオニユリ」。
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梅雨が明けても一向に夏空の見えぬ蒜山高原だが、「ひるぜんリザーブ」の植物たちは、多少の前後はあるものの、律儀にスケジュール通りに開花している。 これからお盆ころにかけて、「ひるぜんリザーブ」で最盛期を迎えるのはキツネノカミソリとウバユリで、ともに林縁や林床で咲く。 キツネノカミソリについては、すでに紹介したので、今日は森のウバユリを紹介しよう。 ウバユリの学名や生育場所などについては先回の「ウバユリとアマガエル」の記事中で紹介したので、今回は省くことにする。 *「ウバユリとアマガエル」 http://blogs.yahoo.co.jp/mr_ecogardening/4754341.html まだ夏の強い日差しが差し込まない薄暗い森の中でウバユリは、ほの白くその姿を浮かび上がらせている。 森の一部で咲き始めたウバユリ もう少しすると、これが森の全域に広がってゆく。 ウバユリは、200cm近くにもなる長い花茎を立ち上げて
その先端に10〜20個もの花を開く。
花の大きさは15cmくらいもあり、遠くにいてもそれとわかる強い芳香を放つ。 「ひるぜんリザーブ」の素敵な仲間 「ウバユリ」。
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「ひるぜんリザーブ」の北の河岸の大きなヤマザクラの株元で、キンミズヒキが咲いた。 キンミズヒキは、学名を Agrimonia pilosa と言い、バラ科キンミズヒキ属の多年草で、北海道から九州の山野に自生して、7〜10月ごろに細い花穂に直径6〜11mmの小さな黄色の五弁花をつける。 もう少しポピュラーなミズヒキは、同じころ同じような場所で花を咲かせ、和名も似ているが、タデ科タデ属でまったく種が異なる。 キンミズヒキの写真を撮ってからふと目を南側へ転ずると、真っ白なレース飾りのついた花が見えた。 キカラスウリの花だ。 キカラスウリは、学名を Trichosanthes kirilowii と言い、ウリ科カラスウリ属の多年生つる草で、全国の山野に自生して、8〜9月に花を咲かせ、秋には直径10cmくらいの黄色い果実をつける。 キカラスウリ 晴れた日の朝(8月12日)撮影分追加。 「ひるぜんリザーブ」の素敵な仲間 「キンミズヒキ」と「キカラスウリ」。
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