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昨夜からまた雨になって、今日も日中は小雨が降り続いている。 この天候では小鳥も鳴かず、蝶も飛ばないので、「ひるぜんリザーブ」も静かだ。 池の様子を見に行くと、岸辺の石の上に大きさが4cmくらいのつるりとした楕円形の塊が見えた。 なんだろうと近づいて見ると、そろりと動き出した。 ゲンゴロウに似てはいるが、少し体型や足の色が違う。 後で図鑑で調べてみると「ガムシ」だった。 ガムシは、ガムシ科という独立した科の水生昆虫で、ゲンゴロウ科のゲンゴロウとは別種で、本州から屋久島までの池や川に生息する草食性の水生昆虫である。 「ひるぜんリザーブ」の池に新登場した「ガムシ」 飛翔するはずだが、翅の継ぎ目も見えないほど滑らかな背中である。 腹部に空気の膜をつくって呼吸する。
動きは緩慢で、そろりそろりと移動する。
前足の付属肢が太く長いのでオスのようだ。 水中へとそっと入って行った。 「ひるぜんリザーブ」の池を制作してから約三年経過したが、この池を中心とした水系には日に日に新しい生き物たちがやってきて、新たな生態系を形成しつつある。 「可能な限り多様な地域の生き物たちが生息できる環境づくり」。それが「ひるぜんリザーブ」の設計コンセプトなので、新たな住人の登場は、つねに私を喜ばせるできごとである。 「ひるぜんリザーブ」の素敵な仲間 「ガムシ」。
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2009年08月09日
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