過去の投稿月別表示

[ リスト | 詳細 ]

2009年08月

← 2009年7月 | 2009年9月 →

全12ページ

[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11]

[ 次のページ ]

マツムシソウ

 秋風が吹き始め、「ひるぜんリザーブ」の草原のマツムシソウが見ごろになってきた。 

 マツムシソウは学名を Scabiosa japonica と言い、北海道から九州までの山地に自生するマツムシソウ科マツムシソウ属の多年草で、8〜10月に草丈100cm前後になり薄紫色の花を咲かせる。 

 スカビオーサというと、草丈の低い外来種のセイヨウマツムシソウが連想されることが多いようで、この日本のスカビオーサであるマツムシソウは、意外と知られていない。
 
 直径4cmくらいの花は、たくさんの小花が集まった頭状花で、中心部を占める大部分の筒状花の花冠は五裂し、濃い紫色の葯をつけた四本のオシベを持ち、周辺の舌状花は花冠が三裂し外側に長く伸びるが、この展開が一様でないのでどことなく不揃いな印象を与えるマツムシソウ独特の花の形がうまれる。

 マツムシソウの開花直前の姿、外周を舌状花に囲まれた多数の筒状花。
イメージ 1

 外周の舌状花から開き始める。
イメージ 2

 筒状花のオシベが出てきて華やかになる。
イメージ 3

 秋の草原にさわやかなブルーの花が映える。
イメージ 7

イメージ 5

イメージ 4

 たくさんの小花を持つマツムシソウには、蜜や花粉を求めて各種の蝶やハチがやってくる。
 *「マツムシソウとハナグモ」 http://blogs.yahoo.co.jp/mr_ecogardening/5403590.html
 *「マツムシソウとハラナガツチバチ  http://blogs.yahoo.co.jp/mr_ecogardening/5674012.html

 日本の昆虫たちにとっても貴重な存在のこの花は、低地でも開花するのだが、低地のものは縁取りの花弁がまばらで、高地で咲く花のような美しさはない。 やはり日本の高原の秋の花なのだろう。

 吸蜜にやってきて、花粉まみれになったハラナガツチバチ
イメージ 8

秋風に揺れるマツムシソウ
イメージ 6


 「ひるぜんリザーブ」では、私が種から育てたマツムシソウが数十株花を咲かせたが、今年も採種してさらに株数を殖やす計画だ。 マツムシソウの花の群落を秋風が吹きわたる景色が2,3年後には見られることだろう。

 「ひるぜんリザーブ」の素敵な仲間、「マツムシソウ」。


 ★ このブログでは、生態園「ひるぜんリザーブ」を制作中のミスターTが、エコガーデニング、エコガーデン、ガーデンデザイン、庭づくり、地域生態系、生物多様性、環境保全、自然保護、自生種、在来種、野性生物、スローライフ、エコライフなどに関する話題を、自ら撮影した庭写真、植物写真、花写真、野鳥写真、昆虫写真などのネイチャーフォトとともにお届けしています。 

 ★ 「エコガーデニング」にご興味のある方は、こちらをご覧ください。 「いのち育む庭づくり-エコガーデニング」  ★ またブログをお持ちの方は、ぶろぐ村内の 「エコガーデニング」コミュニティ へ記事をどしどしトラックバックしてください。きっと素敵な仲間に会えます。 

ヤマハギ咲く。

 「ひるぜんリザーブ」の池畔のヤマハギが咲き始めた。 言わずと知れた「秋の七草」のひとつである。

 ヤマハギは、学名を Lespedeza thunberugii と言い、マメ科ハギ属の落葉低木で、北海道から九州までの山野に自生し、6〜9月に葉腋から長い総状花序を出し紅紫色の可愛い蝶形花を咲かせる。

 「ひるぜんリザーブ」では、「秋の七草」(ハギ、キキョウ、クズ、オミナエシ、フジバカマ、ススキ、ナデシコ)の全てを見ることができるが、今日までのところでは、ススキとフジバカマ以外はすべて開花した。

 ヤマハギ
イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3


 全国に「萩の庭」と呼ばれる名庭がたくさんあることでわかるように、ヤマハギはその樹形も花も美しく、昔から日本庭園の植栽によく利用されてきたが、最近の家庭の庭ではほとんど利用されなくなっているのは、残念なことである。

 またヤマハギには、多くのシジミチョウやセセリチョウをはじめカラスアゲハ、キマダラヒカゲ、モンキチョウなどがやってくるので、自宅の庭にたくさんの蝶を呼びたい方にはオススメの低木である。 バタフライガーデンというと、なんとかの一つ覚えのように「ブッドレア!」というガーデンデザイナーが、生態系保全が求められているこの時代にまだいるのは、日本のガーデニングのレベルの低さを物語っている。 

 「ひるぜんリザーブ」の素敵な仲間、「ヤマハギ」。


 ★ このブログでは、生態園「ひるぜんリザーブ」を制作中のミスターTが、エコガーデニング、エコガーデン、ガーデンデザイン、庭づくり、地域生態系、生物多様性、環境保全、自然保護、自生種、在来種、野性生物、スローライフ、エコライフなどに関する話題を、自ら撮影した庭写真、植物写真、花写真、野鳥写真、昆虫写真などのネイチャーフォトとともにお届けしています。 

 ★ 「エコガーデニング」にご興味のある方は、こちらをご覧ください。 「いのち育む庭づくり-エコガーデニング」  ★ またブログをお持ちの方は、ぶろぐ村内の 「エコガーデニング」コミュニティ へ記事をどしどしトラックバックしてください。きっと素敵な仲間に会えます。 

アカソとヤブマオ

 「ひるぜんリザーブ」の水路脇でアカソが薄桃色の花穂を揺らしているのを見つけた。

 アカソは、学名を Boehmeria tricuspis と言い、イラクサ科カラムシ属の多年草で、北海道から九州までの各地の山野に自生し、7〜9月に50〜80cmの茎の上部に葉腋から花序を立ち上げ淡桃色の穂状の花(雌花)を咲かせる。 

 アカソ
イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

 アカソに似た花穂で薄緑白色のものがアカソの向こうに見えた。 同じイラクサ科カラムシ属のヤブマオだ。 ヤブマオは、学名を Boehmeria longispica と言い、同じく北海道から九州の各地の山野に自生し、8〜10月に茎の先端部の葉腋から花穂を立ち上げる。

 ヤブマオ
イメージ 4

イメージ 5

イメージ 6

 アカソやヤブマオは、同属のカラムシ同様、縄文時代から衣服の原料として使用されてきた植物で、絹や木綿が使われるようになるまでは、日本各地で栽培されてきた。 またアカソは、茎や葉柄が赤いのでアカソと呼ばれるようになったが、その赤色を利用して草木染の材料としても使用されている。

 ともに現在では顧みられることもないが、花も良く見るとなかなか可愛いし、丈夫な植物繊維を持っているので、繊維資源植物としてその利用を現代に生かす工夫をしても良いのではないかと思う。


 「ひるぜんリザーブ」の素敵な仲間、「アカソ」と「ヤブマオ」。


 ★ このブログでは、生態園「ひるぜんリザーブ」を制作中のミスターTが、エコガーデニング、エコガーデン、ガーデンデザイン、庭づくり、地域生態系、生物多様性、環境保全、自然保護、自生種、在来種、野性生物、スローライフ、エコライフなどに関する話題を、自ら撮影した庭写真、植物写真、花写真、野鳥写真、昆虫写真などのネイチャーフォトとともにお届けしています。 

 ★ 「エコガーデニング」にご興味のある方は、こちらをご覧ください。 「いのち育む庭づくり-エコガーデニング」  ★ またブログをお持ちの方は、ぶろぐ村内の 「エコガーデニング」コミュニティ へ記事をどしどしトラックバックしてください。きっと素敵な仲間に会えます。 

サワギキョウ咲く。

 「ひるぜんリザーブ」の池の岸辺のサワギキョウが咲き始めた。

 サワギキョウは、学名を Lobelia sessilifolira と言い、キキョウ科ミゾカクシ属の多年草で、北海道から九州までの山野の湿地などに自生して、8〜9月に濃紫色の唇形花をつける。

 「ひるぜんリザーブ」のサワギキョウは、そのアカバナ種で、花茎の先端部に深紅の花をびっしりと咲かせる。 北米原産のベニバナサワギキョウという種もあり、これは花も茎も葉も赤くなるが、花の付き方などはこちらの方が濃紫色の花を付けるサワギキョウに近いようだ。

 サワギキョウ(アカバナ)
イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

 花は唇形でニ唇に別れ、上唇は2裂し下唇は三裂する。
イメージ 4

 咲き始めはオシベの時期(雄性期)で葯から花粉を出し、この時期を過ぎると柱頭が伸びてきてメシベの時期(雌性期)となる。
イメージ 5

 アカバナ種も深紅の花が豪華に付くので美しいが、基本的に在来種を植えたいと考えているので、なんとか見つけて、近いうちに両者を咲き競わせてみたいと思っている。 

 「ひるぜんリザーブ」の素敵な仲間、「サワギキョウ」。


 ★ このブログでは、生態園「ひるぜんリザーブ」を制作中のミスターTが、エコガーデニング、エコガーデン、ガーデンデザイン、庭づくり、地域生態系、生物多様性、環境保全、自然保護、自生種、在来種、野性生物、スローライフ、エコライフなどに関する話題を、自ら撮影した庭写真、植物写真、花写真、野鳥写真、昆虫写真などのネイチャーフォトとともにお届けしています。 

 ★ 「エコガーデニング」にご興味のある方は、こちらをご覧ください。 「いのち育む庭づくり-エコガーデニング」  ★ またブログをお持ちの方は、ぶろぐ村内の 「エコガーデニング」コミュニティ へ記事をどしどしトラックバックしてください。きっと素敵な仲間に会えます。 

シュウカイドウ咲く。

 「ひるぜんリザーブ」の池畔のコマユミとニシキギの株元に植栽してあった「シュウカイドウ」が咲きはじめた。

 シュウカイドウは、学名を Begonia grandis と言い、シュウカイドウ科ベゴニア属の中国南部原産の草丈30〜60cmの多年草で、日陰のやや湿った場所を好む草本だが、ベゴニアの仲間では唯一耐寒性があり、花も美しいので、古くから日本の庭園に植栽されてきた。 

 シュウカイドウは、雌雄異花で同じ株に付くが、雄花は立ち上がった花茎の先に、雌花は垂れ下がった花茎の先に付く。 

 シュウカイドウの雄花。 雌花はまだ見えない。
イメージ 1

イメージ 2

 顔を覗かせた雄花。
イメージ 3

 二枚のガク片が開くと中から小さな二枚の花弁に包まれた黄色の球状のオシベが現れる。
イメージ 4

イメージ 5

金平糖のような黄色のオシベの球が可愛い。
イメージ 6


 「ひるぜんリザーブ」素敵な仲間、「シュウカイドウ」。


 ★ このブログでは、生態園「ひるぜんリザーブ」を制作中のミスターTが、エコガーデニング、エコガーデン、ガーデンデザイン、庭づくり、地域生態系、生物多様性、環境保全、自然保護、自生種、在来種、野性生物、スローライフ、エコライフなどに関する話題を、自ら撮影した庭写真、植物写真、花写真、野鳥写真、昆虫写真などのネイチャーフォトとともにお届けしています。 

 ★ 「エコガーデニング」にご興味のある方は、こちらをご覧ください。 「いのち育む庭づくり-エコガーデニング」  ★ またブログをお持ちの方は、ぶろぐ村内の 「エコガーデニング」コミュニティ へ記事をどしどしトラックバックしてください。きっと素敵な仲間に会えます。 

全12ページ

[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11]

[ 次のページ ]


.

ブログバナー

ミスターT
ミスターT
男性 / 非公開
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について

過去の記事一覧

検索 検索
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31

スマートフォンで見る

モバイル版Yahoo!ブログにアクセス!

スマートフォン版Yahoo!ブログにアクセス!

よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

ふるさと納税サイト『さとふる』
11/30まで5周年記念キャンペーン中!
Amazonギフト券1000円分当たる!
ふるさと納税サイト『さとふる』
お米、お肉などの好きなお礼品を選べる
毎日人気ランキング更新中!

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事