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先回の「秋の稔り - 1」に続いて、今「ひるぜんリザーブ」で実をつけている植物たちを紹介しよう。 *「秋の稔り - 1」 http://blogs.yahoo.co.jp/mr_ecogardening/7249417.html
ヤマボウシ ミズキ科ミズキ属 学名:Benthamidia japonica
熟した果実は甘く、果実酒にもできる。 ミズキ ミズキ科ミズキ属 学名:Swida controversa クマノミズキ ミズキ科ミズキ属 学名:Cornus macrophylla こちらは対生のミズキ。 黒い実が落ちたあと、花柄も落ちるがその頃には花柄は真っ赤な珊瑚のように色づく。 ツリバナ ニシギキ科ニシキギ属 学名:Euonymus oxyphyllus 赤い実が無数に吊り下がる様子は美しい。 赤い果皮が五裂するとオレンジ色の種子が五個吊り下がる。 マユミ ニシギキ科ニシキギ属 学名:Euonymus hamiltonianus こちらは赤くなった果皮が四裂して四個の種子が吊り下がる。 コマユミ ニシギキ科ニシキギ属 学名:Euonymus alatus 果皮が赤くなって開くと、オレンジ色の種子が現れる。 ナナカマド バラ科ナナカマド属 学名:Sorbus commixta 果実がもう少し赤く熟すと果実酒にできる。 サンショウ ミカン科サンショウ属 学名:Zanthoxylum piperitum 赤い果皮が開くと黒い種子がでてくる。 熟したヤマボウシは時々生食し、ナナカマドは果実酒に、サンショウはもっぱら新芽を利用している。 「ひるぜんリザーブ」の素敵な仲間、「ヤマボウシ」「ミズキ」「クマノミズキ」「ツリバナ」「マユミ」「コマユミ」「ナナカマド」「サンショウ」。
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2009年09月20日
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「ひるぜんリザーブ」のマツムシソウにたくさんの昆虫たちがやってくるが、系統的にもっとも多く見られるのは、タテハチョウ科の蝶たちだ。 今日はキタテハがやってきたので紹介しよう。 キタテハは、北海道から九州までの各地で6〜9月に出現する開翅長5〜6cmの蝶で、カナムグラなどを食草とする。 マツムシソウにやってきたキタテハ キタテハにちょっかいを出すオオウラギンスジヒョウモン。右にいるのはハラナガツチバチ かなりしつこく迫るオオウラギンスジヒョウモン 翅裏は枯葉模様の保護色になっている。 翅を開くと豹紋が鮮やかだ。 前にはコアオハナムグリがやってきた。 翅がどこも傷んでいない、美しい個体だ。 翅裏にはシータテハと同様の「C」模様がある。 翅の複雑な切れ込みが印象的だ。 横から見た姿も美しい。 最後に地上に舞い降りて翅を全開してくれた。 実に見事なフォルムだ。 マツムシソウには、毎日たくさんの蝶や蜂、甲虫がやってくる。 花が終わったら、植栽面積を3倍に拡張する予定なので、来年はさらに多くの昆虫たちに出会えるようになることだろう。 「ひるぜんリザーブ」の素敵な仲間、「マツムシソウ」と「キタテハ」。
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「ひるぜんリザーブ」の庭を歩くと、あちらこちらで果実をたわわに稔らせた植物たちに出会える。 春から秋にかけてそれぞれに独自の色や形の花を咲かせて昆虫や鳥たちを呼び寄せ、受精に協力してもらった結果が、今果実という形になって現れているのだ。 これらの果実は、そのほとんどが他の生き物たちの食料となり、食べ残されたり、種を糞とともに排出されたものの中でさらに生き残ったものだけが彼らの命をつないでゆく。 この植物たちの膨大なエネルギーの無駄遣いのように見える生態は、彼らが他の生き物の存在なしには生きてゆけないことを彼ら自身が良く知っているということを物語っている。 食物連鎖のバランスが崩れたとき、種の多様性は失われ、生態系は破壊される。 地域植生の保全が大切な理由がそこにある。 今「ひるぜんリザーブ」で実をつけている植物たちの中から、まず第一回は、比較的なじみのある植物を選んで紹介しよう。 「クリ」 ブナ科クリ属 学名:Castanea crenata 4cm以上もある大きな実ができる丹波栗。 栗ご飯や焼き栗にして食べる。 輸入のクルミに比べるとやや小粒で殻を割るのが大変だが、味は濃厚で美味しい。 「ミツバアケビ」 アケビ科アケビ属 学名:Akebi trifoliata 赤くなった皮が二つに割れると黒い種がいっぱい詰まったうす甘い果肉が現れる。 「ガマズミ」 スイカズラ科ガマズミ属 学名:Viburnum dilatatum ちょっぴり酸味があって美味しい。 果実種にすると、すっきりした味わいの赤い綺麗な色のワインになる。 「コバノガマズミ」 スイカズラ科ガマズミ属 学名:Viburnum erosum まん丸で真っ赤に色づいた実はちょっぴり酸味があって美味しい。 ガマズミ同様、美味しい果実酒ができる。 今年はこのコバノガマズミの実で果実酒を作った。 3ヶ月も経てば美味しく飲めるようになる。 「オトコヨウゾメ」 スイカズラ科 ガマズミ属 学名:Viburnum phlebotrichum この実はとても可愛いておいしそうにも見えるが、実は渋くて食べられない。 秋になると、「ひるぜんリザーブ」の中や近くの山野を歩くと、いろいろな果実に出会える。 食べる食べないは別にしても、とても豊かな気持ちになれる。 「ひるぜんリザーブ」の素敵な仲間、「クリ」「オニグルミ」「アケビ」「ガマズミ」「コバノガマズミ」「オトコヨウゾメ」。
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