|
「ひるぜんリザーブ」の草原のヨメナは、草刈のときに一部を刈り残しておいたら、夏には群落となって、マツムシソウと競い合うように咲いている。 ヨメナは学名を Aster yomena と言い、キク科シオン属の多年草で、本州中部以西、四国、九州の各地で自生し、夏から秋にかけて、草丈50〜100cmになり分枝した枝先に白色から薄紫色の花を付ける。
ヨメナを眺めていたら、ハナアブがやってきて蜜をなめ始めた。 シマハナアブだ。
シマハナアブは体長12mmくらいのハナアブで、日本全土で4〜10月に出現する。 ヨメナ ヨメナにやってきたシマハナアブ 腹部背面の模様が特徴的だ。 大きな目と長めの口器を持っている。 刺される恐れがないので、正面からアプローチしてみた。 この時期には比較的開花している花の種類が少なくなってきているので、ヨメナの群落は蝶や他の昆虫たちの貴重な蜜源となっている。 万葉の頃から親しまれ、若菜を食されてきたヨメナもいまや雑草扱いされているが、野にあっては依然として大事な役割を果たしているのだ。 「ひるぜんリザーブ」の素敵な仲間、「ヨメナ」と「シマハナアブ」。
|
過去の投稿日別表示
[ リスト | 詳細 ]
2009年09月23日
全1ページ
[1]
|
「ひるぜんリザーブ」の近くにある三平山の裾野を歩いていると、アキノキリンソウやママコナ、ヤマジソ、ツルリンドウなどが咲いていた。 アキノキリンソウは、学名を Solidaga virga-aurea と言い、キク科アキノキリンソウ属の多年草で、北海道から九州までの日当たりのよい山地に自生し、8〜11月に20〜80cmの伸びた花茎に総状あるいは散房状に黄金色の頭花を多数つける。 アキノキリンソウ ママコナは、学名を Melamphyrum roseum と言い、ゴマノハグサ科ママコナ属の半寄生の一年草で、北海道から九州のやせた乾き気味の山地の林下に自生し、6〜8月に草丈30〜50cmになり、分枝した枝先の棘状の鋸歯のある苞の付け根から紅紫色の花をひとつずつ咲かせる。 ママコナ(飯子菜)の由来は、その若い種子が米粒に似ているから、あるいは唇弁上に飯粒を二つ並べたような隆起があるからとされている。 ママコナ 二個の白い隆起が飯粒を並べたように見える。 ママコナは、半寄生で自らも葉緑素を持ち光合成をするが、近くに宿主がいない場合は小さく、いる場合は栄養をもらって大きく育つという面白い植物だ。
|
全1ページ
[1]



