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「ひるぜんリザーブ」の草原では、大粒で知られる丹波栗「銀寄せ」種のクリの実が、今稔りの時期を迎えている。 毎日次々と大きな実をたくさん落とすので、朝夕に拾っているが、今朝、目の前を開翅長8cmくらいの中型の黒い蝶が低く舞った。 飛翔中に前翅の先端にオレンジ色の斑紋がチラリと見えた。 秋型のクロコノマチョウのようだ。 クロコノマチョウは、ジャノメチョウ科の蝶で本州(千葉県以西)、四国、九州および屋久島に生息し、6〜11月に出現する。 幼虫はススキやジュズダマなどイネ科の植物の葉を食草とし、成虫は腐った果実、樹液などを餌とする。 翅の形態には、夏型と秋型があり、夏型は秋型に比べ黒っぽく、翅裏に小さな蛇の目模様が並び、秋型は翅裏が枯葉模様になり翅の縁が尖る。 ジャノメチョウ科の蝶は、静止時に翅を開かないが、このクロコノマチョウも翅表は見せてくれなかった。 図鑑等によると、前翅表の上端に変形したオレンジ色の蛇の目模様があるようで、飛んでいるとそのオレンジ色が見える。 クロコノマチョウ 枯葉そっくりな翅裏の斑紋 秋型は翅の先端部が尖がっている。 低いところを飛んで、すぐに地面の枯葉などの上に降りる。 裏翅の枯葉模様は実によくできていて、枯葉に混じると、見つけるのはかなり難しい。 地味な色彩の蝶だが、秋型の翅の形は美しい。 「ひるぜんリザーブ」の素敵な仲間、「クロコノマチョウ」。
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2009年09月30日
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「ひるぜんリザーブ」の森の中で、タンナトリカブトの花が咲いた。 タンナトリカブトは、学名を Aconitum japonicum ssp. napiforme と言い、キンポウゲ科トリカブト属の多年草で、近畿地方以西の本州、四国、九州の山地や草原、森林に自生し、9〜10月に草丈40〜100cmになり、散房花序に花を付ける。 花は青紫色だが、色の濃淡には個体差がある。
標準的な濃い青紫色のタンナトリカブト
こちらはやや薄い紫色
多数のオシベの花糸が渦巻状になっているところが面白い。 さらに色が薄くなってほとんど白に近いものもある。 トリカブトには、全草、特に根にアルカロイドを含む有毒植物として知られているが、その花は優しく美しい。 「ひるぜんリザーブ」のタンナトリカブトは、花色にもさまざまな変化があって、森のあちこちをその花色の違いを求めて歩くのも楽しい。 「ひるぜんリザーブ」の素敵な仲間、「タンナトリカブト」。
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