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大平原からアップダウンを繰り返しながら走ると、やがて道路脇に「標高800m」の標識が現れ、その辺りから私の好きなブナの純林帯に入る。 大山一帯のブナ林は面積1700haと西日本最大級で、林床にチシマザサが集まる日本海型、スズタケが群集する太平洋型、その中間型が混生するなど貴重な植生となっている。 ブナ林の周縁部には、ミズナラ、イタヤカエデ、ウリハダカエデ、コハウチワカエデ、オオカメノキ、クロモジ、エゾユズリハ、ヤマアジサイなどの植生が見られる。 ブナ林の始まるあたりの紅葉(進行方向から後方を見る。) ブナ林(進行方向を見る。) ブナの純林の美しい黄葉 ブナ林の中へ入ると、さらに美しい光景に出会える。 ブナの黄葉の中の一本のコハウチワカエデの紅葉が目を引く。 春の新緑も美しいが、秋の黄葉もまた美しいブナの林 ブナの林を抜けて、再び標高910mまで上ると、「鍵掛け峠展望台」に着く。 ここからは大山の素晴らしい眺望がえられるので、いつも多くの観光客で賑わうところだ。 鍵掛け峠から見た大山の紅葉は、次回に。
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エコガーデニング
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標高900m強の高さにある鏡ヶ成から烏ヶ山展望休憩所を経て、標高800mの大平原(おおなるばら)へと向かう。 車のフロント・ウィンドウからは山々の色鮮やかな紅葉が次々と目に飛び込んでくるので、あちらこちらで停車を繰り返しながらの走行となる。 次々と現れる山々の美しい紅葉に車の流れも滞り気味になる。 真っ赤に紅葉したコハウチワカエデと緑の杉木立の向こうに見える大山。 大平原から大山を望む。 大平原の紅葉
大平原には、数本のダケカンバの高木があるが、黄葉したダケカンバの梢に緑色の球状のものが数個付いているのが見えた。 ヤドリギだ。
ヤドリギは半寄生の樹木で、その果実は白または黄色の液果であり、数個の種子が非常に粘着質なにかわ状の繊維に包まれている。 これがヤドリギの種散布方法の仕掛けで、果実が野鳥に食べられた後、口からあるいは糞とともに、種が粘着質の液体とともに排出され、鳥が止まった樹木の枝に種が付着して発芽する。 日本では冬季やってく美しい野鳥のヒレンジャクやキレンジャクがヤドリギの実に集まって、好んでこの実を食べる。 寄生植物も宿主に単に寄生して栄養分をもらっているだけでなく、野鳥たちに食料を供給したり、鈴クリの場所を提供したりしていて、生態系の中で重要な役割を果たしているのだ。 黄葉したダケカンバと寄生したヤドリギ 黄色い果実がたくさん稔っているのが見える。 大平原にはナナカマドの樹がたくさんあって、それぞれ美しく紅葉していたが、その枝先にたわわに実った真っ赤に熟した果実とともに、青い秋空に映えて美しかった。 真っ赤に色づいた葉と果実と大山 その間には紅葉した山々が見える。 駐車場付近の紅葉 大平原で眼前に広がる山々の紅葉を楽しみながらの昼食後、ブナ林のトンネルを抜け、鍵掛峠(標高910m)へ向かう。 その様子は、次回に。
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鬼女台から大山に向けてしばらく走ると、国民休暇村のある鏡ヶ成高原に着く。 ここは標高900m強あって、鬼女台より少し高いところだ。 鏡ヶ成の紅葉。 中央の山は地元では、「日本のマッターホルン」(誇大広告気味!?)とも呼ばれる烏ヶ山(からすがせん)標高1448m。 真っ赤に熟したナナカマドの実に向こうに紅葉した森が広がる。 鏡ヶ成高原のすぐ北にあるのが象山(標高1085m)で、象の頭と鼻の形をしたなだらかな山だ。 この山には余り樹木がないが、中腹の樹木には紅葉が見られた。 象山の紅葉 休暇村の西側には、クヌギの林やブナ、ミズナラ、トチなどの林があり、野鳥や樹木の観察ができるようになっている。 クヌギ林の紅葉 ミズナラの黄葉 ブナ林の黄葉 ブナの林の中で紅葉するハウチワカエデ 差し込む光を受けて黄から赤へのグラデーションが鮮やかに見える。 鏡ヶ成から一旦標高750mくらいにまで下ってから、再び大平原(おおなるばら)高原(標高800m)へと上ってゆくが、途中烏ヶ山展望休憩所から烏ヶ山の紅葉を見る。 烏ヶ山の麓の紅葉 ここから大平原に向かうが、その様子は次回に。
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28日、好天に誘われて「ひるぜんリザーブ」のある蒜山高原から大山の紅葉を見に出かけた。 蒜山高原から蒜山大山スカイラインへ向かう途中の蒜山高原道路では、並木のイチョウが見事に黄葉し黄金色に輝いていた。 イチョウ並木の黄葉 高原道路を抜けると、三木ヶ原に出る。 三木ヶ原のジャージー牛の放牧場から大山(だいせん)、烏ヶ山(からすがせん)が望める。 三木ヶ原から大山を望む。 標高が500m前後の蒜山高原から大山に向かう蒜山大山スカイラインを登ってゆくと、道路沿いの木々がすでに美しく紅葉し始めていた。 スカイラインの道路沿いの木々の紅葉 スカイラインをさらに登ってゆくと、「鬼女台(きめんだい)展望休憩所」に着く。 このあたりの標高はおおよそ900mだ。 鬼女台付近の山々の紅葉は進んでいて、緑の葉に、黄色や赤色や褐色の葉が入り混じり見事な景観をつくっていた。 ここは360度視界が開ける場所なので、蒜山高原が一望に見渡せ、大山も望める絶好のビューポイントだ。 この日は蒜山高原はまだ雲海の下に沈んでいたが、大山や烏ヶ山は紅葉の進みかけた原生林のかなたにその山容を望めた。 鬼女台の美しい紅葉 鬼女台から大山を望む。 鬼女台からさらに進んでゆくと少し標高の高い「鏡ヶ成高原」に至る。 鏡ヶ成高原ではさらに美しい紅葉に出会うことになるが、その様子は次回に。
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三平山の中腹あたりに、ちょっとしたブナの林がある。 これらのブナは植林されたらしくまだ若いが、美しい黄葉をみせていた。 ブナ林の黄葉 ウリハダカエデの紅葉にブナの黄葉が映える。 朝の光を浴びて黄金色に輝くブナの黄葉 コハウチワカエデの紅葉 ツタウルシの紅葉 朝の光に透けて見える色づき始めたツタウルシが美しい。 こちらは自生の大きなブナ ブナの黄葉はほんとうに素晴らしい。 登山口近くにあるウリハダカエデは、緑から黄緑、黄色、オレンジ色、赤へと変化してゆくグラデーションが見事だった。 この後軽く朝食を摂って、大山へでかけた。 蒜山高原から大山への紅葉狩りの様子は次回以降に。
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