クッキーの気まぐれ日記
終わりにします10月6日が僕の最後の日でした。
去年の10月に新しい家に引っ越してきたけどフローリングで毎日つるつる滑る。
目が見えないので大変だった。病気になって迷惑を掛けられないので、この日で皆とお別れした。
今年の6月、口の中がおかしくなったのでお医者さんにいったら癌だと言われた。
悪性の癌のため治療方法が無いと宣告された。そのうちお口の中からお肉が出て来てしまった。
最後は奥歯までが出てきた。痛かったけど一度も泣かなかった。
毎日、お父さんと寝ていたが病気になってはみ出た肉から液体がたれるようになったので、一人で寝る
ことにした。今まで一人で寝たことが無かったが、布団を汚すといけないので寂しかったけど我慢して
一人で寝ることにした。いつもは、「寝るよ!」と言われて抱っこして2階に連れて行ってもらっていたが
何回か吠えて怒った振りをしたら、一人で寝かせてもらえるようになった。本当は凄く寂しいかった。
最初のうちは元気に散歩もできたけど、歩くのもつからくなった。
病気になった頃は何でも食べられたが、お口が開かなくなり噛むことができなくなり、注射器で
お肉の汁を飲ませてもらったよ。凄くつらい。
ここまで来ると、痛くてしょうがないが泣かなかった。本当は凄く痛い。
足も手も震わせて我慢した。皆がいるから我慢した。
10月8日は、おじいちゃんの3回忌で皆が出かけることを知っていた。僕の具合が悪いのでお姉ちゃんが
残ることになっていたが、お姉ちゃんにも迷惑を掛けるので終わろうと思った。
死ぬ前の日に、お父さんが上のお兄ちゃん以外を呼んでくれた。
その日の夜は、皆でさすってくれた。これで死ねると思った。
次の日は、下のお兄ちゃんが大学を休んで家にいてくれた。死ぬところを見せたくなかったので
少し目を離したときに死のうと思った。(9時20分には息をしていたが、9時40分には既に死んでいた。)
見られないでよかった。これで、皆が一緒におじいちゃんのところに行ける。
おじいちゃんの3回忌に行く前に、家族全員で僕のお葬式をしてくれた。
沢山の花と好きな食べ物を入れてくれた。本当のお別れだった。
皆、泣かないで。
クッキーより
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