文型系の記事を連続投稿しようと思っていたのですが、久しぶりに、質問BOXに質問がぶち込まれた模様なので、それをネタに書きたいと思います。大西せんせーの掲示板からお越しのchopperさん(笑)、よろしくどーぞ。だんだん、ブログっていうか、HPになってきたな。ま、いいか〜。
質問要約
It was obious for her to get a rise.(×)
It was obious that she got a rise.(○)
It is easy that you say that.(×)
It is easy for you to say that.(○)
It is necessary for you to study harder. (○)
It is necessary that you study harder. (○)
It・・to〜は、話者が難しいか簡単か・・などの形容詞がきたら。 It・・that〜はlikely,true,obiousなど判断を述べる形容詞がきた場合に使うと書かれています。 これでは、学校で教わったようにこの形容詞ならこの構文と憶えないとならないように思います。 もし、それぞれの構文に「呼吸や気持ち」があるならと思います。
時制って・・・(ぼやき)
英語って、ほんと、時制が少ないんですよ。怖いくらい。スペイン語とか、フランス語って、たくさんあるんだけど・・・。英語は、こんだけ。
・時制のない形
・時制のある形→現在形・過去形
こんだけ。楽だ〜。(笑)・・・あ、もちろん、英語に未来形はありません。文法の本で、「未来形」という表題がついてる本は、焼き捨てましょう♪そんな時制は、英語にはありません。フランス語とか、スペイン語とか、そっち方面の言葉をかじったことがある人なら分かると思いますが、「未来形」というからには、「未来をあらわす場合は、こういう活用します。こういう形を取ります。」という「法」が用意されていなければなりませぬ。英語には、未来のことをあらわす 表現はいくつもありますが・・・「法」はないんですよ。学校の問題集で、「未来形」って書いてたら、「未来表現」に変えてやんなきゃです。というか、「未来形」なんて書いてたら、まず、その本買わねー。
あ、話が逸れた。(得意)
でも、時制のない形って、もしかすると、皆さん、意識してないのではないでしょうか?
時制のない形は、漠然とした「状況」を表します。無味無臭というか・・・。
He loves Pepsi.
こういった、普通の文で登場する時制のある形の動詞は、ある事実を表します。実際そうする、したなど・・。くっきりとした、そういう事実なんです。
Love Pepsi!
あ、英語に「命令形」もないですよ。命令表現ならあるけど・・・。(笑)なにかを命令するとき、「動詞の原形」を使うなんて、習いましたよね。これが、「時制のないかたち」なわけです。「ペプシを愛するっちゅー行為」という実際、好き好き好きなどという事実性はまったくなく、「たんに好きっていう行為」漠然としたlove Pepsiという状況。それを目の前の相手に向かって、ポーンと突きつける。それが、命令文のキモチ。しかも、命令することって、「事実」ではないですもんね。
これも、単に、「to→」「〜っちゅー状況」というだけ。ある「事実」に向かうわけでなく、「ある漠然とした状況」に→してるわけです。toのあらわす状況は、いつでも、どこか、漠然としていてるんです。名詞的用法だろうが、何用法だろうが、常に、そこに感じられるは、「漠然としたそーゆー状況」って感じです。
じゃ、質問について。
It was obvious for her to get a rise.(×)
It was obvious that she got a rise.(○)
obviousという単語について考えてみてください。「見て分かる、はっきりしてる」という意味です。itは、漠然としたものを指しています。頭の中に、「ゴチャッ」とあるものをとりあえず指して、話を進めています。It was obvious for her (彼女にとって、(頭の中のゴチャッとしたこと=it)は、明らかだ)で、何が明らかなの?具体的に・・・というと、「she got a rise」という 事実ですよね。上は、ほら、to不定詞です。漠然としてます。明らかだよ・・・・と言う場合、マッチするのは、「ある事実」が明らかってことですから。
It is easy that you say that.(×)
It is easy for you to say that.(○)
言うのは簡単だよね〜。英語習得するのって簡単だよね〜。ある漠然とした行為のことを、簡単、難しいなど行ってるわけです。何かの事実がeasy・・・というわけではないですよね。「このブログに来るのは危険だって!」とか言うときも、ほら、来てるかどうか・・・そういう事実は全く感じない、「来るってこと」と、漠然としてるでしょ?
It is necessary for you to study harder. (○)
It is necessary that you study harder. (○)
〜が必要だよ・・・「〜」にあたる部分は、漠然とした状況が来るはずですよね。必要性を述べてるわけで。実際そうしてるかどうか、謎ですし。ちなみに、下のthat以下の動詞は、「時制のない形」ですよ。現在形じゃありません。shouldが省略された形でもなんでもないです。「時制のない形」です。
It・・that〜はlikely,true,obiousなど判断を述べる形容詞がきた場合に使う・・・。
こんなの、覚えます?つーか、覚えても意味ないし。こんな無意味な「規則」。
likelyは、「起こりそう」ですよね。「ある事実」が起こりそうなんです・・。
trueだって、「本当、真実」・・・「ある事実」がね。
「時制がある」「時制がない」この2つをしっかりとイメージの形にし、無意識にそういったそれぞれの「感触」を感じれるレベルになれば、「うーん、なんか、おかしくない?」「なんか、変」そういうのが分かってきます。一つのコアなイメージをつかむだけで、色んな無味乾燥の「規則」が、全部ヒモとけてくるー。あー、素晴らしきかな、イメージ♪
他にも、suggest, proposeなどの動詞のthat節の中は、原形、もしくはshould 原形・・・なんてのも、無意味な規則。ネイティブは、shouldを「面倒だから省略してる」わけではない。時制のない形があって、そこに、「should:〜べき」というニュアンスを入れたいとき、shouldを挿入してるだけ。
助動詞の後ろは、動詞の原形。will can mustなどなど。「〜するぞ」「できる」「しなきゃ」・・・ふーん。どれも、「事実じゃない」ですよね。だから、動詞の原形(時制のない形)。
>chopperさん
巷にあふれる文法問題の解説だとか、文法書の解説を見ると笑えてきますよ。
「まぢ、意味不明!」
って。。。単に、事実を羅列してるだけですしね。こういう、言わない。そんなんじゃ、自由に使えるわけないですからね〜。ただ、心に留めておいて欲しいのが、「この形容詞は、that節を取る、for-to-をとる」などという「ばかげた規則」は覚えなくて良いんですが、obviousは、時制のある形と合うよなー。likelyも事実と合う。desirable(望ましい)とかは、どうかなー。イメージを刷り込むために、色んな文にふれて、どれがどういう形を取るか・・・イメージを武器に、「慣れる」ことは、重要です。最初は、イメージして「これは、事実だな」とか、判別するのに時間がかかるかもしれません。でも、次第に、次第に、どんどん感覚的になり、「自分のもの」になってくると思います。イメージの理屈だけで満足しない、イメージを身体になじませる、そういった意味で、いろんな表現を感覚を通して、頭にINPUTしていくことも重要であることをお忘れなく。
ではでは。
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