ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)、2018年の
「ハロウィーン・ホラーナイト」、先日行って来ましたので内容と感想をまとめます。
今回は内容が一新され、例年通り(ホラーコンテンツ等で)キャーキャー騒ぐ、若者向けのハロウィン
「絶叫ハロウィン」と大人・女性も満足できるハロウィン
「大人ハロウィン」、そして例年開催されるパレード「フェスタ・デ・パレード」や今年初「ユニバーサル・ワンダーランド」をライトアップし、ハロウィンの装飾やハロウィン衣装のキャラクターと楽しめる
「こわかわハロウィン」と、3つの異なるテーマのハロウィン·コンテンツが実施されます。
ユニバーサル·ワンダーランドで実施の「こわかわハロウィン」。またミニオン·パークの前でもミニオンとグルーのこわかわハロウィンを実施。
2018年9月7日(金)※〜11月4日(日) 期間中毎日開催
※9月7日(金)は夜「JCB貸切」を実施するため、ホラーナイトの一般公開は翌日9月8日(土)から。
2018年9月9日の「日経MJ」(一面)には、USJのプロデューサーによる本年の「大人ハロウィン」方向へのシフトの経緯が掲載されていました。
◎ホラーナイトのコンテンツ一覧
※詳細は上記タイトルのリンク先にて
今年もエリアごとにゾンビの種類が異なり「狂ったサーカス団」、「毒まみれの患者」、「朽ち果てた海賊」、「凶暴なゴリラ」など新ゾンビが続々登場。例年以上にゾンビの衣装が凝り、また脅かし方も傾向が変わりました。
ゾンビが躍るゾンビ・モブは、今年は「ゾンビ・デ・ダンス」と改題され、ゲストはゾンビと一緒に踊れます。ただし、ゲストも踊れる要素自体は昨年からありました。
○ホラーアトラクション(ホラー・メイズ)
・「ホテル・アルバート」 ※別料金
今回のホラーナイトの目玉コンテンツ、そして大人ハロウィン·コンテンツの1つ。
「イマーシブ・シアター」というニューヨークで話題になった劇場型アトラクションを日本で初めて導入、40年前(※後述)のホテルを舞台にドアを開けて進む、登場人物を話すなど自身が「物語の登場人物の一員」となって展開していく完全没入型ホラー。体験時間は1時間20分(本編)にも及び、終了後は「ラウンジ」を1時間利用できます(ワンドリンク付き)。
料金は5,480円、この高額な設定は当初批判もありましたが、実際に体験された方からは「料金に見合った、素晴らしい内容であった」という感想も多く、また謎を呼ぶ本編の物語もネット上での議論や複数回体験される方も出て、集客に影響を与えたようです。一方で、出演者の台詞が棒読み、物語が薄っぺらい等の感想もあり、結局は人によって感じ方は大きく違った模様。
ネタバレ感想については、
こちらのサイトが大変参考になります。
2018年9月9日放送の「おはよう朝日です」(関西)ではアトラクション序盤の様子が詳しく放映されました。
ホテルロビーでボーイや従業員(メイド)、宿泊客と会話、一人ずつ客室に案内、占い師の登場、クローゼットに隠れて会話を聞く等があるようです。
・物語について(考察)
ホテルアルバートは40年前に惨劇が起こったというホテル。この設定にリアルリティを持たせるため、内部には実際に使われていた「年代物の家具」をアメリカより買い付けて設置されているそうです。そしてピエロが時間を巻き戻し、参加者達は40年前にタイムスリップし、物語が展開されます。
物語内容については、前述のよう様々な議論がされています。当初は、コンセプトアートの「Hotel Albert」の下に書かれている小さな英語の赤文字を並べると「I THE CARNE」となり、CARNEはスペイン語で「肉」つまり「人肉」を意味する言葉になる(
こちらのサイトを参照)。
そして「アルバート」というタイトルも、1910年〜1940年まで400人もの児童を暴行して殺害(自供による)しその肉を食べ、犯行が満月の日に行われたことが多かったことから「満月の狂人」とも言われたアメリカ犯罪史で史上最悪の殺人鬼
「アルバート・フィッシュ」に因む、即ち「食人」をテーマにした内容ではないかと言われましたが、実際の体験者の感想を聞くとそのような要素はなかった(薄かった?)みたいです。
実は「食人」、「満月の狂人」は無関係ではなく、本編の重要な要素になっている・・・。
諸事情により、自分は体験はしませんでした。
何でかって、単純に高くて時間がかかるからそこまでして体験する気はないのと、同行者の妻(我が家の財布を握っている)の許可も出なかったからさ♪
※詳細は上記タイトルのリンク先にて
こちらも大人ハロウィンのコンテンツ。呪われた幽霊船を舞台にしたホラーメイズ。恐ろしいゴーストから逃げ延びるため「音をたててはいけない」という、新感覚のホラーメイズ。
体験には開園時間から配布される整理券が必要。
・「ブラッド・レジェンド」
最後、3つ目の大人ハロウィンのコンテンツ。ヴァンパイアの住処で繰り広げられる恐怖を体験する4-Dシアターアトラクション。もちろん「シネマ4D」で開催。
自分が行った日はシステム調整が多発しており、結局プレショーを見ただけで本編は体験できませんでした。プレショーは世界各国に残る「吸血鬼伝説」の紹介。
内容は
こちらのサイトが参考になります。これによると、本編はヨーロッパ旅行(未確認ですが本当に海外にてロケをしたそうです)をしている女性2人が、吸血鬼の住む古城に迷い込み襲われるという内容みたいです。血飛沫の演出(水がかかる?)の多様や、かつて「学校の怪談」であったようシアター内に実際にアクターの出現もあるみたい。
※詳細は上記タイトルのリンク先にて
2018年1月アメリカで公開されたホラー映画
『インシディアス 最後の鍵』を完全再現したホラーメイズ。不気味な一軒家で繰り広げられる、恐ろしい亡霊との戦いを目撃。
個人的にはこれまで7年間実施されてきたUSJホラーナイトのメイズアトラクションで、最高の完成度。脅かしの演出が神がかっています。
昨年エルム街の悪夢やエクソシストをやった「パレスシアター」で実施。こちらも開園時間から配布の整理券が必要。
なお「インシディアス」のホラーメイズは本家「ユニバーサル・スタジオ・ハリウッド」及び「ユニバーサル・スタジオ・フロリダ」でも2013年頃より例年実施されており、今年も実施予定。ただ、USJは海外のとは関係なく日本オリジナルで作られてます。
※詳細は上記タイトルのリンク先にて
昨年2017年度より登場した
「デッドマンズ・フォレスト」の第2段。コンセプトは変わらないものの、内容は大幅に改良·追加されていて中身が非常に濃くなっています。
・「貞子 〜呪われたアトラクション〜」(ターミネーター2 3D)
2013年から登場した本コンテンツ、なんと今年で6年目の実施です。基本的な内容は毎回変わらないですが、昨年より携帯電話の着信音が鳴り響くという演出が加えられました。
※詳細は上記タイトルのリンク先にて
昨年と同じ場所、すなわち「サイレント・ゴーストシップ」の隣で実施。こちらも自分が行った日はシステム調整で実施していませんでしたが、内容は昨年と殆ど同じ(一部の演出は改良されている)とのこと。
なお、「カルト・オブ・チャッキー」については
こちらに映画の詳しい解説があるので、これを読むとホラーメイズ内の演出が理解できるかも。
全コンテンツの位置関係はこちらを参照。
○所感
今回「大人ハロウィン」というのが新しいコンテンツで注目されましたが、その内一つは有料コンテンツなのと他の2つも正直「大人の」を感じさせる要素が分からなかったので、まだ認知されるのは遠いのではと感じました。その他のコンテンツは非常に良くできていましたが、ややキャストの入れ替えやゲストの誘導にもたついたり、そもそもシステム調整が多かったり、運営が未熟な点も見れました。これは、直前の「台風21号」の被害(USJは9月4日と5日の2日休園)で、最終の仕上げが間に合わなかったのではと思います。なので今後、開催期間中にいろいろ改良がありそうです。
今回も9月7日(金)JCB貸切の日に行ってきました。前述のよう今年はホラーアトラクションのシステム調整で振り回される事も多かったですが、それでも殆どのホラーコンテンツは体験でき、レギュラーアトラクションもミニオン、フライングダイナソー、ハリウッドドリーム(+バックドロップ)を含む、どのアトラクションも待ち時間ほぼなしという天国みたいな状況で楽しめました。ご招待ありがとうございました。