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ナガシマスパーランドに新コースターが誕生しました。かつてあった木製コースター「ホワイトサイクロン」の構造を一部流用し、鉄製のレールを新たに設置した、日本初となる木製+鉄製のハイブリッドコースター「白鯨」です。
○発表の経緯2018年9月24日(月)、長島観光開発(株)より記者発表が行われ、2018年1月に運行を終了した「ホワイトサイクロン」跡地をハイブリッドコースターへのリニューアル、そしてコースター名が「白鯨」になると公表。
この中で「2019年3月オープン予定」と言われていたのにも関わらず、3月に入ってもくオープン日に関して何の音さたもない状況が続きファンをやきもきさせました。その後3月8日に公式ツイッターより「2019年3月下旬オープン予定」と公表(ここでも具体的に日時は未発表だった)、そして(オープンまで1週間を切った)3月22日にようやく「2019年3月28日(木)」と告知されました。
○ハイブリッドコースター化、「RMC化」について「ホワイトサイクロン」のリニューアル、ハイブリッドコースター化というのは「近年アメリカで行われている、RMCによる木製コースターのハイブリッドコースター化(→RMC化)」となります。
そもそも「RMC」とはアメリカの建設会社「ロッキーマウンテン建設」の略称で、同社は木製コースターの走路張替えや改修、そしてハイブリッドコースターの建設業を行っています。
ハイブリッドコースターとはレール部分が鉄製、支柱部分が木製(或いはその逆)のコースターです。レールが鉄製になることで木製では難しかったループやスクリュー回転のコース設計もできるようになります。近年、アメリカでは多くの木製コースターで同リニューアル工事が行われ、木製の特徴を残しつつ、ループ回転等の多彩のエレメントを取り入れたコースターが誕生しています。
この「白鯨」の場合、日本初のハイブリッドコースターながら世界的にもハイレベルなスペックを誇っており、コース全長「1530m」は(アメリカ)シダーポイントにあるハイブリッドコースター「Steel Vengeance」の1750mについで世界2位、高さ「55m」は同「Steel Vengeance」(62.48m)、(スウェーデン)Kolmarden「Wildfire」(56m)についで世界3位となります。
※2019年3月30日現在
○待ち列について待ち列は「ホワイトサイクロン」の時と殆ど同じです。違うのはホワイトサイクロンでは階段からプラットホームに直通する形だったのに対し、白鯨では途中でロッカールーム(ライドフォトのショップがあった所)を経由し、荷物を預けてからプラットホームに行く形に。後述の優先券(1000円)では階段の所から合流します。 ○待ち時間の目安現在最新アトラクションということだけあって、朝イチに混雑が集中し昼過ぎで減少、夕方頃減少をみせるという状況です。なので開園待ち→白鯨へ直行の流れに出遅れたら後回しにして午後様子を見るか、素直に優先券(※)を利用すると効率が良いかもしれません。列の動きは早い方ではありますが、ホワイトサイクロンと比べると鈍くなった印象。目安として、天候が良い混雑日はピーク210分で平均120分、天候が悪く空いている日はピーク90分で平均45分という感じです。 ※ナガシマスパーランドの優先券は他のパークのように時間指定ではなく、あくまで「優先券専用の(短縮された)待ち列がある」という方式です。なので基本優先券の売り切れはなく、利用者が多ければ多い程、優先券でも待ち時間は長くなります。なので優先券でも60分待ちみたいな状況もあります(そのためこの方式を疑問視する声も多いです)。悪天候の影響については、ナガシマスパーランド全体の傾向として雨が降り出すと強さに関係なく、どのコースターでもその時点で受付を締め切り(それまで並んでいる人は基本乗せるみたい?)、霧雨程度になったら受付再開する流れのようです。 ○コースター車両こちらが白鯨の車両になります。なんと掴まる手すりが前ではなく横(片方だけ)というちょっと変わった構造。乗り心地は結構良い方。出発時の掛け声は「白鯨調査団、出航準備完了。Ready Go!」。
○コースの紹介&体験レポート世界各地のハイブリットコースターと同様、非常にトリッキーなコースレイアウトになります。
プラットホームから出ると、ハイブリッドコースターでよく取り入れられている「うねうね捻った小さいドロップ」を経て巻き上げへ。ここは「大海原を豪快に泳ぐ白鯨」をイメージしているようです。 いきなり驚かされるのは、この「80度」という急傾斜のファーストドロップ。前の席では真っ逆さまに落ちる感覚、後ろでは引き込まれ感が強いです。 ファーストドロップ後は2段に分けて坂を上るため、結構な「浮き(エアタイム)」を楽しめます。その後は外に放り出されるような「逆カントカーブ」が待っています。
「逆カントカーブ」の後は2段落としのドロップ→「半回転捻り」、→傾斜のきつい大カーブ、そして「360度スクリュー回転」となります。
上記のスクリュー回転(赤丸)の後、左側に「90度カーブ」で大きく回って奥側へ(黄色矢印)。ここにも「360度カーブ」があり、その後は木の枠組みの中を小刻みにドロップしながら、駅舎まで進んでフィニッシュとなります。 ・YouTube乗り撮り(POV)動画
○感想とにかく凄いスピード感と浮きが楽しめるコースターです。国内だと東武動物公園「カワセミ」の感覚に近いか、それ以上かもしれない。それでいてトリッキーなレイアウトなので、アドレナリンが全開でハイになれます(謎)。
自分は昨年アメリカ「シックスフラッグス・マジックマウンテン」にある「ツイステッド・コロッサス」でハイブリッドコースターを体験済みだったのでそこまで驚きはなかったのですが、ハイブリッドコースターが初めての方はこの体験には驚かされると思います。 車両前と後ろでは感覚が多少異なり、一番後ろだと前方の1.5倍くらいは(感覚的に)浮きが強いと思います。ただ、さすがに強すぎて人によっては不快に感じられるレベルなので、個人的には前方から真ん中あたりまでの席がおすすめです(そもそも選べないのですが…)。 白鯨のオープンを記念して、園内飲食店で白鯨オリジナルメニュー、隣接する温泉「湯あみの島」ではオリジナルビールが販売されています。 |

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