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祇園祭の32基ある山・鉾の中で、オヤジが一番好きなのは船鉾です。
鉾全体が、丸みを帯びた船の形をしており、歴史を感じつつ、愛らしい鉾なのです。
厄除けの粽 ( ちまき ) は、毎年知人から 放下鉾 ( ほうかぼこ ) の粽を頂きますが、
宵山には、家族で船鉾を見にいこうと思っています。
船鉾のご神体は四体、代表として挙げられるのが 神功皇后 です。
遠征中の天皇が海上で亡くなった際、夫に代わって海軍を率いて勝利したという伝説をもつ女性です。
しかも、皇后はそのとき妊娠中で、凱旋後、後の応神天皇を出産したと伝えられています。
その神話から、船鉾は航海の安全と安産に御利益をもつと言われています。
神功皇后のご神体が身につけるお面が 『 神面 』 です。 神面は、室町時代につくられた本面と、本面に似せて江戸時代につくられた写し面と呼ばれるものと、
ふたつがあります。
普段は厳重に保管され、祭りの始まる時期、毎年7月3日に面を取り出し、無事を確かめます。
それが 『 神面改め 』 と呼ばれる儀式です。
巡行の時に神功皇后がつけるのは写し面です。本面は、町内の方が木箱に納めて鉾に乗せます。 この神面は、船鉾が誇る数ある宝のなかでいちばん貴重とされているもので、町内の方々の想いは
ひときわのようです。
江戸時代後期 ( 1864年 ) の大火の際、船鉾町の年寄が、この神面を抱かかえ三日三晩野宿して
守り抜いたそうです。
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