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久々に、おカタい話です。
「どうせまた得意の勘違い話だろ!」というような声も聞こえてきそうな気が…
う〜ん、そうかもしんないですが ^^;
ここ10年くらい、この国のメディアの在り方にちょっと幻滅している。
個人的には、これから先がコワい。
大手メディアがイギリスの大衆紙となんら変わらない発言をするから…。
ここ数年の間、メディアで話題になったことをちょっと挙げてみると…
ライブドアとフジテレビ
NHKと朝日新聞と安倍・中川両議員の問題(報道干渉)
北朝鮮への経済制裁
NHKの受信料未払い
宅間守の死刑
拉致問題
議員の年金未納問題
イラク人質関連問題
ヨン様ブーム
タマちゃん
アフガン空爆〜タリバン政権解体
日韓ワールドカップ
同時多発テロ
他にもいろいろあったが、ざっと思いつくことを列挙してみた。順番はちょっとうろ覚えだけど、一応新しい順に挙げたつもり。
上に挙げた話題を、情報の送り手や受け手がどれくらいきちんと咀嚼しているか…かなり疑問。もちろん、僕も含めてですが。
どの話題も「善・悪」「かわいい・かっこいい」とかいうような切り方ばかりだった。ほとんどハリウッド映画並のノリ。
通常、どんなニュースでも、オモテとウラとその中間があるわけだけど、片方の視点だけからしか解答を導きだそうとしていないフシがある。上で挙げた話題だけでなく、全般に言えるけど。
上に挙げた話題では、ほとんどのメディアが勝手な感情論や一方的な論理でしか物事を論じなかった。これはもう、ジャーナリズムでもなんでもないですね。好き嫌いで言いたいこと言うだけだったら、子供でもできるんだから。自分の感情はあって当然なんだけど、それ以外を考えてみることが、まっとうな大人の社会だと思うんだけど。
そんなことを言うと「人間だから感情があって当たり前だ」とかいう人がいるけれど、世の中が感情論で支配されたらどうなるか、70年前のヨーロッパの某国の歴史などで学んでいるはずなんだけど…人間って、成長できないんだろうか。
ウラの側面をさぐったりしながら問題を提起するのが、送り手の義務であり、受け手はそこからひとつの解答(あくまでもその時点での解答)を導きだす…というようなことが、なぜかされていないような…。
政治家がTVでしゃべるような番組を見てても、個人的な感情や経験談をディベートの話材にする人がいるけれど、それはその人だけが思っていることであり、一般的なコンセンサスを得ようと思ったら、そういうことを言ってもしょうがない。それをやりだしたら、反対論は強硬な手段でねじ伏せるしかなくなる(今既にそうなっている)。そうならないようにするのがディベートというか議論なんだけど…それもないし…国会中継は茶番だし…(あらすじのある原稿をわざわざ議員が喋んなくても…筋書き書いてるヤツが喋ればいいんじゃない、って思うのは私だけでしょうか?)。
もうひとつ、上に挙げた全ての話題に通じることは、「のど元すぎればなんやら…」で、忘れ去られてしまっていること。次のステップにつなげるための議論が継続されない。だから全く進歩がない。
さらにもうひとつ、こういう感情論的なニュースの裏で、様々な重要な法案が、ほとんどたいした議論もなく可決されたことが多いこと。
以前にも書いたけれど、通信傍受法、個人情報保護法、国旗国家法、有事法制(周辺事態法など)、人権保護法案…法案の名前だけ挙げれば、なんだか国が民の面倒を見てくれそうな感じがするが、それらの本質は…個人的に思うに、戦前の「国家総動員法」「治安維持法」を現代風にアレンジしたもののように思えてならないものが多い。うがった見方をしなくても、あれらの法の文面には何かヤバい気配を感じるものが多いから。一言で言えば「統制」ですな。
世界がわりとナショナリズムの方向に向かってしまっている現在、危機管理などが大事なのはわかる。僕は特に右寄りでも左寄りでもないけれども、最近の中国や韓国の言っていることに、「オカシイよそれ」って思うことも多々ある(この国の政府が言っていることもチョットな、ってのは多いですが)。
けれども、そういうことがあっても、前述のような重要な法案って、もっとしっかりとした議論が必要だったはずなんだけれど…そんなときにメディアが騒いでいるのは「タマちゃん」だったり「イラク人質口撃」だったりして、そのウラでコッソリ可決、みたいなのがあまりにも多いような気がする。こうなるともう、タカ派の政治家とメディアが癒着している(だいたい記者クラブってのはなんなんだろう)と思われてもしかたないように思う。実際そうなんだろうけどサ。
う〜ん…
…不安です。
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確かにマスコミが何かの話題に夢中になってるときをねらって重要法案をの話を進めていく節がありますよね。ほんといやらしぃです。。
2005/4/4(月) 午後 10:49 [ mkm*0*10 ]
黄色い声援を(笑・違)、ありがとうございます。そうですねぇ、「右傾化」とかいうコトバは使いたくないんですけど…なんかそういう方向に行ってますねぇ、日本だけじゃないですが。10年前には想像もしなかった世の中になっているんで。。。
2005/4/4(月) 午後 11:22
大臣の答弁は霞が関のペーペーから官僚が作っている。それをテレビで見ながら仕事をしている官僚。霞が関の日常はそんな感じですよ。
2011/11/16(水) 午後 9:41 [ パイン ]