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去年の衆院選直後のエントリで「来年(2010年)の参議院選挙は、もしかしたら衆参同日選挙になるんじゃないか。民主党の行く末は、それくらい厳しい」とか書いたと思う。
同じことを何人かの人にも言ったが。
皆、「そんなことあるわけないだろw」と鼻で笑ってたな。自分の親くらいの歳の、わりと見識が広い人でも。
こんなこと書くと、当たったときだけ大騒ぎする占い師や競馬の予想屋みたいだけど、今やそれ(衆参同日選挙)すらもヤブサカではない状況である。
あの頃は、マスコミに足を引っ張られて支持率低下という局面もあるのではないかと予想したが、それは案外少なかったように思う。
予想外だったのは、総理の脱税だったな。
これが結構なインパクトだった。
まあ、額が額だからな。
では、なぜ政権が破綻すると予想したかというと。
外交・防衛問題で必ず暗礁に乗り上げるだろうと思っていたから。
内政のこと…たとえば子ども手当なんかは、財源があろうがなかろうが数の論理で押し切ることはできる(個人的には反対。児童手当の拡充等を進めるべきであった)。
しかし、外交・防衛はそれができない。相手あってのことだから。
それも、相手は「アメリカ」という、ヤクザの親分みたいな国だしな。
アメリカに比べたら、中国はまだチンピラっつうくらいなもんだ。
もっとも、時としてチンピラのほうがヤクザよりタチが悪いこともあるが。
というわけで、あてずっぽで首相の退陣を予見したわけではなく、当初から、社民党と国民新党との連立には相当無理があると思ったから、短命政権になるであろうと予測したわけだ。
亀井のジイサンが噛んでる郵政や金融政策の方もあまりに強引なことになっているが、それは100万歩譲って置いとくにしても、安全保障問題で社民党と折り合いがつかないことは当初からわかりきっていたはず。
だから、政権発足直後、なぜ内閣支持率が7割に近い数字なのか、不思議でしょーがなかった。
こんなに無理がある連立政権の何に期待するのかと。
「この人はこんな政権交代では浮ついた発言をしないだろう」と思ってた作家まで、ブログで民主党礼賛してたりして、なんだかおかしいな、なんて思ってた。
それも、東アジア人特有の「雰囲気に流されてしまう」性格の表れか。
ま、個人的に、政権に関わる(であろう)政党に票を入れず、一歩引いて冷めて見ていたから…別の言い方をすれば、民主党フィーバーみたいなお祭りを外から眺めていたからこそ、あの内閣に違和感をもったのかもしれん。
選挙自体は歴史的だったかもしれないが、あの内閣で「国が変わる」なんて期待感はそれほどなく。
とか言いながら閣僚記者会見とかは一応ライヴで見たけどさ。
さて、昨年8月の段階で、鳩山政権が短命であろうことは予測できたが、ここから先はいくつとものシナリオが交錯していて、現段階では読めない。
とりあえず総理が菅さんに決まったが、小沢さんがこのまま黙っているか、とか。
とてもそうは思えないんだよな。
あの古狸みたいなオッツァンのことだ。必ず何か画策するだろう。
それに、政界再々々編の動きもあろう。
何かあるとすれば、参院選後。
それを経て9月の民主党代表選挙後、だろう。
そこまでは、ちょっと何とも言えないな。
にしても、久しぶりに世襲のボンボンでない総理だな。
それに、初めて自民党出身でない総理(もともと社民連だったっけ??)。
結構意味深いことのようにも思う。
行動力とリーダーシップも、鳩山さんよりはずっとマシだろうと予測する。
ただ、菅さんは得点も多いが失点も多いと思う。
彼の野党時代の国会を見ていて「ケンカの売り方が上手い人だな」と思ったけど、守りに入ったときにどうだろうか。
失言も多いタイプだから、日々のぶら下がり会見で余計なことを口走りそうな気がする(笑
失点を重ねたとき、どうリカバリーするか。
それに。
去年の鳩山政権発足時のような、順風満帆の船出ではないことも考え合わせるべきだろう。
小沢さんや政界再々々編の牽制をどうかわすか、みたいな、内閣での仕事以外に気を遣わなければいけないことが多すぎるし。
敵からすれば、そこが狙い目なのは明白。
というわけで、しばらくは駆け引きばかりの国会となる可能性が濃ゆいだろう。
現段階で言えるのはそんなところかな。
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漢字が読めない
空気が読めない
ときて、いまの総理は・・・
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2010/7/4(日) 午後 8:14
コメント、TBありがとうございます。
まあ、参院選が終わるまでは何とも言えないですね。
菅さんのお手並みも、まだ全然見られないんで、よくわからない。
というわけで、今回の選挙、私は白票を入れに行きます。
2010/7/5(月) 午前 1:01